サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
funkenstein.hatenablog.com
さて後半。こちらはトークショーの話になるが、実際はBIBLIOPHILIC & bookunion 新宿(以下union)が中心で下北沢B&B(以下B&B)でのはちょっとになります(諸般の事情から)。(例によって※印はブログ主の感想、間違い等あればご指摘を) Bootsyの話。まず1988年のアルバム"What's Bootsy Doing"の曲を聴きながら(※当ブログ主にとってもBootsyを知った、いやP-Funkを知った思い出深いアルバムなんだよなあ)。 'Party On Plastic' www.youtube.com 「時間がねじくれて圧縮されたような魅力」また「Shake that floppy discの歌詞が時代を感じさせる」。「初めて打ち込みに取り組んで少し音作りに少々無理がある面も」とも("The Lord giveth and the Lord taketh awa
あーもう10月になっちゃった。遅れたけど書くよ! 7/15ジョージ・クリントン自伝『ファンクはつらいよ』発売を記念して、監修にあたった(カラフルな栞を4本もつけただけの仕事との噂があるものの、その4色はGeorgeの以前のカラフルな髪型に合わせた色で赤緑色盲らしいGeorgeのために赤と緑が入っていないというGeorge愛あふれる)丸屋九兵衛さんが、8月3日下北沢B&B(以下、B&B)で「雑学王・丸屋九兵衛が語るポップカルチャーとしてのジョージ・クリントン」、8月18日BIBLIOPHILIC & bookunion 新宿(以下union)で「丸屋九兵衛とギヴ・アップ・ザ・ファンクするパーラメント/ファンカデリックな一夜」と連続してトークショーを行い、いずれも参加したので時期が少しずれたが恒例の備忘録まとめ。内容は重なるところがあることや他の事情から合わせたまとめにすることにした。一部丸屋
さる3月23日にスラデック『ロデリック』翻訳者の柳下毅一郎さんと解説を担当された円城塔さんのトークショーのまとめ。 その昔、新高円寺に住んでいたので高円寺駅前もそれなりによく通ったが随分変わっていた(まあ20年近く前だから当然か)。文禄堂は駅前正面で、2階にも少し席があるちょっとユニークなイベントスペースで行われた。(例によって自己流備忘録。ところどころメモし損なって抜けてますし多少話の順番の入れ替えもあります。以下敬称略。※印はブログ主注。間違っているところがあったらご教示を) 柳下:スラデック『蒸気駆動の少年』出版記念トークショーがあった時に円城塔さんと伊藤計劃さんが二人揃って客席に座っていた。その時にもお土産短篇を用意した(※たぶんこれ、原題はAlien Territoryらしい。色んな順番で読めるいかにもスラデックらしい実験短篇。ということでその時当ブログ主は円城・伊藤両氏のちょう
随分間が空いてしまったが、2015年12月4日に行われた丸屋九兵衛さんのトークライブ「Q-B-CONTINUED vol.5」のまとめ。映画『007 スペクター』の公開日に行われた、007特集!平日金曜日の夜で007ファンはいったいどうするんだと思ったら既に日中に観てきたという方が数名いらしてびっくりした。場所はvol.4と同じ代官山シアターサイバード。やはり司会はスペシャルホストのサンキュータツオさん。(※はブログ主の感想など) さて導入はお馴染みわれらがジョージ・タケイ。山梨出身の父タケイ・タケクマは大のAnglophile(英国好き)でジョージⅥ世にちなんで名づけられたという。それもあってか本人もAnglophileで英国製スーツや英国の食べ物が好きだったりするらしい。 トークショーのタイトルは<007と大英帝国の爪痕(スペクター転覆計画)>。丸屋さんの衣装は緑色のスーツ(裏地はオレ
はいまたまた行って参りましたよQ-B-CONTINUED。いやーしかしこれまた濃いネタだなー。しかしやっぱりきちゃった感もある腐の世界。文学や音楽に出てくる同性愛文化には多少親しんできてるけどBL物自体はあんまり詳しくないんだよなー。まあとにかく代官山シアターサイバードへ(今回は金曜夜ではなく日曜午後に)Let's go! (例によって以下のまとめは備忘録的なもので、あくまで自分が記憶している内容だけでまた話の順番などは入れ替えているところもあります。間違い等ありましたら御指摘いただければ幸いです) 今回もスペシャルホストはサンユータツオ(米粒写経)さん。BL漫画がお好きとのことでググると以前から布教活動をされている様子。まさに最適な聞き手である。すっかりお馴染みになった(?)うっかり九兵衛のテーマにのって丸屋さん登場。(薄手のアームカバーをしたり普段とちょっと違ったファッションには理由が
今年も行って参りました。去年は結局レポートを書けなかったが、今回はちょっとまとめておこうかな。 まず昼の本会から。 1.東山彰良インタビュー(聞き手 大森望) 『ブラックライダー』のタイトルだけは知っていたが、台湾生まれの方で子供の頃に日本に定住されたという経歴でお祖父さんが蒋介石とともに台湾に渡ったそうで、新作「流」はその話をフィクション化したものとのこと。いやー面白そうだわ。影響を受けたのはガイ・リッチーやタランティーノの映画、エルモア・レナードやブコウスキーといったあたりでSFはあまり読んでいないとのこと。個人的に創作(童話のようなものとおっしゃってたかな?)はしていたものの、大学を離れなくてはいけなくなり将来に不安を感じていた時に台湾のミュージシャン伍佰(Wu Bai)のバンドいた幼馴染と話をしていて刺激を受けたというエピソードもカッコいい。いろいろSF文脈的なものから外れている感
幻想文学にはそれほど明るくない当ブログ主でヴァ―ノン・リーのことも全く知らなかったのだが、翻訳や大変面白い評論で幻想文学の紹介者として自分にとっては良い道案内となってくれる中野善夫さんの選・訳の本で、装丁もまた素晴らしいので購入し読んでみた。(○が特に楽しめたもの) 「永遠の愛」○ 著者は1856年生まれの(筆名は男性の)女性だが、本作品の主人公で煩わしい日常業務を四苦八苦でこなし何とか研究費を得てイタリアに渡り大好きな歴史に意識を没入させていたい男性の教授の心情が実によく表現されている。美しくも怖ろしい話なのだが、そこはかとなくユーモアが感じられるのはそのせいだろう。 「教皇ヒュアキントス」色彩の洪水ともいうべき沢山の鮮やかな色のイメージがあふれた幻想譚。 「婚礼の櫃」美しい娘の残酷な運命が描かれる。美術品をモチーフにした作品が多い印象もある。 「マダム・クラシンスカの伝説」不自由のない
ヴァリス〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF) 作者: フィリップ・K・ディック,山形浩生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/05/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る 次から次へとコアな読書系トークショーを仕掛けてくるCafe Live Wire。 先日のSFなんでも箱に参加したら、なんと訳者の山形浩生さんを囲んでの『ヴァリス』トークショーがあるというではないか。大慌てで新訳読んで参加したっす(ちなみに旧訳創元推理文庫『ヴァリス』は既読だったが三部作のその他は未読という状況)。 山形浩生さんの他は山形さんとも古くから交友のある特集翻訳家の柳下毅一郎さんにこちらもお二人と旧知であり評論家の牧眞司さん。さらには途中から客席に翻訳家・評論家の大森望さんが登場。いやあこれは強力布陣。ディックと関わりが深くかつ踏み込んだ発言が期待出来そうな顔ぶれである。で、期待通り面
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『funkenstein.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く