マレーシアで旨かったものその1。チャイナタウンにある「冠記」で食べた雲呑麺と叉焼麺。1人前6リンギット、200円しないぐらい。マジでこの椅子座ってこのテーブルでこの箸と食器で食べるんかい、という小汚さ。難波花月の近くのたこ焼き屋、わなかでのイートインを思い起こさせる。小汚さ的には冠記は1.5倍増しぐらい。でも雲呑麺は絶品、澄んだ魚介系の出汁が効いたスープはその上品さが店の見た目とすごいギャップがあり、かなり細めの麺によく絡む。雲呑の餡は噛むと海老の旨みが沁みだしてくる。 叉焼麺は焼きそばで、甘い甜面醤系の味付けがされた麺の上に乗る叉焼も焼き目がしっかりついているけれど中はジューシー。麺と叉焼と青菜の完璧なコラボレーション。付け合わせに先ほどの雲呑麺の麺抜き、胡椒入りのスープが出てきてこれも旨い。毎日食べても飽きなさそう。 下の写真の右側のパラソルの奥に店がある。知らないとかなり入りにくいし