サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
fserc.kyoto-u.ac.jp
はじめに 近年日本海側の森林地域で問題になっているナラ枯れが、芦生の森にも及んできました。 このナラ枯れは、木材の内部まで穿孔して繁殖する昆虫カシノナガキクイムシ (Platypus quercivorus) と、それに共生する菌 (Raffaelea) が原因と考えられています。このタイプの森林被害は20数年前に山形県を中心とする地域から報告され、その後日本海側を南下するように拡大してきました。ただし、1950年代には兵庫県、山形県などでこのような被害が起こっていたことが記録されています。現段階では、完全かつ有効な予防法や防除法は見いだされていません。 4,200ha (7km×6km) の森林をもつ芦生演習林には多くのブナ科樹木があります。カシノ ナガキクイムシによる被害を受ける可能性のある樹種はミズナラ・コナラ・クリ・ウラジロガシ・ ブナなどです。ナラ枯れが最も心配されるのはミズナラ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『フィールド科学教育研究センター』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く