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円安とは
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2023年08月01日 23:20 カテゴリその他諸法 法務省、「AI等を用いた契約書等関連業務支援サービスの提供と弁護士法第72条との関係について」を公表 Posted by kawailawjapan No Comments さて、法務省は本日1日、 「AI等を用いた契約書等関連業務支援サービスの提供と弁護士法第72条との関係について」を公表しました。 ↓ 法務省のウェブサイトの、こちらのページにございます。https://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/housei10_00134.html 昨年以来、話題になっていた件ですね。 公表された文書を、昼間にザっと一読した後、夜にもう1度読んでみたのですが、サービスが適法と認められる範囲はやはり結構狭いのかな…というのが私の印象です。(ただ、文書のうち、4項の部分は、やや斬新に感じましたが。4の(2)はイ
2021年11月09日 02:36 カテゴリ会社法関西スーパー対オーケー 関西スーパーとオーケーに関する報道記事等に接して Posted by kawailawjapan No Comments さて、今晩、会社法的に見て「こ、これは…」という情報に接しました。 1. まずはこれ。 「オーケー、関西スーパー統合差し止め請求へ、総会に異議」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0825O0Y1A101C2000000/ 日経新聞のウェブサイトのこの記事を読んだ時には、さすがに度肝を抜かれました。 先日の関西スーパーの臨時株主総会で、エイチ・ツー・オー・リテイリングとの株式交換契約の承認という議案が、66.68%と、可決に必要な3分の2の多数という要件を極めて僅差でクリアしたことは知っていたのですが、記事のような話があったとは…。 記事によりますと、
2019年11月29日 01:00 カテゴリ会社法改正(令和元年) 会社法改正法案の衆議院での修正内容について Posted by kawailawjapan No Comments さて、11/26に衆議院本会議で修正可決され、参議院に移った会社法改正法案ですが、衆議院法務委員会での法案修正の内容が、本日、衆議院のウェブサイトにアップされていました。 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/3_5692.htm 法律案の常ではありますが、衆議院のウェブサイトにアップされている修正内容を見ても、具体的にどこがどう変わったのか、少しわかりにくいので、私にて、以下、新旧対照表形式に修正内容を落とし込み、「現行法」「法務省提出の法律案」「衆議院における修正法案」の3つがそれぞれどのように
2018年08月09日 21:47 カテゴリ著作権法 著作権譲渡契約における著作権法27条・28条の明記の意味について Posted by kawailawjapan No Comments 1. さて、本日は小ネタです。 著作権の譲渡の契約書で、譲渡対象である著作権について、以下のような書き方を見かけることが良くあると思います。 「著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む。)を~に譲渡する」 これは、著作権のみの譲渡ではなく、例えば、著作権を含むその他一切の権利を譲渡するような場合にも、以下のように、同様に規定されるものですね。 「~に関する著作権その他一切の権利(著作権については、 著作権法第27条及び第28条の権利を含む。)を~に譲渡する。」 2. では、何故「(著作権法第27条及び第28条の権利を含む。)」のような注意書き(?)が必要なのでしょうか。 それは、著作権法のある
2016年05月09日 22:00 カテゴリ民事訴訟法訴訟その他裁判 国際裁判管轄の合意が無効と判断された裁判例(東京地裁平成28年2月15日中間判決)・続報 Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks [本ブログトップページ]→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ * * * * GWが終わりましたので、ブログのトップページの画像(スマホの場合には、最初の記事の画像)を更新しました。チェコの首都・プラハのカレル橋の画像です。(チェコは1度旅行しただけですが、あの国で飲んだビールは実においしかったなあ・・・。) 今月いっぱいはこの画像でいく予定です。 * * * * 1. さて、法律雑誌NBLの最新号(2016年5月1日号〔1073号〕)に、弁護士の遠藤元一先生のご執筆による「排除的管轄合意を
2016年03月01日 23:36 カテゴリ民法訴訟その他裁判 認知症の高齢者が列車に衝突した事故に関する訴訟の最高裁判決について Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks [本ブログトップページ]→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ * * * * さて本日は、やはり、既にニュース等で非常に話題になっております、このテーマを。 1. 認知症の高齢者が列車に衝突した事故に関する訴訟について、本日(1日)、最高裁判決が下されました。 結論は、ご承知のとおり、事故を起こした高齢者の妻、長男のどちらに対しても、民法714条の責任を否定しました。(原審は、妻については責任を肯定、長男については責任を否定し、控訴人、被控訴人とも、上告・上告受理申立てをしていました。) (控訴審判決については、以前、
