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ブックマーク / agora-web.jp (195)

  • 「死後」の資産管理を考える --- 岡本 裕明

    先日、著名な税理士先生を交えてお事をする機会がありました。その席で出た話題が老後の自己管理。 元気なうちは全く関係ない話だとしても病気や怪我、衰えはある日突然やってくるものです。そしてその下り坂は正に加速度がついて転げ落ちることすらあるのです。だからこそ、元気なうちに一定の準備をしておくことは重要なのであります。税理士先生が指摘されていたのは成年後見人の需要が増えているとのことで今後、この需要は更に伸びていくとみられています。 成年後見人とは判断能力が欠けてきたときにその人に変わって財産管理を家庭裁判所の許可のもと、行う人であります。通常、夫婦であればどちらかが病気になってもどちらかが残り、次いで、残された人は子供たちに面倒を見てもらうという一連の流れがありました。「ありました」という過去形になっているのは今や、その流れは必ずしも当てはまらないからであります。 まず、少子化で子供が減って

    「死後」の資産管理を考える --- 岡本 裕明
  • 人口減で容易に想像できる東京の「スラム化」 --- 江本 真弓

    東京オリンピックに向けた東京湾岸の大型マンション開発ブームで、東京湾岸に新たに1万5千戸超が供給されるそうだ。 今後東京でさえ人口が減少する日で、これだけの大型供給が続いて、東京はどうなるのだろうか。考察をしてみよう。 不動産余りの東京 総務省「平成20年住宅・土地統計調査」に基づくHome’s の見える!賃貸経営では、現在東京住宅ストック6百80万戸のうち11%の75万戸が空き家。 2013年11月1日東京都発表「人口推計」によれば、東京の人口は、東京オリンピックが開催される2020年の1336万人をピークに減少に転じ、2060年には約20%の1036万人に減少すると予測されている。ちなみに全国では半減だ。 減少人口の全員が一人暮らしではないが、既に核家族化が進んでいる東京では独居老人は少なくない。50年後には仮に半数の150万戸が主を失うと想定しよう。 例えこの想定が過剰でも、供給は

    人口減で容易に想像できる東京の「スラム化」 --- 江本 真弓
  • 「琴欧州親方」の誕生は「横綱琴欧州」にも匹敵する快挙だ : アゴラ - ライブドアブログ

    横綱鶴竜が誕生した陰で元大関琴欧州が引退した。31歳。残念。彼は昨年、8年も務めた大関から陥落した。それからたった4ヶ月後、早くも引退することに。ケガが命取りになった。 大阪場所途中で引退を表明した彼は、記者会見を開いて自らの相撲人生について涙ながらに語った。とても印象的な映像だった。 僕は琴欧州と、昨年引退した把瑠都の二人の大関が横綱になるのを心待ちにしていた。ヨーロッパ出身の2人がハワイ、モンゴル勢につづいて横綱になれば、ヨーロッパにおける.相撲への関心が今以上に高まり、若者の入門希望者も増えて大相撲のグローバル化がさらに進む。角界はそうやってますます発展していくだろう、と容易に予測することができた。 その意味では琴欧州の引退は、把瑠都のそれと同じく極めて遺憾な出来事だ。しかし、福音もある。琴欧州が引退後も親方として日相撲協会に残ることになったことだ。彼は今年1月に日国籍を取

  • 都民のための東京都知事選の争点入門

    2月9日投開票の東京都知事選挙で、何が争点になるかが話題となっている。稿では、特定の候補者を支持も批判もする意図は一切ないが、都民(以下、20歳以上の東京都の有権者を意味する)が都知事選に期待しても意味のないことが明白な争点については、事前に明らかにしたい。 「原発問題」は、東京都知事選挙の最重要争点なのだろうか。そうしたい人がいることはわかる。しかし、東京都知事には、できることと、やりたくてもできないことがある。東京都知事にできることで都民の生活に影響を与える課題こそが、来都知事選で争点とされるにふさわしいものである。特に、国政の課題であって、東京都知事にそもそも権限が何も与えられていないことを、都知事選の争点にできたとしても、そしてそれによって勝った候補者が東京都知事になったとしても、そこで公約したことは結局任期中に実現できるはずもない。 都知事に権限がない政策課題を、都知事選で公

