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大谷翔平
fysr.hateblo.jp
知的障害とADHDだという診断が下りたのは中学生の頃だった。 自分が障害者だということへのショックは薄かったけど、 他人の障害者への接し方を肌で感じて、 「障害者ってこんなに酷い扱いを受けるんだ」と思った。 そんな自分も障害者だったってことに気付いて、 ちょっとだけ悲しくなった。 高校は養護学校へ行った。親元を離れ寄宿舎で生活した。 養護学校の生徒は、同い年の健常者の高校生よりは気楽だった。 でも、知的障害の中でも割としっかりした子が、 同じクラスの重度の子を嘲笑しているのを見たとき、 障害者も健常者も変わらないなと思った。 週に一度、実家へ帰る。 ちょうど、普通校の生徒たちでバス停もバスもぎゅう詰めになる。 時間をわざと遅らせて、僕もみんなもバスに乗った。 そんなことをする理由を誰も口には出さなかったけど、 やっぱりみんな健常者が怖かったんだと思う。 教師はアタリハズレが酷かった。 美大
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