大阪・高槻市は、今月18日の地震で小学校のブロック塀が倒れ児童が死亡したことを受けて、塀が設置されたいきさつなどを調べていますが、市の調査では限界があるとして、第三者委員会を設置して調査を続けることになりました。 高槻市では、寿栄小学校で基準に適合しないブロック塀が地震で倒れ、女子児童が死亡したことを受けて、この塀が建てられたいきさつやこれまでの点検の内容などを調べていますが、調査は十分進んでいません。 会議の中で、濱田市長は市の調査では限界があるとして、今後は第三者委員会を設置して調査を依頼する考えを示しました。 第三者委員会には、危機管理や建築の専門家に参加してもらい、資料の洗い出しやブロック塀を点検していた業者への聞き取りを行うということです。 また、ブロック塀の危険性が見過ごされてきたことについては、教育委員会と市役所の建築部門との連携が十分でなかったことが背景の一つにあると見られ
サッカーワールドカップロシア大会で、イングランド代表の選手が妻の出産に立ち会うため、一時帰国しました。この選手は、決勝トーナメントの初戦に出場できませんでしたが、チームの監督は、「人生にはサッカーよりも大切なことがある」と述べ、その決断を支持しています。 デルフ選手は、この日、みずからのインスタグラムで娘が生まれたことを報告し、「最もすばらしい24時間を過ごした。この幸せと感謝の気持ちは言葉では表せない」と投稿しました。 イングランドのサウスゲート監督は、「人生にはサッカーよりも大切なことがある。ワールドカップに出場する機会は1度きりかもしれないが、子どもが生まれる日も1日しかない。家族を大切にする選手を私たちが支えることはとても重要だと思う」と述べ、選手の決断を支持しています。 イングランドは、7日スウェーデンとの準々決勝に臨むことになっていて、デルフ選手も試合に間に合うよう、チームに合
「学校にエアコンないからとこんなに沢山の保冷剤を持参する娘」学校の暑さに驚く母親のツイートです。あの手この手でしのぐ学校と生徒。中にはエアコンの設置費用をふるさと納税に頼る自治体も出てきました。(ネットワーク報道部記者・飯田暁子 藤目琴実) ツイッターなどのソーシャルメディアには学校の暑さを嘆く声があふれています。 「先週、熱中症疑いで早退した娘。今時エアコン無しで勉強しろって言う方が無理」 「千葉の小学校はエアコンを入れないことで有名だけど、うちわとか扇子を準備しろって、、?変な世の中になったもんだわ」 中には「冷房を適切に利用するなど十分な対策をとってください」と、熱中症予防を呼びかける市の防災メールの画像とともに「毎日こんな市の防災メール来るけど…子どもたちがいる学校にエアコンはない…」と自治体の対応を疑問視する意見もあります。 最後に関西の中学教員の声。 「これだけ暑いにもかかわら
衝突事故を起こし横須賀基地の乾ドックに入った米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」。米海軍提供(2017年7月13日撮影。8月18日提供)。(c)AFP/US NAVY/Christian SENYK〔AFPBB News〕 海軍艦艇による弾道ミサイル防衛のためのパトロール任務は、戦略環境の激変という観点からは、アメリカ海軍にとってこの上もない足枷となっている──アメリカ海軍作戦部長ジョン・リチャードソン海軍大将(米海軍軍人の最高位)は、アメリカ海軍大学校での講演でこんな趣旨の発言をした。 BMD任務が駆逐艦衝突事故の遠因に リチャードソン大将によると、現在アメリカ海軍は弾道ミサイル防衛(BMD)のために高性能多用途戦闘艦であるイージス駆逐艦を多数割り当てているため、海軍がこなすべきBMD以外の様々な任務を犠牲にせざるを得なくなっているという。 昨年(2017年)、第7艦隊で民間船舶
北朝鮮・新義州にある化粧品工場を視察した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と李雪主(リ・ソルジュ)夫人。国営朝鮮中央通信提供(撮影日不明、資料写真)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS〔AFPBB News〕 北朝鮮による日本人拉致事件が切迫した情勢を迎え、より大きな関心を集めるようになった。そんな状況のなか、日本の国会議員の一部が「拉致問題の解決よりも、まず北朝鮮との国交樹立を」と主張する動きを見せ始めた。 拉致被害者の1日も早い帰国を望む「家族会」や、その努力を支援する「救う会」は6月末に緊急集会を開き、そうした動きへの強い反対を決議した。 拉致問題を後回しにする議員連盟 拉致問題の早期解決を求めるこの緊急集会は、6月29日、東京都内で開催された。 集会を主催したのは、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協