    都民のための東京都知事選の争点入門
  • 「新しい働き方」は、65歳以上の最低賃金適用除外から --- 山口 俊一

    11月5日号のニューズウィーク日版の特集「高齢化時代の仕事」が興味深い。欧米諸国の高齢化問題の現状と対応を中心にした記事だが、その中で「多くの国で高齢化が急激に進んでいる。60歳以上が人口の3割を超えているのはまだ日だけだが、今世紀半ばまでにはさらに63ヵ国が後に続く見通しだ」と述べられているように、日が高齢化社会のトップランナーであることは間違いない。 折しも、日では今年4月から、企業に対する65歳までの雇用義務化がスタートした。年金受給年齢の引き上げを、企業に雇用の形で負担してもらおう、という政策だ。しかし、実質的な定年が65歳になると、今度は65歳以降の過ごし方をどうするのかという問題が重要課題となってくる。 「そんなの年金がもらえるのだから、趣味でも、旅行でも、ゆっくり過ごせばいいではないか」という声もあろうが、そう簡単にはいかない。平均的なサラリーマン世帯の場合、夫婦二人

    「新しい働き方」は、65歳以上の最低賃金適用除外から --- 山口 俊一
  • 「相続で婚外子は平等」の最高裁判決への疑問 : アゴラ - ライブドアブログ

    法律 「相続で婚外子は平等」の最高裁判決への疑問 ある家族の相続の話 女性にもてないし、金のない私には、実生活で関係のない話だが、婚外子相続の問題を取り上げてみたい。 産経新聞記事)すべての新聞が解説と社説で「当然」と言った。「平等」を重視して、法律論を展開すると、確かに違憲判決は妥当という評価が優勢のようだ。 しかし私はへそ曲がりで、全員一致の場合には異論を唱えたくなる。そして一歩踏み込んで考えると、この判決は現実では、いろいろな問題をはらむように思える。 私は記者であり、抽象論を思考するのが苦手だ。50代のある人の現実を紹介したい。 その人はある上場企業の幹部だ。今80代の地方の中堅製造業の社長の父から、40年前に婚外子の一人の弟の存在を聞かされた。始めは複雑な気持ちだったが、共に30代になって交際を始め時おり酒を酌み交わすまでになった。ところが父の体調がよくない中で、この判

  • 年収を上げるには、まず「いい人」になることから始める --- 内藤 忍

    神戸大学などの調査によると、 「嘘をつかない」「人に親切にする」「ルールを守る」「勉強をする」という4つのしつけを子供の時に受けた人は、所得や学歴が高くなる傾向があるそうです。 約1万6千人を対象とした調査だそうですが、4つ全てをしつけとして受けた人の平均所得は479.6万円。一方の、4つとも受けていない人の平均所得は393.4万円で約86万円の差。また、大学や大学院を修了した人の割合は、全て受けた人で55%、受けていない人は46.5%となったそうです。 これは何を意味しているのでしょうか。 調査結果については、家庭環境の違いや他の要因のよる影響がないかを確認する必要がありますが、稼ぎ力を伸ばすには、「いい人戦略」を取って、「出来る人」になり相手に価値を提供することが必須であることを示しているのではないかと思います。 年収に影響を与えた4つの要素のうち、「嘘をつかない」「人に親切にする」「

    年収を上げるには、まず「いい人」になることから始める --- 内藤 忍
  • 「誠実な人」と「不誠実な人」

    先回の記事で「保守と革新」「タカとハト」「右派と左派」等の二者択一のレッテル貼りが如何に意味のないものであるかを論じたが、「分かりやすい区別で人間や人間のグループを評価したい」という多くの人たちの欲求は無視出来ない。 「良い人と悪い人」「賢い人と馬鹿な人」「強い人と弱い人」等は分かりやすい区別であるが、主観的な決め方しか出来ないので、公正を期するのは難しい。 そこで、私は、「誠実な人」と「不誠実な人」という切り口で人を区別する事を提唱したい。そして、「誠実な人」とは「真実を知ろうとする事に真摯であり、そうして知り得た『真実』と、筋の通った『論理』に基づいて全てを考え、それをベースにして他の人にも語りかける人」と定義したい。逆に「不誠実な人」とは、「事実関係を確認したり、自ら論理立てて考えたりせずに、盲目的に何かを信じ、他の人もそれに賛同するように声高に語りかける」人だ。 このように考えると

