[東京 18日 ロイター] - 防衛省は18日夜、中国のものと推定される無人偵察機が、東シナ海の日本の防空識別圏(ADIZ)内を飛行しているのを確認したと発表した。日本が中国のものとみられる無人機の飛行を確認したのは2回目。領空侵犯はなかった。 確認したのは今月10日午後の数時間。日本が実効支配し、中国も領有権を主張する尖閣諸島(中国名:釣魚島)の北約160キロ付近で、中国が設定したADIZ内でもある。航空自衛隊が戦闘機を緊急発進させて対応した。防衛省は、中国が開発した偵察用無人機「BZK-005」と推定している。