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体力トレーニング
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養老孟司 ようろう・たけし 一九三七年生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。東京大学医学部教授、北里大学教授等を歴任。著書に『からだの見方』(筑摩書房、〈サントリー学芸賞〉)、『バカの壁』(新潮社)など多数。 過去に例のない大増税、罰則付き法規制が向かう先は「ファッショ社会」か 異論を許さぬ空気を醸成する「禁煙運動」という危うい社会実験…… 養老孟司 東京大学名誉教授 国が押しつけることではない 四年ほど前に劇作家の山崎正和氏と禁煙運動をテーマに対談し、他人に禁煙を強要する社会の異常性を指摘したところ、日本禁煙学会から質問状が届いた。編集部から止められたので返事はしなかったが、本当は「これからもお互いに末長く元気にやりましょう」とエールを送りたかった。禁煙運動は喫煙者がいなければ成り立たない運動だからだ。 今さら言われなくても、たばこが健康に悪いことなど、昔から誰でも知っている。私が大学に
島地勝彦 1941年、東京生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』『PLAYBOY』『Bart』の編集長などを務める。柴田錬三郎、今東光、開高健、瀬戸内寂聴、塩野七生、荒木経惟氏ら錚々たる文化人との仕事を成功させる。2008年、集英社インターナショナル社長を退任。現在はエッセイストとして『東京スポーツ』『日経ビズカレッジ(オンライン)』などで連載中。著書に『えこひいきされる技術』『甘い生活』(以上、講談社)など。 わたしは自慢じゃないが、16歳の春休みから煙草を吸っている。もちろん、禁煙しようと思ったことは一度もない。こんなに美味いものを発見してくれたことを感謝しつつ、この原稿も煙をふかしながら、書いている。最近、ミラノのロレンツォの地下1階のパイプ売り場で買ってきたユニークなパイプをとくに気に入っている。これはアルバトロス〈アホウ鳥〉の羽がステムになっていて、そこを
淡路恵子 あわじ けいこ 一九三三年、東京生まれ。四九年、黒澤明監督の映画『野良犬』で銀幕デビュー。五〇年、松竹歌劇団に入団。草笛光子、深草笙子と組んでスリーパールズにも抜擢され歌に踊りに大活躍した。多くの松竹映画に出演。主演したメロドラマ『この世の花』は続編、続々編と大ヒット。六〇年代には、東宝の駅前シリーズや社長シリーズのレギュラー出演など数多くの映画に出演した。テレビドラマでは、六一年にNHKの伝説的大ヒット・オールスタードラマ『若い季節』に女社長役で出演。 『太夫さんより・女体は哀しく』と『下町』の演技でブルーリボン賞の助演女優賞を受賞。著書に『凛として、ひとり』(実業之日本社)がある。 Special Interview 「たばこは私の6本目の指」 淡路恵子 女優 愛煙家は多額納税者 ──今度たばこが七〇〇円になるみたいですね。 淡路 この前、小宮山洋子厚労大臣が、一箱七〇〇円に
倉本 聰 1935年、東京都生まれ。東京大学文学部美学科卒業。ニッポン放送を経て脚本家として独立後、1977年富良野に移住。1984年から、役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰(2010年閉塾)。今後は、塾卒業生からなる「富良野GROUP」の公開活動に力を注ぐ。代表作に『北の国から』『前略おふくろ様』『明日、悲別で』『ライスカレー』『歸國』など多数。 昔、飛行機の中が初めて禁煙になった時、その法を破って機内で煙草を吸う方法があると、声をひそめて提唱したユニークな愛煙家の知人がいた。 「機内のトイレで水を流すとき、ゴボゴボッと強力に吸い込むじゃないですか。あの瞬間に排水孔に顔を近づけ、パッと煙草に火をつけてスッと一服しすぐ捨てるんです。気付かれません」 その知人も間もなく禁煙し、たちまちこうるさい嫌煙家に転じた。こいつとの付き合いを僕は断った。 よく行ったレストランがどんど
「煙」──消えて行くものの価値を大切にする ――先生は葉巻の愛好家として知られていますが、現在はどのような愛煙ライフを送っておられるのでしょうか。 北方 以前はキャメルフィルターという、けっこう強めの紙巻タバコも吸っていましたけど、二十年くらい前からは葉巻ばかり吸うようになりましたね。葉巻は一日に二本ですね。よく吸うのはベガスロバイナとかです。なかなか良いものでして、やっぱりキューバでも最良なのは、ベガスロバイナとラモンアロネスの二つじゃないかと思いますね。 ダビドフも昔はよく吸っていました。キューバン・ダビドフと言われる、これはキューバのいちばんいい畑ですよ。まあ、とにかく葉巻は、時と場所に合わせて、いろんなものを吸う感じです。 それ以外に、仕事中はミニシガーを吸い続けています。今はもっぱらジノというミニシガーなんですが、細くて軽いんで、持っていても負担にならないんですよね。ジノというの
