肱川(ひじかわ)が氾濫して甚大な被害が出た愛媛県大洲市では、し尿処理施設が被災し、汚水処理が1週間以上できない状態が続いている。家庭の汚水槽の容量も限界に近づいており、被災者からは「排せつのことを考え、水や食事も我慢している」と深刻な声が聞かれる。 大洲市など2市2町でつくる衛生事務組合が運営する処理施設「清流園」は、下水道が普及していない約5万8000人分のし尿や浄化槽汚泥を処理している。施設は同市米津の肱川沿いにあり、今月7日の氾濫で管理棟と処理棟が150センチ近く浸水。…
肱川(ひじかわ)が氾濫して甚大な被害が出た愛媛県大洲市では、し尿処理施設が被災し、汚水処理が1週間以上できない状態が続いている。家庭の汚水槽の容量も限界に近づいており、被災者からは「排せつのことを考え、水や食事も我慢している」と深刻な声が聞かれる。 大洲市など2市2町でつくる衛生事務組合が運営する処理施設「清流園」は、下水道が普及していない約5万8000人分のし尿や浄化槽汚泥を処理している。施設は同市米津の肱川沿いにあり、今月7日の氾濫で管理棟と処理棟が150センチ近く浸水。…
NHKが各地の警察や消防を取材してまとめたところ、今回の記録的な豪雨で、これまでに広島、岡山、愛媛を中心に、204人が死亡し、3人が心肺停止の状態になっているほか、24人の安否が不明となっています。 ▽呉市21人 ▽広島市18人 ▽東広島市12人 ▽坂町15人 ▽三原市8人 ▽熊野町8人 ▽竹原市4人 ▽福山市2人 ▽海田町1人 ▽府中市2人 ▽尾道市2人 ▽安芸高田市で2人が死亡していて、今回の記録的な豪雨で広島県内で死亡した人は合わせて95人にのぼっています。 岡山県では、 ▽倉敷市が最も多く51人で、このうち50人が広範囲が浸水した真備町です。 さらに、 ▽総社市4人 ▽笠岡市3人 ▽井原市2人の合わせて60人が死亡しました。 愛媛県では ▽宇和島市11人 ▽西予市5人 ▽大洲市4人 ▽松山市4人 ▽今治市2人の合わせて26人が死亡しました。 京都府では ▽綾部市3人 ▽舞鶴市1人
西日本豪雨で気象庁が最初の大雨特別警報を出してから13日で1週間が経過した。四国では愛媛県を中心に断水が続き、各地で道路が寸断され生活再建を阻む。農水産、観光といった主要産業のダメージも大きい。被害把握が追いつかない状況だ。一方、橋が流失した高知自動車道の通行止めが同日解除。浸水した小売り各店も営業を再開し始め、復旧への歩みは進みつつある。13日午前11時、高知道の川之江東―大豊間(27キロメ
西日本を襲った記録的豪雨で3連休初日の14日、岡山県や広島県などの被災地に全国各地から多数のボランティアが駆け付けた。強い日差しの下、参加者は浸水した家屋からの泥のかき出しや家財搬送、ごみの片付けなどに汗を流した。「疲弊している被災者の力になりたい」。両県では連休中、延べ1万2千人以上の参加が見込まれるなど支援の輪が広がっている。土砂崩れや川の氾濫に襲われた広島市安佐北区の口田南地区では14日
防衛省は自衛官の採用年齢を広げる調整に入った。主に高卒者を対象にした採用枠について、18歳から26歳までの募集対象の年齢上限を30歳程度まで引き上げる。2019年度にも実施する方向だ。少子化が進み対象の世代が減り続けている。民間企業との獲得競争も激しく人材確保は年々厳しくなっている。要件を約30年ぶりに変更して門戸を広げる。年内に対象年齢などの詳細を詰め、応募条件を定める省令を改定する。年末に
世界的な海洋汚染が問題になっているプラスチックの微粒子マイクロプラスチックが、陸地から遠く離れた大西洋の深さ300~600メートルにいる深海魚の体内にまで蓄積していることをアイルランド国立大の研究グループが15日までに突き止めた。検出率は全体の70%超と高く、調査した7種全てから見つかった。いずれも資源量が多い魚で、マグロやイルカ、海鳥などの餌として海の食物連鎖の中で重要な役割がある。グループ
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