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ブックマーク / www.chugainippoh.co.jp (8)

  • テーラワーダ仏教と日本 ― 近代日本の宗教≪11≫ 佐藤哲朗氏 - 論:中外日報

    さとう・てつろう氏=1972年、東京都生まれ。東洋大第二文学部印度哲学科卒業。ライター・雑誌編集者などを経て2003年から日テーラワーダ仏教協会事務局長、編集局長。インターネットを通じた伝道活動、アルボムッレ・スマナサーラ長老の著作編集を担当。著書に『大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史』『日「再仏教化」宣言!』がある。 このほど、拙著『大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史』(2008年、サンガ)を電子書籍化しました。同書は明治維新に伴う廃仏毀釈で大きな打撃を受けた仏教界が復興を模索する過程で、それまで「小乗仏教」と観念的に軽侮してきた南伝上座仏教(テーラワーダ仏教)を奉じるスリランカの仏教復興運動と邂逅した歴史の細い糸をたどったものです。電書版の編集過程で、改めて近代史における仏教国際交流の意義について考えさせられました。以下、いくつかのキーワードに沿って

    テーラワーダ仏教と日本 ― 近代日本の宗教≪11≫ 佐藤哲朗氏 - 論:中外日報
    ajita
    ajita 2017/07/08
  • 「穢れ」でない明治の女性神職廃止 独立の職掌与えぬ女性観などが理由:中外日報社

    「穢れ」でない明治の女性神職廃止   独立の職掌与えぬ女性観などが理由 2009年6月27日 神社の社頭で見掛ける女性といえばまずは巫女。最近は女性の神職や宮司も活躍するようになってきたが、巫女と間違われることも少なくない。女性神職とは。巫女とは。また、女性神職が明治期に廃止された理由とは――。新刊の『女性神職の近代』(ぺりかん社=電話〇三・三八一四・八五一五)は、古代から近世・近代の女性神職を史料に基づいて掘り下げた労作。著者の小平美香さんは、東京・ときわ台の天祖神社禰宜を務め、学習院大学非常勤講師でもある。小平さんに「巫女(シャーマン)」ではない女性神職の歴史を解説してもらった。 書でいう神職の定義は、「『宮中』『神宮』『神社』において神祇祭祀を職掌とする祭祀者」。古代の巫女は神からの託宣を受けるなどシャーマン的な色合いが濃い。そのような神秘的なイメージは現在にも尾を引いている。 し

  • 「幸福実現党」が投げかけたこと - 社説:中外日報

  • 佐々井秀嶺氏44年ぶり日本へ 山際素男氏追悼法要に参列:中外日報社

    インドで仏教復興運動を指導し、カースト制に苦しむ最下層の民衆の地位向上に尽力してきた佐々井秀嶺氏(73)が四月二十一日、四十四年ぶりで日に一時帰国した。二十九日には、同氏の波乱に富む半生を描いた伝記『破天――インド仏教徒の頂点に立つ日人』を著わした作家・翻訳家の山際素男氏(今年三月十九日に死去)の追悼法要に参列した。 佐々井氏は昭和十年(一九三五)岡山県新見市生まれ。昭和三十五年(一九六〇)真言宗智山派大山高尾山薬王院で出家得度し、一九六五年タイに留学。六七年に渡印後、インド憲法の起草者で不可触民出身でもあるB・R・アンベードカル博士(一八九一~一九五六)が始めた新仏教運動の後継者として中心的役割を担う。八八年にはインド国籍を取得し、当時のラジブ・ガンジー首相から「アーリア・ナーガアルジュナ」の名を贈られた。 九二年から釈尊成道の地ブッダガヤの大菩提寺管理権をヒンドゥー教徒から奪還す

