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大谷翔平
blog.bobuhiro11.net
RDMAをEthernet上で実現する仕組みであるRoCE v2についてマイクロソフト社内での運用 1 について調べてみた。 イントロ# RDMAというとInfinibandというイメージだったが、最近はiWARP、RoCEなども候補になる。 RoCEを略さずにいうと、Remote Direct Memory Access over Converged Ethernetとなる。 Remote Direct Memory Access とは、CPUを経由せずにリモートノードの主記憶を読み書きできる仕組みである。Converged Ethernet とはロスレスなEthernetであると理解した。 RoCEは2種類のバージョン v1 と v2 がある。v1はL2ヘッダの後ろにRDMAのペイロードが置かれる構造をしている。原理的にL2サブネット間でのRDMAを想定している。一方、v2はL4ヘッダ
参考にしたブログ記事 2 では、WSL2上のゲストカーネルを再ビルドするような手順が紹介されているが、今回は必要なかった。 単純に nestedVirtualization=true とするだけで対応できた。 動作確認 Part.1# QEMU/KVM上でcirrosイメージを動かしてみる。 # non-root ユーザからも KVM の利用を許可 $ sudo chmod a+rw /dev/kvm $ kvm-ok INFO: /dev/kvm exists KVM acceleration can be used # cloud-init を無効化した cirros イメージを取得 $ wget https://github.com/eprasad/virt-cirros/raw/master/virt-cirros-0.3.4-x86_64-disk.img $ qemu-syst
はじめに# The eXpress data path: fast programmable packet processing in the operating system kernel 1 を読んだ。 この文章はほとんどこの論文をもとに書いたが、一部ニュース記事を引用している。 eBPF/XDPが流行っているということは、BCC、bpftrace、Facebook Katran、Cloudflare Gatebot などeBPF/XDPを使うプロジェクトのGithub Star数から感じ取れる。 eBPF/XDPには、特殊なハードウェア・ソフトウェアに依存せず、 カーネルの仕掛けとして高速パケット処理を実現できるという強力なメリットがある。 一方であまり弱点を主張するような記事は見当たらないので、実際のところどうなのか感触を知りたい。 XDPを使うとNICデバイスドライバのコンテキス
Linux Observability with BPFを読んだので、メモしておく。 今月、Brendan Gregg氏のBPF本も出るので、 それも読みたいな。 BPFを使うことで、カーネルのイベントをフックして安全にコードを実行できる そのコードがシステムを破壊したりクラッシュさせたりすることが無いよう、BPF側で検証してくれる カーネルモジュールと異なり、BPFプログラムはカーネル再コンパイルの必要がない BPFコードが検証された後、BPFバイトコードは機械命令にJITされる BPFプログラムは、bpf syscall によってBPF VMへとロードされる 2014年前半にAlexei Starovoitov氏がeBPFを導入した 過去のBPFでは2つの32bit registerのみが使えたが、eBPFでは10個の64bit registerまで使える 2014年6月にはeBPFは
0. はじめに# 実機でhello worldを目標に簡単なブートプログラムを書きます. せっかく友人からもらったraspberry piを遊ばせているので いいおもちゃになりそうです. ただ,ほとんどhttp://wiki.osdev.org/ARM_RaspberryPi_Tutorial_Cを参考にしているので 詳細を知りたい方は原文を読んでいただけたらと思います. 前半はエミュレータとクロスコンパイラの準備です. 全部コピペしてくれれば動くようにはしているつもりです. 対象はraspberry pi Model Bと呼ばれるものです.(これしか持ってないです) wikipediaより cpu: 700 MHz / ARM1176JZF-S コア (ARM11 ファミリ) ボード: BCM2835 メモリ: 512MB 内蔵SSDやHDは搭載しない代わりに,SDカードを記憶装置として
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