2016年02月16日 22:03 カテゴリ訴訟その他裁判民事訴訟法 (国際)裁判管轄の合意が無効と判断された裁判例(東京地裁平成28年2月15日中間判決) Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks [本ブログトップページ]→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ * * * * さて、本日のブログ記事は、今日ネット上で非常に盛り上がっていた、こちらの話題を。 1. ↓ サンケイビズ(SankeiBiz)のウェブサイトに、「アップルに日本の下請けが一矢 東京地裁中間判決『米国での審理』退ける」とのタイトルの記事が掲載されておりました。 http://www.sankeibiz.jp/business/news/160216/bsl1602160500002-n1.htm 記事によりますと、アッ
2015年12月31日 20:00 カテゴリ会社法改正(平26) 監査等委員会設置会社への移行を公表した上場企業一覧(2015年12月31日現在) Posted by kawailawjapan [本ブログトップページ]→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ * * * * 監査等委員会設置会社への移行を公表した上場企業を、一覧にまとめてみました。(公表企業数が増えすぎてフォローしきれなくならない限り・・・)順次アップデートいたしますので、皆様の御参考になれば幸いです。 ※スマホで見る場合や、PCでもGoogle Chromeで見る場合には、上手く表示ができない(字の位置にズレが生じてしまう)ようです。PCでかつInternet Explorerでご覧になることを推奨いたします。 (公表日) (会社名) (総会の時期)
2014年05月12日 23:28 カテゴリ会社法 LINEを使って取締役会を開催することの会社法上の論点について Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks [本ブログトップページ]→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ * * * * さて、本日2本目の記事です。 1. 数日前、SNS上で、某ベンチャー企業さん(組織形態は株式会社。名前は隠さなくても良いかもしれませんが、一応・・・)が、LINEを使って取締役会を行っているという投稿に接しました。 その投稿には、LINEで役員さん達が文字で議題についてやりとりをしたらしく、最後にとある役員さんが「異議なし」、別の役員さんも「異議なし」、といった言葉が「吹き出し」内に表示されている画像がアップされていましたね。 この場合、会社法好き(?)の方
2013年09月25日 23:03 カテゴリ訴訟その他裁判 田原睦夫弁護士(元最高裁判事)の講演録「最高裁生活を振り返って」 Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks [本ブログトップページ]→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ * * * * 1. さて、法律雑誌「金融法務事情」の最新号(2013年9月25日号)に、元最高裁判事である田原睦夫弁護士の講演録(タイトルは「最高裁生活を振り返って」)が掲載されていました(同号6頁~36頁)。これは、今年の7月13日に関西金融法務懇談会で行われた講演を元に加筆・修正したものとのことです。 かなり長い講演録ではありますが、さすが(?)田原先生のお話だけあって、一気に全部読み終えました。いや~、面白かった。 というか、この講演録、ぶっちゃけ過ぎ、か
2013年09月02日 21:58 カテゴリ法律関係その他 日経ビジネスの特集「役員報酬の『怪』」/経済産業省、営業秘密管理指針の改訂版を公表 Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks [本ブログトップページ]→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ * * * * さて、9月に入って最初の営業日ですが、本日は話題2つです。 * * * * 1. まず1つ目の話題ですが、本日発売の週刊誌「日経ビジネス」の特集は、「役員報酬の『怪』」でした。 新聞広告を見て、私も早速購入。 16ページほどの特集でしたが、さすがは日経ビジネスさん、記載内容はいくつもの取材に基づいた、概ねしっかりしたものになっておりまして、興味深い話もいくつも含まれておりました(ネタバレになるので余り書きませんが・・・)。 この記
2013年01月21日 22:23 カテゴリ法律関係その他 「日本企業はグレーゾーンで行動できない」(と言われる)のは何故か Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks (お知らせ) 第4回法律セミナー 「民法(債権法)改正の最新動向~中間試案を踏まえて実務家から見たポイント」 (開催日時:2013年3月4日(月)午後6時40分~8時30分) 只今、お申し込み受付中です。 (↓ 詳細は下記のリンク先をご覧下さい) http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/archives/6192776.html ご興味がございましたら、是非お気軽にお申し込み下さい。多くの皆様のお申し込みを心よりお待ちしております。 * * * 1. さて、しばらく前の雑誌記事の話になってしまい恐縮ですが、おなじみの法律雑誌「Bus