    「誠実な人」と「不誠実な人」
  • インターネットの脳への影響について : アゴラ - ライブドアブログ

    社会・一般 インターネットの脳への影響について インターネットのゲームやメッセージのやり取りを自分の意志でやめられないといった、いわゆる「インターネット依存」になっている中学生と高校生は全体の8.1%に上り、国内に51万8千人もいるという厚労省推計が発表されたが、これはインターネットの持つ負の影響が深刻化していることを窺わせる。  ここでは、インターネットが我々の脳に与える影響について考えたい。 インターネットと脳 インターネットが脳に与える影響について、最近の研究を紹介したに「ネット・バカ、インターネットがわたしたちの脳にしていること」がある。 このの内容の一部を紹介すると、我々の脳は昔考えられていたほどリジッドなものではなく、極めて可塑性に富んでおり、成人しても外部からの刺激によって、その構造を変化させる。我々は、感覚、認知、記憶を拡張するネットワークコンピュータは、強力な神

  • 社会の遺伝的衰退について(ジャック・モノーの視点から) : アゴラ - ライブドアブログ

    社会・一般 社会の遺伝的衰退について(ジャック・モノーの視点から) 「感情を捨て冷静な議論をしよう」の中で、「人類には天敵がいないので自然淘汰に晒されておらず、遺伝的に弱くなる心配がある。このままでは危ないのではないか」という私の持論を紹介したが、これに対して、先日、ある生物学者の方から、同じことをノーベル生理医学賞受賞者の分子生物学者、ジャック・モノー(Jacques Lucien Monod(1910-1976))がその著書:「偶然と必然―現代生物学の思想的な問いかけ」(1970)の中で述べていることを教えて頂いた。ここでは、モノーの見解を紹介し、議論を深めたい。 モノーの論点 モノーは「偶然と必然」の中で (1)知能・野心・勇気・創造力は、現代においても成功の要因であるが、これは個人的成功の要因であって、遺伝的成功(より多くの子孫を残すこと)の要因ではない。 (2)知能指数(あ

  • 左右の社会主義をもう清算しよう

    昨夜の霞ヶ関総研は夏野総研までなだれ込んで、「あなたの知らない戦後の黒歴史」で3時間以上盛り上がった。石川さんも夏野さんも私より10年ぐらい下で、内ゲバは知らなかった。ニコ生のスタッフも「大学の中で殺しがあったなんて知りませんでした」と驚いていた。 学生運動といえば、安田講堂の攻防戦とか連合赤軍とか突出した事件しか人々の記憶に残っていないと思うが、私の時代までは学生の半分ぐらいは何らかの形で左翼にかかわっていた。共産党系の民青もいたが、流行していたのは新左翼で、東大では革マルが多かった。中核と革マルは、もとは革共同という同じ団体の分派だから似たようなものだが、この両派の内ゲバが一番ひどかった。 戦後の左翼の元祖は共産党で、終戦直後には山村工作隊や火炎瓶闘争などの暴力革命路線をとり、セゾングループの堤清二氏なども当時の党員だったが、1955年の6全協で議会主義に転換した。これに不満をもって学

    左右の社会主義をもう清算しよう
  • 孫正義の未来を予想する ~ 個人的な希望も込めて

    ソフトバンクのスプリント買収が決まりである。孫さんは売り上げ5兆円の企業グループを作るために4兆円の借金をしたことになる。人生の大勝負である。私事で恐縮であるが、私はアスキーの売り上げが連結で550億円のときに、450億円の借り入れとその個人保証をしていた。私の器はそこまでだったのである。彼はその100倍である。私は屋であってパソコンのエンジニアで、学校の教員だけど、孫さんは私のビジネスドメインを高速で駆け抜けて、携帯電話ビジネスで花を咲かせたのである。 アメリカの次はヨーロッパの大きな電話会社(おそらくボーダフォン体? かドイツテレコム?)を買い、その次は中国かインドの会社を買うのだろうか。世界規模で10兆円の会社を作るのであろうか。ほとんどの人はこういうシナリオを予想する。孫さん人も、恐らくそう考えているのであろう。 私の提案はまったく反対のことである。 「孫さん、会社を大きく