奥村 康 1942年生まれ。千葉大学大学院医学研究科修了。スタンフォード大学リサーチフェロー、東京大学医学部講師を経て、順天堂大学医学部免疫学講座教授・同医学部長、日本免疫学会会長。サプレッサーT細胞を発見するなど、免疫学の第一人者。ベルツ賞、高松宮賞、安田医学奨励賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞などを受賞。著作に『免疫のはなし』(東京図書)、『免疫ー生体防御のメカニズム』(講談社選書メチエ)、『3日でわかる免疫』(ダイヤモンド社)、『「まじめ」は寿命を縮める「不良」長寿のすすめ』(宝島社新書)、『免疫力を高める特効法101』(主婦と生活社)ほか。 「不良」必ずしも長寿ならず 一昨年、『「不良」長寿のすすめ』という本を出しましたが、「不良」が短命な場合もあるという例もあげておきましょう。昨年は六月の終わりから大変な猛暑で、七、八月の二ヵ月間に千葉県内のゴルフ場で三十人くらい亡くな
養老孟司 1937年生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。東京大学医学部教授。北里大学教授等を歴任。著書に『からだの見方』(筑摩書房、<サントリー学芸賞>)、『バカの壁』(新潮社)など多数。 山崎 養老さんと対談するのは久しぶりですね。 養老 たしかに山崎さんとはパーティや会合で顔を合わせていますが、テーマを決めてじっくり話をするのは数年ぶりでしょうか。山崎さんが昭和九年生まれ、私が十二年生まれ。お互い七十代になりましたが、隠退するどころか何かしら忙しくしていますね。 山崎 私のほうは、養老さんほどではありませんよ(笑)。ところで我々は戦前を知る世代ですが、最近この国はまたおかしなことになってきていると思いませんか。先日も『文藝春秋』七月号(二〇〇七年)で「わたしの『道徳教育』反対論」と題して、教育再生会議が提議していた「道徳の教科への格上げ」や「親学」を批判したところですが、国家が個人に
筒井康隆 1934年、大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業。江戸川乱歩に認められ、作家活動に入る。81年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、87年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、89年、『ヨッパ谷への降下』で川端康成文学賞、92年、『朝のガスパール』で日本SF大賞、2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞をそれぞれ受賞。映画・演劇・テレビなどで、役者としても活躍している。 「我々は悠然とタバコを喫えばいい」─。タバコにまつわる色々が、フシギに卑小に思える“痛快放談”! あらゆる不満の〝スケープゴート〟 ─先生は昭和六十二年、『小説新潮』で「最後の喫煙者」という短編を発表されています。これは、健康ファシズムがいきすぎた恐怖社会で、喫煙者が国家的弾圧を受け追いつめられていく様子を描いたストーリーですが、当時から嫌煙運動の兆しを感じておられたんでしょうか? 筒井 それはよくわかりましたね。やっぱ
喫煙文化研究会が発足しました 喫煙文化研究会が、紫煙くゆるなかで、6月6日に発足しました。参加者は、すぎやま、諏訪、堤、西部、二木です。今回は、今後の喫煙文化研究会の活動について、呼びかけ人、8人の内4人の基本的スタンスや具体的内容等について活発な議論が交わされました。内容を要約すると以下のような合意がなされました。 (1)健康のためなら死んでもいいというような"ヒステリックな嫌煙運動"や"ヒステリックな嫌煙主義者"と同じ目線にたった議論はやめよう。 (2)したがって、文化的、社会的、経済的視点からの掘り下げを深めていこう。 (3)ただし、問題となる「受動喫煙」「副流煙」に関しては、科学的・医学的な客観データを揃えよう。 (4)活動の成果を首長、国会議員など為政者に提言していこう。 (5)タバコの生産者であるJTに対しても、積極的な提言をしていこう。 概ね以上のような合意がなされました。今
インフォメーション 18/10/16本日、事務局長がabemaTVプライムに出演、愛煙家の権利を訴える! 18/04/26東京都受動喫煙防止条例案に反対します。 18/01/22追悼 西部邁さん 心より哀悼の意を表します。 17/10/25愛煙家シンポジウム、開催決定!ぜひご参加ください。 17/08/30都民ファーストおよび公明党発表東京都子どもを受動喫煙から守る条例 反対の声明 喫煙文化研究会より CONFORT コンフォール 2015年 No.14 発売中 編集部 喫煙文化研究会 喫煙文化研究会より CONFORT コンフォール 2015年 No.13 発売中 編集部 喫煙文化研究会 禁煙ファシズムに物申す 承服できない「○○権」 作家 曽野綾子 禁煙ファシズムに物申す 禁煙運動という危うい社会実験 東京大学医学部名誉教授 養老孟司 禁煙ファシズムに物申す たばこは私の6本目の指 女
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