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アメリカ大統領選
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1秒=4文字。これは映画館で観客が読める字幕の文字数だと言われています。「時間的な制約があり…」「字数に制限があり…」等々と、一般の人は聞かされ続けて、1秒=4文字が絶対なんだと思い込んでいるようです。 現実は全然違います(「ぜ〜〜〜〜んぜん、違います」って感じで、違います)。「いらっしゃいませ」(8文字)を1秒少しで読ませる事など、いくらでもあります。「おはようございます」(9文字)でも、1秒少しで観客は充分読めます。 「1秒=4文字」というのは、あくまで目安なのです。目安としては、私も異論は全くありません。ただ「目安」と「絶対的な決まり」は、当然ですが、全く別物。 映画館でもテレビやビデオやDVDでも、一般の観客はタイムコードを表示させて映画を見る事は少ないです。テレビの映像が動いて見えるのは1秒の30分の1を単位(=フレーム)とした画面を連続して流す(逆に言えば30枚の画面をパラパラ
http://miyako.cool.ne.jp/cgi-bin/koh/shomei.cgi ↑ここで展開していて月末まで署名を続けるようです。悲しい事ですが、極めて現実的な方法です。消費者が改善を求め、企業がそれに応える。ただ、異常なのは消費者の腰が非常に低く「企業様」に改善を乞う図式です。 私はこんな企業を見た事がありません。いや、正確に言うと映画の配給業界以外では見た事がありません。 さらに「改善を求める内容」ですが、これは字幕翻訳家(「名無し」ですが)として断言します。指摘の大半は配給会社側が直す気持ちさえあれば、初号試写から公開までに直せたのです。その体勢を考えていて当然の話ですから。 映画を作る人達の労力を「プロダクション・ノート」として何回もまとめてきたベテランが揃った配給会社の中に「彼らの意志をできるだけ反映させて字幕を作ろう」と思う人がいないのは不思議です。 テレビなど
たいがい話が脱線しまくり、ちょっと気を抜くと時間も押してしまうトークイベントを大阪と横浜で開催します。字幕を作る時は1文字ずつ「あ〜でもない、こ〜でもない」と試行錯誤しつつ、じっくり考えるのですが話すとなると…。準備はするんですが、どうしても脱線してしまって。空気を読むというか、読まないというか、その場で反応がいいと感じると、そっちに話がいったりして…。 まずは今週末、大阪から。第七藝術劇場での「サスペリア」7月12日(金)19:35〜の終映後のトーク(21時半位〜22時位)。 http://www.nanagei.com/movie/data/1363.html そして7月13日(土)に天六のブックカフェバー、ワイルドバンチでは14時~16時に「映画の字幕ナビ」出版記念トーク。 http://www.cinepre.biz/archives/25150 続いて同じ会場で17時〜19時の予
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