2012年10月22日 23:11 カテゴリ独占禁止法 電子書籍の小売価格の決定方法と独禁法上の「再販売価格の拘束」との関係 Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks 1. 本日(10月22日)の日経新聞朝刊の法務面に、「電子書籍の価格、出版社が決めると・・・」「『拘束』で独禁法のリスク」という見出しの記事がありました。 記事の冒頭には、「米アマゾン・ドット・コムが日本で電子書籍サービスの準備を進めるなか、小売価格の決め方が独占禁止法違反となるリスクが浮上している。出版各社はアマゾンとの契約交渉で、小売価格の決定権確保にこだわっており、契約内容次第では独禁法で禁じる価格拘束に該当する可能性があるためだ。」とあります。ふむふむ。 そして、日経記事では、「小売価格の決定権がなぜ問題になるのか。それは公正取引委員会が『電子書籍を第三者に売
2012年10月04日 22:11 カテゴリ訴訟その他裁判 「裁判官はどの程度ビジネスを理解した上で企業間訴訟を判断しているか?」について Posted by kawailawjapan No Trackbacks さて、取り上げるのがすっかり遅くなってしまいましたが(単に、私が目を通すのが遅れただけです・・・)、判例紹介雑誌「判例タイムズ」の今年の7月15日号に、「座談会 企業間取引の実情と紛争の発生・解決」という座談会が掲載されておりました(判例タイムズ1371号28頁~)。 この座談会、司会は加藤新太郎判事、出席者は金丸和弘弁護士、奈良輝久弁護士、清水建成弁護士、日下部真治弁護士の先生方でして、企業間取引の実情や、企業間取引が紛争となる要因、企業間取引訴訟の特色などの複数のテーマについて、突っ込んだ御意見・お考えをいろいろと披露されていて、興味深く拝見させて頂きました。 座談会では、
2024年02月29日 21:00 カテゴリ一般 [本ブログにお越し頂いた方へのご挨拶・ご連絡先] 本ブログにお越し頂きまして、誠にありがとうございます。弁護士の川井信之と申します。東京・銀座で弁護士をしております。 本ブログでは、法律関係(主にビジネス法が多いですが、余り厳密には考えていません)の法改正、裁判例、ニュースのご紹介と、それらについての私なりのささやかな 整理とコメントを皆様にご提供させて頂いております。 (※本ブログの各記事に頂いたコメントは、承認制とさせて頂いております。何卒ご了承下さい。) 週刊東洋経済2022年11月5日号のコンサル・弁護士・税理士特集の「法務部員が選ぶ弁護士ランキング」で、私が、「M&A・会社法」部門の3位にランクインしました。私にご投票して頂いた法務部員の皆様に、心より感謝しております。ありがとうございました。 * * * * [ご連絡先] 〒10
2012年04月25日 22:14 カテゴリ法律関係その他 フェイスブック(Facebook)日本法人の登記情報 Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks さて、先週、ツイッターの日本法人の登記情報について本ブログで記事(http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/archives/5415573.html)にさせて頂いたところ、予想外に沢山のご反響を頂きました。そこで、調子に乗って(?)本日は第2弾です。 第1弾がツイッターならば、じゃあ第2弾は当然この会社でしょ、ということで、フェイスブック日本法人の登記情報を、「登記情報提供サービス」のサイトから取り寄せてみました。 (なお、フェイスブック日本法人の住所がどこかについて、一応ネットで検索してみましたが、フェイスブック上で「Facebook T
2012年04月18日 22:02 カテゴリ法律関係その他 ツイッター日本法人の登記情報 Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks さて、昨日(4月17日)の日経新聞朝刊に、ツイッター本社(Twitter, Inc.)のCEOであるディック・コストロ(Dick Costlo)氏のインタビュー記事が掲載されており、普段ツイッターを愛用している私は興味深くその記事を読ませて頂きました。 そして、その記事には、ツイッター社は少し前に日本法人を東京都港区に設立した(表現はうろ覚えです、すみません)、と書かれていましたので、「へえ、日本法人ってどこにあるんだろう」と思い、何気なくネットで調べ始めたのですが、まず、ツイッター社のサイトには、日本法人の所在地に関する情報は全く載っていませんでした。 そこで、ツイッターの日本法人の場所について
2011年06月30日 22:41 カテゴリ会社法株主総会 東京電力の株主総会に関する各種報道等に接して Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks 皆様既にご承知のとおり、6月28日に行われた東京電力の株主総会については、本当にこれでもかというくらい、テレビや新聞、ウェブなどで、ニュースや記事にされていましたね。 テレビのニュースに関しては、私は当日のNHKの夜7時のニュースと、報道ステーションを(録画していたので)見ました。報道ステーションは、株主が撮影したビデオで会場内の様子が撮影されており、会場の議事進行の様子が比較的良くわかりました。 また、極めて詳細なサンケイビズの記事(相変わらず産経はこういう記事は凄いです。http://www.sankeibiz.jp/business/news/110628/bsg110628102
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