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円安とは
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杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」第92回 環境を受け入れる建物 僕の住んでいるクールの街は、11月に入ると風がひんやりと冷たくて、朝起きて窓を開けるともう秋を通り越して冬の空気と匂いがします。寒いけれども、身体が引き締まるような心地良い … 続きを読む 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」第91回 民間防衛センター ひょんなことから、スイスのグラウビュンデン州にある民間防衛センター(CIvil Defense Center)を訪れました。 民間防衛センター。少し堅苦しくも聞こえる言葉ですが、wikipediaによれば、 … 続きを読む 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」第90回 秋の展覧会 ブレゲンツ美術館へ行ってきました。 よく思い返してみたら、美術館へ足を運んだのはしばらくぶりだったような気がします。 美術館というのは、一度向かえば
「岡粼乾二郎の認識―抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜」展 豊田市美術館 千葉真智子 タイトルにあるとおり、本展は、造形作家であり、批評家・研究者としても重要な仕事をしてこられた岡粼乾二郎さんに企画監修をお願いし、豊田市美術館のコレクションに館外からお借りした作品を加えて構成された展覧会である。 当館のコレクションの大きな特色は、一般的な日本の美術館がまず収集対象に掲げるであろう、近代でいえば、印象派やキュビスムなどのフランス美術、そして戦後でいえば、アメリカ型の抽象表現主義美術、この二大巨頭がほぼゼロなことで、かわりに、近代ではウィーンの美術・応用芸術、戦後に関してみれば、イタリアのアルテ・ポーヴェラやヨーゼフ・ボイスらドイツ系の作家たちの作品が多いという点にある。こうした特色を考慮しながら、さらに岡粼さんがこれまで熱心に研究し、折に触れて言及してきた作家や美術の
本日6月8日は松本竣介(1912年4月19日 - 1948年6月8日)の命日です。 今年は、竣介の没後75年にあたります。 ただいま「第33回瑛九展/湯浅コレクション」を画廊で開催中ですが、瑛九(1911年4月28日 - 1960年3月10日)が一歳年上ですが、同時代を生きた二人は短い生涯でした … 続きを読む 生きているTATEMONO 松本竣介を読む 14(最終回) とりあえず一区切り 植田実 昨年4月、画家の誕生月にあわせて始まった「生誕100年 松本竣介展」の巡回第1会場・岩手県立美術館に、綿貫不二夫さんに襟首をつかまえられるように連れて行かれた日の、それ以前 … 続きを読む 生きているTATEMONO 松本竣介を読む 13 「デッサン」と「エッセエ」(承前) 植田実 松本竣介編集の『雜記帳』が、その寄稿者たちに投げた「エッセエ」問題は、さまざまな波紋として見えている。里見勝蔵
青木宏さん追悼 ― 「瀧口修造 夢の漂流物」展カタログのこと 土渕信彦 建築には不案内、全くの門外漢で、もともと怠け者で不勉強なものですから、青木宏さんのお名前は存じ上げず、もちろんお目にかかったこともありませんでした。 たまたま9月27日の水曜日は、銀座から … 続きを読む 四国・宇和島のコレクター清家克久さんが久しぶりに上京、7日と8日に在廊されました。 友人やご親戚の方をはじめ多くの方が来廊され再会を楽しまれていましたが、清家さんがこれほどのコレクション(今回の展示はほんの一部ですが)をしているとは皆さんご存じなかったらし … 続きを読む 四国・宇和島に在住の清家克久氏は瀧口修造の熱心なコレクターであり、長年にわたり蒐集してきた瀧口とその関連作家たちについて、ときの忘れもののブログで「瀧口修造を求めて」(全12回)、「瀧口修造と作家たち ― 私のコレクションより ―」(全14回)を連
土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」第16回 土渕信彦 16-1.「旅」展 「旅 ―〈ここではないどこか〉を生きるための10のレッスン」展は、東京国立近代美術館で開催された。会期は2003年10月28日〜12月21日だった。タイトルどおり「旅」に焦点が当てられた企画展で、内外の作家10名の約70点の作品が展示された。 最初のセクションで瀧口修造のリバティ・パスポートが12点並べられた。これだけの点数のリバティ・パスポートが集められたのは世田谷文学館の「瀧口修造と武満徹」展のとき以来だったように思う。図録もまるで瀧口のリバティ・パスポートのようなサイズの、ハンディな体裁で好ましかった。ただ、10年経って老眼になってみると活字も図版も小さく感じられ、せめてもう一回り大きな文庫本サイズくらい欲しいという気がしないでもない(図16-1)。 図16-1 東京国立近代美術館 「旅 ―〈ここではないどこ
私の人形制作第76回(最終回) 井桁裕子 展覧会を終えて 先月、9月15日(火)〜27(日)の個展には多くの方にご来場頂き、誠にありがとうございました。 遠方から、あるいはお忙しい中をご予定をつけて来てくださったり、何度も足を運んでくださった方もいらっしゃい … 続きを読む 私の人形制作第75回 井桁裕子 展覧会開催中です 15日から「片脚で立つ森田かずよの肖像」展示が始まっています。 作品は時折、私の浅い思考や狭い視野を越えて、ずっと深い思いを持つ人からの共感を頂く事があります。 限られた展示期間に、そのような出会いを得る … 続きを読む 私の人形制作第74回 井桁裕子 個展に向けて 記録的な猛暑が続いたこの夏、体調を崩された方も多かったと思います。 これを書いている今も、酷暑の盛りは過ぎた気はするものの蒸し暑く、そんな一週間の過去からお送りする手紙です。 9月には外出も楽になるでしょう
『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier 3』(B版)より 《68 ミス ブランチ(1988)》 MISS BLANCHE(1988) シルクスクリーン 15版13色 限定75部(1/75〜75/75) 1番から35番は『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier 1』に挿入 36番から45番は『倉俣史朗 Shiro Kuramata … 続きを読む <今日の一冊 (274) ★倉俣史朗『カイエ 1-2』(2023.3.10. ワタヌキ/ときの忘れもの) 倉俣史朗はもはや伝説のデザイナーだ。いや、デザイナーという言葉は倉俣史朗にとってふさわしいのだろうか?「デザイナー」というのはあるオーダーに対して創作行為をおこなうクリエイ … 続きを読む 本日4月27日より、軽井沢現代美術館にて「倉俣史朗展 カイエ」が開催されます。 「倉俣史朗展 カイエ」 会場:軽井沢現代美
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