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アメリカ大統領選
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この5つのチャンネルは集団維持のための自己抑制のセットをなしており、つまり人間の脳は、社会維持にとって必要な行動(人としてどう振る舞うべきか)を、「守られやすい」直観道徳として感じるように進化したというのが著者の分析である。 これら生得的な直観道徳チャンネルには「適応課題」で示されているような抽象的な観念が置かれているだけで、内容は具体的にはきまっていない。具体的な中味は、それぞれの社会集団が生活形態に合わせてチャンネルを調整することできまってくる。 そうして各集団が調整してつくりあげた直観道徳の具体的なセットを「道徳マトリックス」といい、それがその社会における美徳(社会道徳)を構成している。 道徳というと理性的なもの、後天的なものと思われがちだが、社会道徳については、このように理性ではなく(理性では制御できないがゆえに拘束性がある)生得的な直観システムを基礎にしているというのが著者の見立
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