    孫正義の未来を予想する ~ 個人的な希望も込めて
  • 米電子書籍で売れるのは1ドルと3ドル~セルフ出版最新データ

    前回の投稿「99円の電子書籍が日を席巻することは避けられない」で、Kindle等の普及が進むにつれ、99円の作品が日で中心になると書いたが、間違いであることを認めなければならない情報にぶつかった。セルフ出版(=セルフパブリッシング)の販売支援の専門サイト「Smashwords」の創業者マーク・コーカーCEOが、5月2日にアメリカでのセルフ出版について最新の調査データを発表した。そのデータでは違った側面が見えたためだ。 このサイトは、出版までは無料で行ってくれ、売り上げに応じた分配によって、収益を上げている。売り上げから手数料として15%をとるという形でビジネスにしている。ワードファイルかePubのデータをアップロードすると適当にデータ化してくれる。価格設定をした後、これらのデータはブラウザ、KindleApple ibook、Kobo、ePub、PDF、テキストファイル等、読者が購入

    米電子書籍で売れるのは1ドルと3ドル~セルフ出版最新データ
  • 99円の電子書籍が日本を席巻することは避けられない

    先日の対談イベントで、cakesの加藤貞顕氏が、指摘していたことで、ネット上で文字を販売する上で、大きな課題を指摘していた。電子書籍の100円を基準にした安売り時代の到来だ。そうした時代が来ることはほぼ間違いない、それはすでにアメリカで起きている現象だからだ。実際、私自身も採算を度外視して、すでに荷担している。二冊の書籍をKindleで発売したが、多くの人に読んで貰える方を優先しており、とても、儲かるとは思っていない。 (筆者が5月発売した『南の島のトゥグ』のAmazonのページ) ■電子書籍市場に待ち構える100円以下の安売り競争 加藤氏は、この対談の中で、電子書籍のマーケティングが非常に難しいと述べていた。iPhoneのAppStoreでは、カテゴリーといったところのランキングしか導線がない。書籍の場合には、書店の店頭で平積みするといったやりかたなど、書店での展開には、様々な選択肢があ

    99円の電子書籍が日本を席巻することは避けられない
  • あのサイバーAの藤田社長も「できる人」より「いい人」と付き合うらしい --- 内藤 忍

    サイバーエージェント社長兼CEOの藤田晋さんがプレジデントオンラインに書いている「人格劣る稼ぎ頭は、出世させるべきか」という記事を読みました。 A 人格がよくて、実績のある人 B 人格が悪くて、実績のある人 C 人格がよくて、実績のない人 3つのタイプの部下がいたら、どのタイプを昇進させるかについて、結論とその理由を公開しています。Aは文句なしとして、問題はBとCのどちらを取るかです。 藤田社長の選択はA→C→Bの順番でした。つまり、管理職の登用には仕事の実績よりも人格を重視するというのです。その理由をこう書いています。 — ネットベンチャー企業である弊社は、前例のまったくない世界でビジネスを展開している。前例のない世界では、斬新で優れた事業アイデアを発想できるかどうかが勝負を分けるため、クリエイティビティーに溢れた社員の存在が不可欠だ。弊社のような企業にとって、上にいい顔をするために部下

    あのサイバーAの藤田社長も「できる人」より「いい人」と付き合うらしい --- 内藤 忍
  • 社会保障の支出を抑えるには正しいがんの知識普及から --- 金森 徹也

    2月の終わりに厚生労働省が都道府県別の平均寿命のランキングを発表しました。 長野県が1位というのはご存知の方も多いと予想します。最下位は青森県でした。 この5年おきの調査では青森県が最下位なのは、男性は1975年から連続8回、女性は2000年から3回連続です。その原因については他の報道で書かれているので省略させていただきます。私が注目しているのは国立がんセンターがん対策室情報センターが公表した2011年のがんの統計では、青森県がワースト1位で長野県の死亡率が最も低いという結果です。 これは何を意味するかというと「がん」というものの情報が不足していると私は考えています。 平成24年の厚生労働省のがん対策予算は357億円もあります。 その予算の中に「がん予防・早期発見の推進とがん医療水準均てん化の促進」に125億円が当てられています。さらにその中に「がん予防の推進と普及啓発」に14.3億円が使

