ロシア軍が着々と迫るウクライナの首都キエフ。1日には市内のテレビ塔がロシア軍による砲撃を受け、5人が死亡した。極限状態のキエフで取材を続けるジャーナリスト・田中龍作氏の現地リポート第2弾。 ◇ ◇ ◇ キエフの街中では緊張感が高まっています。外を歩く市民も数…
「誰も迷惑がっていない。はっきり言うと、遅れたということで迷惑をかけたのは結果であって、それをつくったのは航空機だ。いっさい迷惑かけてない」 広島県呉市のベテラン市議は、8日、地元テレビ局の取材にこうまくし立てた。 6日午前9時50分、釧路空港から羽田空港に向かう…
1949年熊本県生まれ。明治大学法学部卒業。軽妙な語り口と、分かりやすい経済・株価分析などに定評がある。ラジオNIKKEI「ザ・マネー」にレギュラー出演。著書は「これから10年 株で『1億』つくる!」(すばる舎)、「株長者が絶対にハズさない『売り』『買い』サインはこれだ!」(ビジネス社)など多数。
日本列島で立て続けに起こった地震。3日午前6時37分に山梨県東部・富士五湖、午前9時28分に和歌山県・紀伊水道でそれぞれ震度5弱の揺れが襲った。関東と関西で起きた地震だが、専門家によれば、いずれも「南海トラフの前兆」だという。 ◇ ◇ ◇ 山梨県東部・富士五湖の地震は震度5弱の前に、午前2時18分(震度4)、23分(震度3)にも起きていた。 関東周辺ではこのところ地震が続いている。11月30日には東京23区、今月1日には埼玉県北部と千葉県東方沖。同2日には茨城県南部で震度4を記録したばかりだ。立命館大環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授はこう言う。 「首都圏周辺から関西に向かって地震が目だちますが、国土地理院の電子基準点測量によると、8月頃から、地殻変動の様子が変わりました。日本列島全体が北東から南西に移動したと思えば、11月になると日本列島全体が南西から北東方向に移動しています。
岸田政権の発足に伴い、約8年9カ月間にわたって務めた大臣の座を離れることになった麻生太郎財務相(81)は4日、財務省で最後の記者会見に臨むと、いつものべらんめぇ口調でこう言い放った。 「あんた朝の9時から5時まで、ずっと質問もないのに2カ月間座っている自信があるか?」 … この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り467文字/全文607文字) ログインして読む 【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】 初回登録は初月110円でお試しいただけます。
「呪われている」としか言いようがない。ついに23日、東京五輪が開幕したが、のっけから暗礁に乗り上げた。開会式の演出の統括役が土壇場で解任。開会式は予定通りというものの、問題人物の仕事がそのまま残るミソを付けた式典になど誰が感動できるのか。しかも、開会式崩壊の“引き金”を引いたのが自民党議員で、菅内閣の現職副大臣というから驚くしかない。 ◇ ◇ ◇ 「ご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわびします」 開会式の演出担当だった元芸人の小林賢太郎氏の解任を受けて、大会組織委員会の橋本会長は22日、疲れた表情でこう謝罪した。小林氏は過去に制作したコント内で、ナチス・ドイツによるホロコーストを揶揄。「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」と発言する動画が21日からSNSで拡散され、炎上していた。ある大会関係者は「組織委は広告代理店に丸投げして、ロクに“身体検査”しないからこういうことになる」と嘆いた。 過去に
開催まで2週間を切った東京五輪が、ほとんどの会場で「無観客」となり、大混乱を招いている。ここへきて不満を募らせているのは、全81社からなるスポンサー企業だ。一度は「有観客」が決まったのにハシゴを外され、高額なスポンサー料にもかかわらず、商売上がったり。それどころか“ぼったくり男爵”の横暴で「五輪ブランド」が失墜し、もはやマイナスにしかならない。さすがにスポンサーからは怒りの声が上がっている。 ◇ ◇ ◇ 「3オン3バスケなどの会場『青海アーバンスポーツパーク』付近に設置されているスポンサー企業のPRパビリオンが“無用の長物”になっている」 ある大会関係者から日刊ゲンダイにこんな情報が寄せられた。パビリオンは大会期間中に一般客にも公開予定だったが、無観客が決まり、複数企業が一般公開を中止した。そこで12日、日刊ゲンダイ記者は現場を訪問。祝祭感からは程遠いドンヨリとした空気が漂っていたのは
「(大会組織委員会の)現場は『中止』だと思っているんじゃないですか」 こう苦笑交じりに語るのは、東京五輪・パラリンピックの大会ボランティアの女性だ。組織委は、大会ボランティアとして約8万人を集めたものの、すでに約1万人が辞退している。組織委は「運営には特段の影響はない」(武藤敏郎事務総長)と強弁しているが、いつまで強気でいられるか。まだまだボランティアの辞退が続く可能性があるからだ。 ボランティアの多くは、組織委のゴーマンな態度に怒りと不満を強めているという。冒頭の大会ボランティアの女性はこう憤る。 「5月の連休明けに組織委から、本番時に着用するユニホーム一式を取りに来るようメールがありました。事前に日時を予約した上で平日の午前10時から夕方の間に、指定場所に取りに行かなければなりませんでした。都内在住なので大きな問題はありませんでしたが、知り合いの九州在住のボランティアは静岡まで取りに行
我慢の限界という悲鳴があっちでもこっちでも上がっている。 20日に神奈川県内で行われた映画「茜色に焼かれる」の上映会で尾野真千子が号泣しながら訴えた。 「みなさんと手と手を取り合って見に来てほしいんです。それぐらいみんなで命をかけて撮った作品です。こんな状況で、やりにくい世の中で私たちの仕事はできないかもしれないって恐怖が襲ってきて。でも今こうやって、みんなとこういう作品を伝えなければいけないと……みんな命がけでやりました。すんません。泣いて」 22日には吉永小百合が都内で行われた映画「いのちの停車場」の舞台挨拶で苦しい胸の内をこう語った。 「(東京は)演劇は大丈夫だけど、映画はダメとうかがって大変ショックを受けましたし、悲しかった。くじけそうになった」 トップ女優、吉永の涙の訴えを見て、映画業界が即座に動いた。24日に日本映画製作者連盟が声明文を発表した。映画館ではクラスターが発生してい
東京五輪のために「犠牲を払わなければならない」としたIOCのバッハ会長と、東京が緊急事態宣言下でも開催できるかと聞かれて「もちろんイエスだ。絶対にできる」としたコーツ副会長・調整委員長の発言には怒りを覚える。明らかな人種差別だ。これに怒らない安倍前総理、森前五輪組織委会長、菅総理、橋本現五輪組織委会長、丸川五輪担当大臣も、どうかしている。何ら抗議の態度も疑問も示さないのはなぜなのか。日本人としての屈辱を感じないのだろうか。 私は28歳のときにドイツに行き、ドイツ人に「おまえはぬかみそ臭い」と言われた。それが今でも心の傷になっている。あるときソウルの空港でにんにくの臭いがしたが、それを韓国の人に言うのは差別になると、自分を戒めた経験もある。ヨーロッパ人にもわきがのきつい人は多い。が、いちいち指摘すれば、差別主義者と言われるだろう。 今回の発言を聞いて、西洋人はやはりアジア人を見下しているのだ
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