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大谷翔平
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昨日今日はずっとそのことについて考えていた。やや身に覚えがあるのは私が「セックスレス」や「ダブル不倫」といった性的な内容を含む記事をよく書くからだ。 私は「セックスレス」を「よくない」と捉えて、それを防ぐにはどうすべき?という観点で日ごろから考えるし記事を書く。ただ人によってはそれは「カップル像の押しつけ」であって「よくない」と捉えるのがそもそも問題だと思う人が少なからずいる。 ただ私は自分がそうなったら困るし、困っている人がいるのは確かなので、そういう意見があることを知りつつ、発信する。この点について、「価値観の押しつけ」「(レスの夫婦を)追い詰めている」と私のスタンスを批判するのはその人の権利だし、その批判に対してどう対処するかは私の自由。 一方で職場において「セックスレスはよくない」と発言するのはセクハラで、それは性的な内容を含んでいるのと価値観の押しつけがあるから。特に上司や部下の
最近彼が写真にはまり、はてさてカメラ教室に通うようになった。 彼のカメラ教室の先生は話を聞く限り感性の人。写真が上手くなるには自分の欲求を知ることが大事、というのが信条らしく、ガチ理系の彼からすると、かなり斬新な発想。 先日その先生が、たとえば富士山を遠景に桜を撮るような、そんな作為的な写真が好きじゃないという話をしたそうだ。皆が好きであろうものを組み合わせて共感を呼ぶ、というのはその先生からすると「あざとい」であり、私はああわかるなあと思う。 男性受けしやすい服に化粧でキメてくる女子が昔から苦手だし、売れっ子俳優×恋愛群像な「ヒット目指します!」がにじみ出てる映像作品も好きじゃない。だから彼のカメラの先生のように、「撮りたいものしか撮らない」というスタンスはすごく素敵だなあと思うし、私もできればそんな「芯」みたいなものを身に着けたい。 ただ彼としては、富士山と桜を好む人がいる以上、それは
この記事がきっかけで、 keizokuramoto.blogspot.jp phaさんと小林銅蟲さんが出ている「ザ・ノンフィクション」をみた。 後半は泣きっぱなしでみてた。「頑張らない」というのも、それはそれで大変だよな、ということを、番組を通して感じた。そして「頑張らない」を頑張っていた銅蟲さんに、支える人ができて、そして同じ「頑張らない」でも、本人的によい方向に向かって、そして今度は銅蟲さんが、phaさんよろしく、支える側にまわりはじめたことに、すごく心をもってかれた。 「頑張らない」を貫くのも、それはそれでしんどいことだ。この世の中は「頑張らない」を頑張る人には、居心地が悪い。 「頑張らない」を頑張る、というのがピンとこない人は、「頑張りたくない」を頑張ってきた人なのだと思う。本当はもっと寝ていたいけど起きる。認めるのは嫌だけれど、自分が悪かったと謝る。「世の中」てそういうのものだと
私が今付き合っている男性は一言でいうと冷静沈着。年こそ下だけれど、いつもでんと構えている。そんな彼がものすごく興奮して、この本がすごいと教えてくれた。 勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書) 作者: 梅原大吾 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/10/01 メディア: 新書 この商品を含むブログ (15件) を見る 私は先日のブログでも書いたとおり、ウメハラさんを紹介した人のブログで、彼の考え方、というか生き方にいたく感銘を受けた。 blog.makicoo.com たださすが相方氏が興奮しただけはある。この本はそんな彼の哲学がものすごく体系だって、分かりやすくまとまっている。ここ数年でいちばん影響を受けた本は、アドラーの「嫌われる勇気」だったけど、たぶんこの本が塗り替えた。 著者の梅原大吾さんは、日本人初のプロゲーマー。ストリートファイターなどのゲームで何度も世界チャンピオン