    社会保障の支出を抑えるには正しいがんの知識普及から --- 金森 徹也
  • 僕が原発を捨てきれないわけ--作家・高嶋哲夫

    高嶋哲夫 作家 二つの悲劇大きなカン違い 「海岸に沿った建物の半分以上が消え、残っている建物もどこかに被害を受けている。海岸線に沿って内陸の多くの場所がまだ水没している。日の町とは信じられなかった。海岸線には、砂浜の代わりに瓦礫の山が続いている。地震で破壊された住宅の残骸が津波で海に運ばれ、再び海岸に打ち上げられたのだ。あの中にはおそらく多数の——」(『TSUNAMI』集英社文庫) 2年前の東日大震災は地震と津波による災害と共に、もう一つの大きな災害をもたらした。福島第一原子力発電所の原子力事故である。この事故は近隣の市町村に放射能汚染をもたらし、多くの住人が2年経った現在もわが家に帰れないという悲劇をもたらしている。そして、廃炉に用する年月は40年ともいわれている。 さらに、日のエネルギー政策のみならず、世界のエネルギーの未来に対しても大きな影響を与えた。 「原発の安全神話」が崩れ

    僕が原発を捨てきれないわけ--作家・高嶋哲夫
  • 来たるべき相続税増税時代にどう行動すべきか --- 岡本 裕明

    日経ビジネスの特集、「庶民(あなた)が相続税を払う日」。同誌がこの特集を組むのはたしか二度目のはずです。一度目は民主党時代に相続税を4割上げる案が出た際だったと記憶しています。今回、自民党主導の相続税率引き上げは民主党時代の素案がほぼそのまま生かされています。 私は前回の廃案後、日不動産業者にこの法案は3、4年後に戻ってくる、と指摘したのですが私が何を根拠にそういっているのか、まったくちんぷんかんぷんの顔でした。理由は税収確保であります。そして日経ビジネスで指摘しているとおり、日国には法人税や所得税の脱税者も最後、ここで捕らえられる仕組みが出来上がっております。 さて、同誌には相続税が課せられる可能性として「東京23区内は4人に1人の衝撃」とうたっています。またその高い確率の条件として親が首都圏に持ち家、片親は他界、一人っ子、子供は持ち家としています。 私の見立てはこんなものではない

    来たるべき相続税増税時代にどう行動すべきか --- 岡本 裕明
  • イマドキの働きかた(その1)

    僕が「イマドキの起業のしかた」を書いたのはちょうど3年前だった。あれから1年後に経過報告も書いたけど、3年経った今、実際のところどうなっているのかまとめてみたい。結論から言えば、起業のしかたも会社の勤め方も変わった。そう、なんでもない単に、働きかたが変わったのだ。 そこで今日は、「イマドキの働きかた」を書いてみたい。 イマドキの働きかたとはどんなものだろうか。最近よく話題になる「ノマド」はその一種だと思うけど、「ノマド」は単なるフリーランスの延長線上、僕からしたら今まで暗い自宅の部屋で作業していた人が外のカフェとかコワーキングスペースで仕事ができるようになっただけのものである。ノマドが非難される要因もだいたいがこの辺にあるのだろう。 一方、企業に勤めている人はかわいそうかな、この間の大雪などの時も決まった時間に通勤をしなければならずまったく融通が効かない。大混乱の中でストレスばかりが溜まる

    イマドキの働きかた(その1)
  • ピンチをチャンスに変えれば次の時代は日本がリードできるかもしれない : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION ピンチをチャンスに変えれば次の時代は日がリードできるかもしれない 2012年度の貿易赤字は6・9兆円だという。 日エネルギー経済研究所によると、うち火力燃料費の増額分が3・2兆円。今年もほぼ同程度の燃料費に落ち着くが、仮に26基の原発を順次再稼動させれば1・1兆円分の燃料費を削減できるという。逆に言えば、この巨額の貿易赤字の前では、原発再稼動の効果も極めて限定的なようだ。 より大きな足枷となっているのは、やはり石油代である。昨年の原油輸入額はちょうど2千億ドル。だいたい16〜17兆円だろう。これにLPGと石油製品の輸入費約3兆円を足した額が「石油代」となる。公式の統計はもう少し後になってから出ると思うが、だいたい20兆円弱ではないだろうか。前世紀まではこの四分の一ないしは五分の一程度の価格だったことから、石油がどれほど高騰してしまったかが分かる。 下値が切り上がっ