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大谷翔平
heshiotanishi.hatenablog.jp
問のあるところに答えあり。 僕は色々な物事に苛々するし反感を覚える人間なのだけど、その中でも特に「答えのない云々」にはすっかり呆れ果てている。それらは物事をちゃんと考える気のない人間が使う免罪符に過ぎないんじゃないか、と思う。 例えば、大学に入る前には、「大学の学問には答えがない」というようなことを散々聞かされた。身の回りの大人から、学校の先生から、同級生から、テレビから、新聞から、散々に聞かされた。当時から物凄く疑わしく思っていた言葉だけれど、今はもっと疑わしく思っている。正しい問のある場所に、正しい答えはあるものだ。「答えがない」なんてチープな言葉で学問を言い表すのは安易でしかない。 いや、もちろん、学問は未知の世界を開拓する営みなのだから、学問的な問の多くは、未だ答えが見つかっていない問だ。それらの中には、答えるための材料が現在揃っていない場合もあるだろう。だけど、それらは答えが存在
M-1グランプリ2015の各ネタについて感想を述べていこうと思います。鬼のように長いです。総評については以下の記事に簡潔にまとめてあります。 ①メイプル超合金「犬飼いたい」 ダークホースとして決勝に進出した男女コンビ。紫のデブと赤いマッチョ、見た目のインパクトもかなりありましたが、ネタもしっかり面白い実力あるコンビ。ボケのヤバい奴、カズレーザーは、さらば青春の光森田の元相方。ツッコミの安藤なつはピンでたまにテレビに出ていますね。 いやあ、ここはめちゃくちゃウケてましたね。トップバッターでここまでウケているのは2005年笑い飯以来なのでは?かなりのウケ量で、大会全体の好調に貢献したコンビだと間違いなくいえるでしょう。順番に恵まれず敗退となりましたが、ウケ量でいえば銀シャリやトレンディエンジェルに劣っていなかったのでは。 漫才の内容としては本筋を無視した脱線ボケが中心で、そのフレーズの響きやカ
この記事では、各ネタごとの感想をまとめていきます。大会において「レジェンド審査員」なるものに酷評されたネタを評価するのは、本当に勇気がいることです。特に僕なんて、名前を出してブログを書いていますから、こっそりtwitterの裏アカウントでつぶやいたり、匿名掲示板に愚痴るのとはわけが違うんです。 それでも僕は、自分の感性を信じたい。僕は『自分が面白いと思うもの』に対して信頼を持っていたい。少なくとも、それを主張する権利はあるはずだ。だからこそ、思った通りに書きます。自分の思った点数をつけていきます。 今回のキングオブコントは、いささか賞レースとしてはマズい事態、すなわち、「面白さってのはこういう方向なんだ」という定義を勝手に下してしまいかねない展開となってしまいました。そのような状況の中でも、僕は勇気をもって主張したい。僕たちお笑いファンが「面白いお笑い」として選び取るものが何かは、僕たちの
今年のキングオブコントには失望した。ほとほと失望した。もう嫌や。こんな大会追っかけまわしたくない。終わっちまえ。コントは死んだ。キングオブコントは死んだ。くっそつまんねえよ、やめちまえこんな大会。バーカ(シソンヌ,2014)。 この記事はそういう記事です。各ネタ感想は以下の記事にて。こちらは平和な記事です。 さて、2008年から始まり、劇場で行われる最先端のコントをテレビで見られる数少ないチャンスだったキングオブコントという番組は、ついに今年、寿命を終えて天に召されました。まあもともと、テレビとしては攻め過ぎたコンテンツではありました。殺そうと思えば簡単(TKO,2013)なコンテンツでもありました。だけど、僕にとっては本当に大切な、劇場にコントを観に行くきっかけとなった番組でした。 でもそれがニーブラ(バンビーノ,2014)されちゃったんだから仕方ない。この記事は、キングオブコントへの冥
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