  • 「大麻」は神宮大麻(お札) イメージ替えの呼称区別を訴え:中外日報社

    「大麻」は神宮大麻(お札)   イメージ替えの呼称区別を訴え 2009年5月28日 神社庁(矢田部正巳総長)は二十一、二十二両日、定例評議員会を開き、全議案を原案通り可決した。二十二日の自由討論で、長野県の近藤政彰七久里神社宮司が「大麻取締法における大麻の呼称の変更を要望するの件」を提出した。 神宮大麻は、全国の神社で頒布されている伊勢神宮の神札(お札)。神宮を宗と仰ぐ神社庁では、神宮大麻の頒布に斯界一丸となって取り組んでいる。しかしマスコミ報道で取り上げられる「大麻」はすべて麻薬の一種のことで犯罪絡み。神社界以外ではこちらの方が一般的だ。 そのため、近藤宮司は大麻のイメージを変えるため、麻薬の大麻を「マリフアナ」などの呼称に改め、区別するよう要望した。同じような例として、明治時代から使用されてきた「精神分裂病」の呼称が近年、法律の改正で「統合失調症」に変更され大きな効果があったこと

  • 再評価される五来重氏 仏教民俗学の著作集を刊行:中外日報社

    再評価される五来重氏   仏教民俗学の著作集を刊行 2008年3月15日 仏教民俗学者の五来重氏(一九〇八−一九九三)の著作集(全十二巻)が法藏館(京都市下京区)から刊行され、話題を呼んでいる。全国紙に出版広告を出したところ、一週間ほど問い合わせの電話が鳴りやまなかったという。五来氏に師事した、法藏館元編集長の上別府茂氏は「仏教書としては、珍しい反響。五来に対する関心がいまだに高いことを表わしている」と目を細める。五来氏が果たした民俗学上の功績は――。 民俗学という学術分野は、柳田國男氏(一八七五−一九六二)が切り開いた。歴史学が見落とした、地域に残る古い伝承を編み直すことで、日民族の固有性に独自の考察を加えた。座敷ワラシの紹介などで知られる『遠野物語』は、中央から離れた周辺にこそ古い文化が残っているという文化周圏論へ道を開いたものだ。これだけにとどまらず、柳田氏は、日民族は黒潮の流れ

    ajita
    ajita 2008/09/29
  • 「如来の慈悲に恥じぬ道を」 「東京親鸞会」創立40年式典:中外日報社

    「如来の慈悲に恥じぬ道を」   「東京親鸞会」創立40年式典 2007年12月4日 浄土真宗の在京門信徒の組織「東京親鸞会」(近衛正子会長)の創立四十周年記念式典が一日、東京の浄土真宗願寺派願寺築地別院で開かれた。創立以来参加してきた近衛会長、映画監督の松林宗恵副会長が会の思い出を語ったほか、俳人・金子兜太氏の記念講演もあり、会員ら大勢が佳節を祝した。 東京親鸞会は昭和四十一年、首都圏に暮らす門信徒が親鸞聖人をたたえて築地願寺に集った「在京門信徒の夕べ」が母体となり、翌年に同別院の任意団体として結成。初代会長は政治家の故永野護氏、副会長は�潟~ツトヨ創業者の故沼田惠範氏が務めた。設立以来、各支部での法座、公開講座「現代人間学講座」「入門仏教塾」、ボランティア、法律・心・健康の無料相談など幅広い活動を展開。今年七月には節談説教研究会との共催で四十周年記念行事「節談説教布教大会」を実施し

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    ajita 2007/12/14
  • ミャンマー情勢継続的な監視を - 社説:中外日報

    2007年10月6日付 中外日報(社説) ミャンマーにおける僧侶・市民のデモに対する軍事政権の弾圧が国際的に大きな批判を浴びている。 デモは八月十五日、政府がガソリン価格等の大幅引き上げを実施したことがきっかけになったといわれる。全ビルマ青年僧侶連盟のアシン・ケマサラ議長が日の僧侶などにあてた緊急の支援要請(九月十八日付)によると、学生、市民の間で軍政に反対する動きがすでに八月第一週から始まっていたという。 九月五日にはミャンマー中部のパコックという町で僧侶が平和的な行進をしていたところ、軍が投げ縄を使って参加者の僧侶をつかまえ、殴りつけた上で、逮捕連行した(同上)。 九月十七日を期限として政府に求めていた僧侶釈放等の要求に回答がなかったことから、十八日にはヤンゴンなどで軍事政権に対する僧侶の覆鉢行(ボイコット)と抗議のデモが実施された。それに賛同する市民がデモの列を取り囲み、二十四日に

    ミャンマー情勢継続的な監視を - 社説:中外日報
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    ajita 2007/10/09
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