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画力アップ
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今日のIT業界で最大の話題は、間違いなく人工知能技術です。人工知能で自動運転ができるようになった、囲碁のプロに勝ったなど、人工知能の進化に関するニュースを目にしない日はないといっていいくらいです。 しかし、人工知能の歴史について少しでも知っている人なら、疑いの目を向けずにはおれないでしょう。今までも、2回の人工知能ブームがあり、そのたびに結果は幻滅に終わりました。今回は何か違うのか。 はっきり言います。今回はこれまでのブームとは異なり、賢い機械が本当に私たちの生活の中に入ってきます。インターネットは、情報/メディア産業などを根本からひっくり返しました。しかし人工知能の持つインパクトは、そうした産業を超えて、私たちの生活と仕事のあらゆる側面を根本から変えていきます。 20年前、Windows 95が発売されてインターネットブームが起こりました。20年を経た今、日本の情報/電機産業は、シリコン
Information Architecture Instituteが主宰するWorld IA DayのTokyoに参加してきました。今年のローカルテーマとしてはイーライ・パリサーが著書「閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義」で主張した「フィルターバブル」の問題についてでした。 コンセントの長谷川さん、スマートニュース編集長の松浦茂樹さんや、ニュースピックスでインフォグラフィックス・エディターを務める櫻田潤さんらが講演を行い、またリクルート/Mediumの坂田さんを交えて、山本郁也さんのモデレートのもとトークセッションが行われました。 フィルターバブルについてざっくり言うと、Googleの検索結果やFacebookのタイムラインにおけるパーソナライズが、個々のユーザーの情報環境を分断し、結果的にコミュニケーションの断絶、新しい情報との出会いの減少、ひいては民主主義
(本記事は、UX Tokyo主催UX Advent Calendar 2015向けに書きました。) 2015年、タッチの限界 2007年にアップルがiPhoneに搭載したマルチタッチは、私たちがコンピューターと対話する劇的に新しい方法をもたらしました。特に携帯電話においては、それまでの物理キーを駆逐し、最もよく使われるUIとなりました。タッチは携帯電話にとどまらず、この8年の間にタブレット、さらにはPCにまで取り入れられてきました。 ですが、これらのタッチUIのイノベーションは、この短い期間でもやり尽くされた感があります。スマホの進化は大画面化や性能の漸進的な向上にとどまり、タッチを普及させた立役者であるアップルも大きな変化は起こせていません。今年のiPhone 6sシリーズの3Dタッチは新たなUIを提案するものですが、今のところ元のマルチタッチのようにパラダイムを変えるほどの変化にはなっ
(NHK NEWS WEBより) 東京オリンピック組織委員会は、佐野健研二郎氏がデザインしたロゴの使用中止を発表しました。武藤専務理事・事務総長が記者会見を行いました。 ニコ生による記者会見の録画 ベルギーのリエージュ劇場のロゴマークと似ているという指摘がなされて以来、佐野氏のこれまでのデザインにも数々の著作権侵害の疑惑が持ち上がりました。ついにサントリーのトートバッグとオリンピックロゴの使用例の画像では明確な画像の盗用が認められ、オリンピックの決定したロゴが取り下げられるという異常な事態になりました。 僕は、CIやグラフィックデザインを専門とするデザイナーではありません。ですが、一応デザイナーの端くれとして、上場企業のCIデザインを担当したことなどもあり、やはり本件には思うところがあります。 著作権侵害の指摘について まず、最終案のデザインのリエージュ劇場のロゴとの類似については、佐野氏
ATOMOSは、ロボット制御システムV-Sidoを開発・提供するアスラテック株式会社様の依頼を受け、ロボット制御マイコンボードV-Sido CONNECTと連動し、Webアプリケーションからのロボットのリモートコントロールを実現する開発プラットフォーム「Web Controller for V-Sido CONNECT」(以下、Web Controller)、および同プラットフォーム上で実装されたロボット制御UIを設計・開発しました。 クライアント:アスラテック株式会社様 技術設計・デザイン・Web UI実装:株式会社アトモスデザイン Androidアプリ実装・Web API実装:株式会社ロバスト様 アスラテック社によるプレスリリース V-Sido CONNECTについて V-Sidoは、人型ロボットの運動制御を行うOSです。(詳しくはこちらの記事を参照のこと。)ロボットの駆動装置の構成の