米独立記念日の4日、3年ぶりの高値付近を維持した原油先物相場にトランプ米大統領がツイートで怒りを爆発させた。 トランプ大統領は、石油輸出国機構(OPEC)はガソリンコストの引き下げに「ほとんど役に立っておらず」、「それどころか、価格を押し上げている。米国が多くの加盟国をほとんど無償で守っているのにだ。互恵的な関係にする必要がある。価格をすぐに引き下げろ!」と述べた。 このツイートはニューヨークでの4日の原油先物取引終了後に出された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)8月限は現地時間午後1時前後の取引終了時点で、前日比19セント(0.3%)高の1バレル=74.33ドル。 原題:Trump Ups Pressure on OPEC to Boost Supply as Oil Holds Gains(抜粋)
経済財政諮問会議の民間議員を務める日本総研の高橋進名誉理事長は、足元の堅調な経済状況は「デフレ脱却の最大であり、最後のチャンス」とした上で、2019年10月の消費増税に向けて積極的な財政出動を実施し、景気の腰折れを回避すべきだとの考えを示した。 高橋氏は3日のインタビューで、「日本経済の成長力を強化し、潜在成長率を上げる取り組みが必要だ。そこを一気に加速するためにお金を使って対策を打っていくべきだ」と語った。内閣府によると18年1-3月期の潜在成長率は1.0%。 高橋氏は、軽減税率が導入されることなどから、前回の増税時に比べて景気が落ち込む「蓋然(がいぜん)性は低い」ものの、景気が後退した場合に10ー20兆円規模の大々的な経済対策を打つ財政的な余裕はないと指摘。20年の東京五輪後の需要変動も見据えた予防的措置として「万全の対策で臨む」必要性を訴えた。 具体的には、住宅や車などの消費変動対策
債券リサーチの第一人者として知られる英銀HSBCホールディングスのスティーブン・メージャー氏らは、株式相場急落やボラティリティーの急激な高まり、仮想通貨の価格崩壊は偶然の一致ではなく、いずれも世界的なクレジットクランチ(信用収縮)が起きつつある兆候だと指摘した。カタツムリのようにゆっくりしたペースで事態が進行しているだけだという。 メージャー氏らのチームは、世界のリスク市場で見られるセルオフ(大量の売りによる急落)の「ロングリスト(一覧表)」について、ドルの流動性逼迫(ひっぱく)に伴う混乱の兆しと受け止めている。こうした状況に対応し、同氏らはドイツ国債の利回り見通しを引き下げ、クレジットに一層弱気になり、新興国市場債への警戒も一段と強めた。 HSBCで債券リサーチのグローバル責任者を務めるメージャー氏は4日のリポートで、「市場参加者は通常、循環的データや偶発的なイベントから予測の妥当性を確
中国複合企業、海航集団(HNAグループ)のナンバー2がフランス南東部で事故死し、同社の混迷に拍車がかかった。事業買収を積極的に進めてきた同社は現在、一転して大規模な資産売却に追われている。 仏警察当局によると、同社の王健共同会長は3日、南仏プロバンスのボニュー村で自身の写真を撮ってもらっている際、15メートルほどの高さから転落した。警察は不審死ではないとみている。王氏は20年余り前に海航集団の創業に参画した。同社は王氏が仏出張中に転落事故で亡くなったと発表し、それ以上のコメントは控えた。
マレーシアのナジブ前首相(以下、ナジブ氏)が3日、政府系投資会社「1MDB」に関連した公金不正流用疑惑などで、ついに逮捕された。 同事件では、ナジブ氏が首相在任中に同投資会社から約7億ドル(約780億円)を不正に受領していた疑惑だけでなく、家族や関係者を含め約45億ドル(約4900億円)にも上る公的資金を横領したと見られてきた。 4日、裁判所に出頭したナジブ氏は、1MDBの公的資金を不正に受領したなどの背任罪などで起訴されたが、 全面的に無罪を主張。 「マハティール政権による政治的報復で、身の潔白を明らかにする」と来年2月に予定される公判で、徹底抗戦を張ると主張した。 本コラムでは、2015年3月、ナジブ氏の同不正流用疑惑に関して、日本のメディアで初めて報道して以来、同事件の連載を通じ、疑惑の真相追及に迫ってきた。 (http://jbpress.ismedia.jp/articles/-
確かに、レニウムはジェットエンジン・ガスタービンの性能向上に不可欠であり、産業界だけではなく、空軍でも必要としている。 本当に択捉島で年間36.7トンものレニウムが生産できる資源があるとすれば、それは経済的意味だけではなく、軍事的、政治的意味を持つかもしれない。日本側から見て領土交渉に悪影響を与えそうに見える。 しかし、金やプラチナよりレアで、世界でも年間50~60トンしか生産も消費もされないような金属が、本当に択捉島だけで36.7トンも作れるのだろうか。 今回は、択捉島のレニウムの実態に迫っていく。 択捉島のレニウム資源の正体 択捉島でレニウム資源らしきものが発見されたのは、1990年代である。択捉島の北端に近い硫黄岳(クドリャヴィ火山)でレニウムを主成分として含む鉱物が見つかった。 地質の世界の常識では、レニウムは希少過ぎるので、他の鉱物の不純物としてしか存在しないと考えられていた。専
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