先日、前職の同僚(アラフィフ♂+アラサー♂)と飲みながら、私が今温めているテーマ、「アラフォーからの恋愛」の話をした。海外では40代50代男女向けのデートサイトがあり、どんどんカップルが生まれている。日本でも、今後そんな需要が出てくるんじゃないか、というのが私の最近思う、というか願っていることだ。 ただ♂二人の反応はイマイチ。理由としては、日本だと、男性は少しでも若い女性を探しちゃうんじゃないかということ。 ああ、確かにそれはあるなと思う。日本だと60代男性ですら、40代女性と20代女性がいたら、迷わず20代女性を選ぶ気がする。 一方外国人男性は、というと、少なくとも私が現職で一緒のアメリカ人達は、そこまで女性に「若さ」を求めていないように思う。それはカップルで参加する行事が目白押しなので、たとえ若くなくても彼女/妻がいないよりはマシだから、というのと、そして一緒にいる時間が長い分、より「
好きな漫画なんだけど、ドラマ化されると知って嫌な予感がした。で、案の定、第一話放送後、こういった記事が出るわ(ゆとりずむさんは好きです)、Twitterのタイムラインにも予想したようなコメントがたくさん。。 www.yutorism.jp この漫画、「あの時ああしていれば今は結婚できたんじゃないか」と言いながら、「そうそう、だから結婚しない(できないというのもあるにせよ)んだよね~」という要素が強い。少なくともあの3人は、ただ結婚する、というだけなら今でもすぐに、できるのだ。 ただ、これを「結婚できない女たちの悲劇」と受け止める人が少なくない。そのため、ドラマが盛り上がるにつれ、アラサーアラフォーの未婚女性に対し「大丈夫だよ、まだ間に合うよ」的な慰めや腫れ物のような扱い、「そんなんだから結婚できないんだよ」というような言葉がネットに飛び交うのを、私は危惧している。 誤解を恐れずに言うと、「
※この文章は下記の作品を受けて書いたものです。 大和書房・WEB連載〜40歳がくる!MOB 雨宮 まみ vol04 若さを失うということは、可能性を失うということである。私はこの「可能性」という言葉が、若い頃は大嫌いだった。「若いんだからなんでもできる」なんて言われても、目の前にはいろんな壁があって、「なんでも」なんてできなかった。可能性はあっても、どれかを選べば、他の選択肢は消える。それを選ぶプレッシャーはきつかった。 その「可能性」がどんどんなくなって、38歳で私は突然、自由を感じた。「失うものが減ってきた」という身軽さを感じた。 今なら、なんでもできる。やりたかったこと、我慢なんかしなくていい。失うものも捨てるものも、もうあんまりない。 雨宮まみ40歳がくる!「裸になっていこう!」 38歳のことだ。ある日の飲み会で、友人の紹介で初対面の人もこみで飲んでいた。普通に和気あいあいと話をし
中学校の時の♀の先輩と連絡を取り合う機会があって、お互いの学年の同窓会の話になった。私も先輩も直近あった同窓会に出席した感想としては「中学時代に大して仲良くなかった人とも、同窓会で会うと昔から仲良かった気になる」で、先輩は同窓会で再会したうちの何人かとたまに会ってはお茶したりランチをご馳走になったりしてるという。私もそんな感じで久しぶりに再会した同級生には色々優しくしてもらってる。 その話を年下の♂友達としていたところ「それは下心なんじゃないか」と言われた。が、私も先輩も色気があるタイプの♀ではなく、だいたい向こうは女の人とご飯を食べるとしたら、誰に対しても奢るように思う。ただどうも年下の♂友達からすると「では何故奢るのか」が納得がいかないようで、そんな彼と話をしていてはたと思った。もしかして私の世代(1970年後半から1980年前半くらいまで)以降って「男は女に優しく」という概念がなくな
< 火曜日は飲みに行くことが多くて、あまりきちんとみていなかった「逃げ恥」。最終回の昨日はちょうど予定がなくなったので、リアルタイムに鑑賞できた。アラフォーの私としては、みくりちゃんと平匠さんよりも、百合ちゃんの恋の行方が気になってた。私もできれば年下じゃない人と付き合いたかった、と今でもふと思ったりするから、百合ちゃんの気持ちは痛いほどよくわかる。で、最終回の感想としては、ハッピーエンドになってよかった、というのもあったけど、百合ちゃんの下記のセリフにすごく考えさせられた。 「若さに価値を見出す女性が、この国にたくさんいることにむなしさを感じる。この先あなたが向かっていく未来でもあるのに。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」 ~「逃げるは恥だが役に立つ」第10話~ そもそも私はずっと人生のピークを「35歳」だと思っていた。色々な経験を重ねて、精神
