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ドラクエ3
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毎年恒例&今年もやります!対馬での講演&昆虫観察会! 今回は鶏知ダムでの夜間観察。 7/28(日)の19:30からスタートです。以下、詳細。_______ 令和6年度対馬楽フィールドワークスゴイチャケ!平坂寛と行…
今日は3月に千葉でシロスジカミキリの幼虫を採って食べた時のお話です。テレビのロケも兼ねてました。 なんか最近の投稿は一年を振り返る…みたいになりつつありますが、年末ということで。 シロスジカミキリは日本産カミキリムシの中でももっとも体長が大きくなる立派な種です。そのぶん幼虫も非常に大型で、食べ応えがあります。 カミキリムシの幼虫を食す文化は世界中に広く見られ、あのファーブルでさえその食味を絶賛したほどです。 ▲フィールドは千葉県某所の果樹園。 ただ一点、採集に関して問題が…。シロスジカミキリの幼虫は主に生きたクリの木、しかも幹の内部に穿孔して暮らしているのです。 つまり、捕まえるためにはクリの木を伐採しなければならない。 ただ、シロスジカミキリに食われ続けたクリは衰弱して実りが悪くなる。そしてやがて枯れるか内部が中空になって風で折れてしまう。そのため、クリ農家の方々もある程度木が弱ると見切
※本企画は株式会社メルカリの提供でお届けするPR記事です ・フライフィッシングとは? 25年もの間、ずっとやってみたかったのだけれど手を出せずにいた趣味がある。フライフィッシングだ。 フライフィッシングとは魚を彼らが自然界で捕食しているエサ(昆虫やエビ・カニ、小魚など)に似せた毛針『フライ』でだまくらかして釣り上げる遊漁である。 ▲カゲロウやアブを模したフライ(既製品)。 エサやルアーを使う釣りには無い ・ターゲットとなる魚がどの季節にどんなエサを食べているかを調べあげて熟知する(釣り場の生態系全体への造詣が深くなる) ・いかに本物そっくりなフライを作れるかが試される(工作要素が強い=自宅でも楽しめる要素あり) ・軽〜い毛鉤を飛ばすために独特な道具とキャスティング動作が必要(←この道具と動作がなんかかっこいい) ・だいたい釣り場のロケーションがいい(釣れなくても気持ちいい) といった点が魅
カリフォルニアへバナナナメクジを採りに行ってきました。 ▲生息地はやや乾燥した山間の針葉樹林。空気が澄んでいてすごく気持ちいい。僕のプラシーボ器官が濃厚なフィトンチッドを感じる。 生息地だという針葉樹林を歩き回るが、なかなか見つからない。 乾燥しているから倒木の樹皮下でも潜んでるんだろう!いや、いない! なら樹洞の奥だろう!いない! 探し回ること数十分。無事に見つかったんだけどその環境が「ああ〜、そこっすかー」というところ。 ▲意外と乾いた環境でもそれなりに活動できるようだ。そのためか分泌する粘液が異様に濃い。触ると洗ってもなかなか落ちない。 それは涸れ沢の谷底。しかもそこにばかり密集している。 確かにここなら常に湿気があるよね。陸貝業界では常識なんでしょうが目から鱗でした。 涸れ沢を凝視するのはガロアムシ探しとヤエヤママダラゴキブリの幼虫探し以来。 ▲今回捕まえたのは黒斑が多く黄色がくす
オーストラリア巨大生物取材行、クイーンズランドでジャイアントショベルノーズシャークとヨロイモグラゴキブリを捕り終えて残すはタスマニア島の『タスマニアオオザリガニ』のみ。世界最大のザリガニである。 実は2012年にテレビの撮影でこのザリガニに『30分間だけ』挑む機会があった。 しかし奇跡は起きず、結局は事前に現地の研究者が捕獲していた小型個体を拝むに終わった(それでも十分に素晴らしい経験だったと今でも感謝している)。 今回は大型個体をリアルタイムで捕まえるのが目的なのだ。……そう!今回のターゲット三種はいずれも前回の挑戦で敗北を喫しているものばかり。この取材行はリベンジトリップだったのである。 ▲と言うわけでケアンズからメルボルン国際空港を経てタスマニア島へ。タスマニアでは今、タスマニアデビルを伝染病から守るための募金活動が盛ん。 ▲以前の訪問時には海でカニ採ってたなあ…。 しかしこのタスマ
オーストラリア巨大生物取材行のターゲットその2は世界最重量のゴキブリとして有名な『ヨロイモグラゴキブリ』。 世界最重量ではなく「世界最大のゴキブリ」と書くとほかにいくつか候補が上がってしまうのがややこしいが、僕個人はこいつこそが「いちばんデッカい!!」ゴキブリだと認識している。 体長、すなわち頭の先からお尻の先までの長さでいえばいわゆるマダガスカルゴキブリの一種であるGromphadorhina oblongonataが名乗りをあげることになる。さらに有翅種で翅の端まで計測に入れていいよというのであれば南米産のMegaloblatta longipennisという種が頭ひとつ抜けてくるようだ(どうにか現地で実物を見てみたい)。 ▲世界最大ゴキブリの一角、マダガスカルに産するGromphadorhina oblongonata。体長ではヨロイモグラをしのぐと言われる。ペットとしても(局所的に
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