~人気のない山道の奥へ~あなたは死者の世界の存在を信じるのだろうか。その筋のマニアたちには、以前からあるウワサが信じられていた。島根県のとあるところに、“あの世”と“現世”をつなぐ場所があると・・・・。 国道9号線を松江方面から安来方面に向かって走る。目指すは「黄泉比良坂」。黄泉とはむろん死者の世界のこと。 黄泉比良坂に着くには、東側と西側からのアプローチがある。今回は、じっくり探訪するために徒歩で西側からアプローチした。 住宅地に小さな標識「黄泉比良坂 徒歩3分」を発見。標識の矢印に導かれるように足を進めると、緩やかな上り坂となった。そこは、人が通った気配のない薄暗い山道。得体の知れない不安が沸き上がってくる。しばらく歩く。すると、今度は下り坂になって、その地は突然現れた・・・・。 ~心霊写真のメッカ!?~そこには石柱が2本、まるで鳥居のように建っていた。2本の石柱には細いしめ縄が結ばれ