南場さんは約5年前、ご主人の看病をするためにDeNAの代表取締役を退き、代表権のない取締役として、DeNAに関わることになった。 当時、DeNAといえば南場さんというくらい、南場さんはカリスマ的経営者だった。南場さんに憧れてDeNAに入社した人というのはすごく多くて、中には南場さんが辞めたら会社を辞める、なんて言う人もいたくらい。だから、南場さんが社長を退くというのは、当時の中の人にとって、すごくショッキングな出来事で、そしてその理由が「旦那様のご看病」といういわばプライベートのご事情だったから、「仕事」と「家庭」を天秤にかけざるを得ないことというのが人生には起こりうること、そして南場さんは最終的には「家庭」を選んだというのが、当時、中の人だった私には、ものすごく衝撃的だった。 その後ご主人の病状が安定したことを恐らく契機に、横浜DeNAのオーナーになったり、DeNAの会長になられたり、再
取り寄せていた「間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに」という本が今日めでたく入荷しさっそく読了。 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに (コア新書) 作者: ロマン優光 出版社/メーカー: コアマガジン 発売日: 2016/11/02 メディア: 新書 この本、何故わざわざ取り寄せるまでに読んでみたいと思ったか。それは雨宮まみさんと二階堂奥歯の類似性に関する記述があることを知ったからだ。 私は雨宮まみさんの死にあたって、ふと二階堂奥歯を思い出したのだけど t.co いつも読んでいるブログ「いつか電池がきれるまで」でも言及されていて(サムネまで一緒だ)とてもビックリした。 fujipon.hatenablog.com そして調べたら、生前雨宮まみさん本人が、そもそも類似性を認めていたのを知った。 二階堂奥歯さんの文脈で自分のこと書いてもらっ
昨日はFacebookでもTwitterでもはてブでも、雨宮まみさんの訃報のニュースで持ちきりだった。私も何冊か彼女の本を読んでいたし、年が近いのもあってとても悲しい。ただ改めて生前の彼女の文章を読んで思い出したのは、二階堂奥歯のことだった。 二階堂奥歯とはネットで「八本脚の蝶」という日記を書いていた編集者。2003年の3月にビルから飛び降りて、この世を去った。「八本脚の蝶」は彼女を慕っていた人の手によって書籍化されている。一時期絶版されていたのだけれど、最近また復刻し、2016年度本屋大賞の「発掘部門」というカテゴリの代表作に選ばれた。 trendy.nikkeibp.co.jp 私が彼女の死を知ったのはこの間書いた親友を亡くした3ヶ月後。 blog.makicoo.com なぜ二階堂奥歯が私に特別な意味があるのかというと、彼女もまた死んだ親友と同じく、高校の同級生であるからだ。 高校時
今の会社に入ってビックリしたことのひとつに、同僚たちの移動距離の長さがある。世界をまたにかけるというと聞こえはいいが、会議のためにアメリカから12時間かけて東京に来て、数日過ごした後にまた帰るというのが現実だ。で、その2週間後に今度は中国の打ち合わせに赴いたりするのも珍しくない。日本をベースに活動している同僚にいたっては、ここ3ヶ月でシンガポール、オーストラリア、韓国に加えてアメリカを3往復ほど。ビジネスクラスの移動じゃないと無理、という彼の言葉にまあそうだよねと頷くしかない。 社会人になってしばしば感じるのは体力の重要性。特に世界を飛び回るような仕事というのは、語学より実は体力がかなり重要なように思う。時差ぼけで大して寝れなかろうが、現地に行ったからには予定をこなす必要がある。また日本を離れている時ほど、日本とのコンタクトが重要だったりで、日本時間にあわせてミーティングしたりなどもよくあ
最近すっかりはてブウォッチャーの私なのだけど、どうも話題になる記事と自分の考えていることの方向性が違うことが多い。 ta-nishi.hatenablog.com この記事から www.ikemenmusuko.net この記事の流れになり、何言っているんだと思っていたら、賛同している人がそこそこいてびっくりした。 ちょっと長くなるけど、学歴と幸せの相関性について、私が今までに経験してきたことを書いておこうと思う。 私が住んでいた当時の仙台は、高校は自分の学力にあったところに行けばいいと考えている家が多く、高校受験に際して必死に勉強するような人は少なかった。ただし東京から仙台に引越ししてきた系の家庭は例外で、受験に対するモチベーションに大きな格差があった。 うちは父親が大学の先生だったり、母親が東京の私立一貫中高出身だったこともあり、塾に通わされる組だった。が、東京の国立私立を受ける組はさ
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