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衆院選
dialogue.135.jp
※50000字以上あります。書いてみたら焦点がぼやけてる気がしたので、要約版をそのうち書きたいかも。多分、登場する哲学者は過去最多で入不二基義、永井均、青山拓央、谷口一平、飯盛元章、平井靖史(敬称略)です。群像劇みたいなのを狙ったけど、ちょっと欲張りすぎでした。これも2ヶ月以上かかって疲れた。 1 はじめに (1)二つの本 この文章は、入不二基義が関わった二つの本、『〈私〉の哲学をアップデートする』(以下、『アップデート』)と『リアリティの哲学』(以下、『リアリティ』)に関する文章だ。 いずれの本も入不二の単著ではないし、特に前者は、永井均の独在論に関する本である。だが、僕は入不二ファンだから、特に入不二に注目して読み、そして考えた。だから、この文章は、これまで何度か書いてきた、入不二の現実論についてのものであり、この文章には、ほぼ主役級で永井が登場し、他にも何人かの哲学者が登場するけれど
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