今年3月、UXデザイナーとして独立起業をし、アトモスデザインを設立しました。 これまでは主に事業会社の中でデザインを行ってきたのですが、常々UXデザインを単独の事業だけでなく、さまざまな事業に応用していくほうが、より仕事のインパクトを生み出せると考えてきました。UXデザインとITの活用は顧客のいるあらゆる事業において存在していますが、特に日本においては方法論の一般化が弱く、洗練された方法論を用いる海外の事業者らに遅れを取ることも多くなっています。Appleは言わずもがな、SamsungもIDEOらと組んでそのデザインの方法論を取り入れたことで、世界で日本のメーカーを打ち負かすようになりました。一方で日本の事業者は、優れた技術や高品質なものづくり、世界に誇るもてなしの心や高い美意識を持っています。このような優れた基盤の上で作られた製品やサービスが、ユーザーや市場とうまくコミュニケーションして
ATOMOSでは、UXの設計そのものだけでなく、設計プロセスそのもののトレーニングを含んだプロジェクトを手がけています。それほど特殊なプロセスを用いているわけではなく、UX/アジャイル/リーンのよく知られた手法を実践しています。 新規製品開発にあたっては、開発に関わるステークスホルダーが製品のターゲットと意図をよく議論し、そのうえで製品の要件と、プロジェクトの持つリスクをスピーディーに洗い出して対応していくことが望ましいと考えています。 製品コンセプトの定義/ターゲットユーザーの定義/カスタマージャーニーマップの作成などを通して、それらの作業を行う方法をご紹介します。 アイスブレイク 内容に入る前に、チームメンバーがお互いをよく知らないような場合には、アイスブレイクのための時間を取ります。 製品コンセプト 最初に、製品コンセプトを整理するために、エレベーターピッチと呼ばれるものを作成します
9/9-12にサンフランシスコで開催された、UXデザインのカンファレンスとワークショップイベントUX Week 2014に参加してきました。本イベントはUXデザインを専門にした世界最初のコンサルティング企業Adaptive Path社が主催しています。アメリカを中心に、世界中からUXの実践家が集まって事例や手法、トレンドなどを共有します。同時期にUX Strat(コンセント長谷川さんのレポート)という別の大きなイベントがあったこともあって、日本からの参加の方は他にはいないようでした。イベントの様子や学んできたことなどを共有します。 会場 参加者 オープニング 基調講演:Design for Humankind 講演:Work With What You Have 講演:Designing Smart Interruptions 講演:Two Worlds: Design Firms & S
(本書は訳者の皆様から献本のほどをいただきました。) Google Glassやスマートウォッチなど最近話題のガジェットに触るとき、「スタートレック」や「007」などのSFの世界がいよいよ到来したように感じることがあります。思えばiPhoneやiPadが登場したときも、まるで映画に登場する未来のコンピュータのようだと感じさせられたものです。技術やリソースの制約のないフィクションの世界では、理想化されたUIというものを表現することができ、それらは往々にして現実のインタフェースデザインを刺激してきました。 本書は、実際のインタラクションデザイナーである著者二人が、SF映画に登場する機器のUIを調査し、そこから得られるデザイン上のレッスンをまとめたものです。 SF映画で描かれるインタフェースからは、今現実にはない斬新な発想を得られるというメリットがあります。一方で、それは当然ながら現実の問題を解
本日2014年3月3日、株式会社アトモスデザインの設立を行い、私児玉哲彦が代表取締役に就任することをご報告します。 アトモスの企業理念は、 UXで地球をスマートにデザインする です。 私達人類は、この地球という星の資源を利用する文明を発達させ、発展と繁栄を謳歌してきました。20世紀という時代はその頂点だったと言えます。しかしながら、文明のあまりにも急激な進歩は、食料やエネルギーなどのこの星の限られた資源を使い果たす際に向かいつつあり、また原子力エネルギーの管理など、私達の繁栄のための道具だった文明の行き過ぎがむしろ新たな脅威となってきています。 この課題に対処するためには、各国政府や企業、専門家の努力はもちろんですが、最終的には文明の恩恵を受ける私達一人一人のライフスタイルが、地球の限られた資源や、文明が生み出してきた技術の力を、賢く利用して持続可能なものへと変わっていく必要があります。
今年も今日一日を残すのみとなりました。一年を通して本業がとても充実しており成果も上がったのですが、それ以外にも印象に残る出来事が色々あったので、まとめてみようと思います。 「IoTは三河屋さんである-IoTビジネスの教科書」出版 今年韓国でも発刊させていただいた「人工知能は私たちを滅ぼすのか」に続き、マイナビ新書さんから二冊目の著書を出させていただきました。前作よりも、より今日のビジネスに直結した内容になっていますので、IoTにご興味のある方にはご一読いただければ幸いです。特に、IoT製品の主役はインターネットおよびサービスの側であり、エッジのハードウェア側の付加価値向上によるコストアップは時に事業の成功には足かせになりかねない、という理解が広まればと思っています。 iPhone X コンシューマーIT製品における2017年最大の話題といえば、iPhone Xでしょう。幸い発売日に入手する
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