天理大学生涯教育専攻研究室HPトップへ 家族・社会学・無気味なもの 石飛和彦 0:はじめに 「家族」について、社会学的な視点からは何を見ることができるだろうか? 例えば、「こころと家族」という主題 - これは、筆者が参加しているリレー形式の講義のテーマでもある - をめぐって、社会学的な視点は、わたしたちに、何を見せてくれるだろうか? 本稿は、その見取り図を素描することを目的とする。 1:「家族」という現象 まず、出発点となるのは、そもそもわたしたちがごくふつうに「家族」についてどう見ているか、ということだろう。そこで、上で触れた講義で受講生に書いてもらった小レポートの答案から、それを読み取っていくことから始めよう。 1-1:「家族」のイメージ この小レポートは、筆者の授業の第一回のはじめに実施したもので、論題は、「「家族」とは何か、定義しなさい」というものだった。その際、「授業の第一回な
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