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大谷翔平
luis.jp
京都と奈良の境の木津に、蟹満寺という、非常にそそる名前のお寺さんがあるのでした。 そこはかつて奈良時代以前に一瞬だけ都が置かれた場所でもありますから、その時代のお寺さんである可能性が高いのですよ。詳しいことはわかっていないのですが、周辺の発掘調査から飛鳥時代の創建と推測されていて、本堂に祀られている釈迦如来像はもちろん国宝で、白鳳時代の逸品です。 流行りの阿修羅像を持ち出すまでもなく、この時代の仏像は軽やかに仕上がっているものが多く、ここの釈迦如来像も、清々しくも軽やかな姿をしているらしいのですね。 らしい、というのは、じつはまだ見たことがないのですよ。 行こう!となった、昨秋、お寺さんの改修工事がはじまっていて、拝観できなくなっており、再度オープンするまで、しばし待たねばなりません。 白鳳時代の仏像や建造物がそのまんま残っている例は少ないので、これはいつか、必ず拝みたいもんです。 創建が
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