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大谷翔平
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「私の先行だ。一枚引く。普通召喚でヤミタを召喚。フィールドスキルカードで『ベリエラの満月』をセット。場に一枚カードを伏せてターン終了。」 「一枚引きます。普通召喚で紫電を召喚。」 「レアカードじゃないか。当たったのか?羨ましい…」 「えぇ、海賊デッキの基盤になりました。紫電の特殊効果で、バ海賊トークンが場に三体現れます。装備スキルカード『ねこみみカチューシャ』を紫電につけ、イベント効果発動。『嵐を呼ぶライジングナックル』。相手カードへの攻撃に成功したとき、プレイヤーへ直接ダメージが入ります。」 「トラップスキル発動。相手の攻撃宣言時に開くことが出来る。『入れ替えの呪詛』。妖怪族への攻撃宣言は『妖怪トークン』へ対称変更させる。」 「あら、貴重な制限カードでヤミタ君を場に残すなんて…。ガーナ様のライフを1削ってターン終了」 「一枚引く。「満月」の効果によりヤミタのイベント効果発動。ヤミタはケモ
ドレスタニアの寂れたバーで、酔いつぶれた豚の尻を蹴っ飛ばす仕事を私はしている。水商売?いや、用心棒みたいなものだ。この国の夜の客はクズしかいない。どうでもいいが。建前だからな、どうせ。 今日は何人蹴っ飛ばすか、扉の前で白い息を吐く。ヤニが切れた。仕事が始まったばかりなのに、ついてない。先日の大雨で全滅だ。いや、自己管理能力の無さに嫌悪感を抱いている。運のせいじゃない、か。 種族はアスラーン。勝手に自己紹介させてもらう。口が寂しいのでね、それが嫌ならキスでもしてくれるか?……いや、冗談だ。革靴のほうが好きだろう、豚共は。 呪詛は、振動だ。動物でもないかぎり聞こえない周波数の超音波を操る。私のソナーを揺らすものがあれば、それを感知する事ができると言うわけだ。 ん、能力を気安く教えていいのか、って?救いようのない馬鹿だなお前は。他人の言葉を鵜呑みにするような能無しは私の踵で地面にディープキスをプ
鳴り響く落雷の音を始め、みな一様に竜の巨体へ向かって走り出す。竜の試練。腕のたつものは心を昂らせ、闘志を燃やす。崩れる岩、巻き起こる熱風の中で、ガーナは一人膝をつき踏み込めずにいた。 「傷が疼く…こんな時にか…」 横一線に裂かれた腹の古傷は、過去にドレスタニアを脅かした妖怪を封印したときについたものである。《あの妖怪》の持つ「牙」には決して癒えることのない呪いが込められており、ガーナは普段より寝たきりの生活を強いられている。その上でなお、ドレスタニアの中では最も強い戦力なのだ。そのプライドの高さから、国民にガーナの傷を知るものは少ない。故に国民はガーナに期待をよせていた。 「大丈夫ですかい、王の旦那。失礼だがあんた、その傷じゃ足手まといだ」 名も知らぬ密入国者の老人が、ガーナに背を向けたまま語りかける。冷酷な一言は、紛れもない事実なのだ。ガーナ自身、それは良く理解している。だが、王として退
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