1.株式には、様々な要因により、しばしば非合理的な株価が付けられる。 2.一方、株式には、比較的安定的な動きをする株式価値が存在する。また、この株式価値は、必要最低限の知識があり、かつ、しっかりとした調査を行なえる投資家には、かなり正確に把握する事ができる。 また、株価と株式価値はしばしば乖離する。 3.株式価値よりも大幅に割安な株価が付いた株式を買い付ける投資方法は、長期的に優れた投資成績を上げる事ができる。 (註 ベンジャミン・グレアムは、株式価値−株価の事を安全域(margin of sefety)と呼び、安全域が株式価値の3分の1以上あるべきだと主張している。) この3つの前提を受け入れる事にすると、株価は新聞を読めば分かるので、株式価値の評価方法を理解すれば、バリュー投資を行う事ができることになります。 (註 このウェブサイトで使っている株式価値という概念は、本によって