ちょっと前に、山形浩夫さんが面白いブログを書いていた。 ■[書評]ぶにょぶにょそん他『機械との競争』:他の説明との比較がまったくないのが不満。ブックデザインお見事。 いやそれどころか、実は大卒とか知識階級とか言われる人々の仕事こそ、本当は最もコンピュータに向いているんじゃないか、という説すらある。そして、それにより肉体労働の価値が上がり、高等教育の価値なんか下がるかもしれない。本書でも肉体労働が人間の優位性かもというくらいは指摘されているけれど、そうしたら今後は肉体労働こそ(たとえば掃除とか狭い厨房でのハンバーガー作りとか)は給料が高くなるってことになるはずなのに、なぜかそれはスルーされる。肉体労働が評価されて高等教育なんて意味なくなるというのはクルーグマンが書いていたことで… ふむふむ、なるほど。 クルーグマンは言った――高等教育が意味がなくなり、肉体労働が再評価される時代になると。 そ