イーロン・マスク訪中に見る米国のダブルスタンダード【朝鮮日報コラム】 ▲写真=NEWSIS 「馬兄」という愛称と共に中国政府・国民から熱い歓待を受けた、テスラ社CEO(最高経営責任者)のイーロン・マスク氏が中国で見せた動きは、あまたの話題を生んだ。米国と中国の関係をシャム双生児(体の一部がくっついた状態で生まれた双子)になぞらえて中国を持ち上げたかと思えば、中国最大のバッテリーメーカーCATLの曽初から最後まで一貫して、米国の政策基調とは合わない言行を続けた。 イーロン・マスク氏がしばしば取る突出行動だとするには、その始まりが釈然としない。今年、コロナ封鎖令が解かれるや、すぐさまアップル、インテル、ゼネラルモーターズ(GM)、スターバックスなど米国の巨大企業のトップが中国を訪れた。イーロン・マスク氏と同じ時期に中国を訪れた「ウォール街の皇帝」JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEO(最高経
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