在日コリアンに対するヘイトスピーチに反対する市民グループらが2日、東京・新宿でデモ行進し、約2千人が「差別を許すな」などと声を張り上げた。 昨年9月に続き2回目。参加者は「NO HATE」「自国を誇るために他国をおとしめる必要はない」と書いたプラカードを掲げ、繁華街を行進。都庁前では行政による対策の必要性をアピールした。 一連の問題を追ってきたジャーナリスト安田浩一さんがマイクを握り「ヘイトスピーチは言葉の暴力ではなく、暴力そのものだ」と訴えた。 参加した東京都町田市の男性会社員(53)は「この1年でヘイトスピーチの問題がだいぶ認識され、法規制を検討する動きもある。この流れを後押しするために声を上げ続けたい」と話した。