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大谷翔平
fukafukadanchi.hateblo.jp
『フリクリ オルタナ』を観ました。 フリクリは好きな作品なんですけど熱狂的なファンでないので楽しく観ました。主にオチの話をしたいと思います。めんどくさいので細かいところは省略します。 カナブンのスマホは画面がバキバキです。これはカナブンを取り巻く関係性に当初からヒビが入っていることを表すと同時に、ヒビが入っていてもそれを使い続ける、すなわち現状を維持したいというスタンスを暗示しています。カナブン自身も「ずっとこのままが続けば」ということは劇中しばしば言及しています。 そして、ヒビが入っている彼女たちは、ハル子が訪れたことで(あるいはMMが動こうとしたことで)順繰りにそのヒビを確認することになります。ヒジリーは恋愛、モッさんは夢というところで立ち位置が変わる。けれどカナブンとの距離は離れない。 ペッツは、カナブンとの距離・関係性そのものがヒビに当たるものでした。小学生の頃、ペッツのことを話し
そして僕は何度でも繰り返す。彼女が『アイドル』であることを証明するために。 時間遡行を繰り返す園田智代子 外付けチョコアイドル 「アイドルとは何か」ということを、僕はいつも考えている。 でもそれは、僕以上に彼女自身が一番考えていることのようにも思えた。 友達と一緒にオーディションに参加して、見事にアイドルの座を射止めた園田智代子は、アイドルに憧れこそ持っていたものの、まさか自分がアイドルになれるとは思っておれず、今でも自分の魅力には自信を持てていない。 普通で、個性がなく、アイドルとしてこれで大丈夫なのだろうかと不安を感じた智代子は、友達に呼ばれている「チョコ」というあだ名だけをアテにして『チョコアイドル』を自分のアイデンティティとして活動することに決めた。 友達に呼ばれているあだ名からアイドルの方向性を決める園田智代子 チョコだけでなく、ごはんを食べるのが大好き。*1両親や友人たちにも愛
「ああ、神様。どうしてわたしに」「籠の開け方を教えたのですか」 この藤棚も鳥籠であり、傘木希美もまた自覚なき鳥であることを示唆する 『リズと青い鳥』という名称が指すものは多く、映画『リズと青い鳥』であり、絵本・戯曲「リズと青い鳥」であり、吹奏楽曲「リズと青い鳥」であり、劇中劇「リズと青い鳥」である。さらにこれは、武田綾乃「響け!ユーフォニアム 波乱の第二楽章」において記されたものとも差異がある。*1 映画内においてすべての大元となっている絵本・戯曲「リズと青い鳥」は、素直に受け止めれば悲劇である。それは昔に読んだという傘木希美の「好きだよ。最後ちょっと悲しいけどね」という感想や、劇中劇として挿入される「リズと青い鳥」の最後の場面が前述の台詞で締めくくられることが大きな要因となっている。 映画『リズと青い鳥』にはさまざまな感想が寄せられているが、その中でも目立つのが「残酷」だというものだ。*
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