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大谷翔平
abitus.info
コンサルとアドバイザリーは、どちらも企業にたいして何かしらの助言をする職業です。 多くの方はこのような漠然とした理解しかしていないでしょう。 実際に、言葉の定義からすれば明確な違いはありません。しかし、業務内容やスキル、効果などを見るとある程度の傾向が見られます。 アプローチするものが一部か、全体か コンサルは組織が抱えている特定の問題にたいしてソリューションを提供します。契約した期間内は、内部で行動を共にすることもたびたびあるでしょう。アドバイザリーにくらべて短期的に密な関係になることが多い点がコンサルの特徴です。 一方で、アドバイザリーは会社やチームなどの組織そのものにたいしてアドバイスします。顧問や外部参与といった形式を取ることが多く、内部で大きな活動や行動を取ることはあまりありません。社員との関係は薄めではありますが、期間は長めです。 これらのことから、アドバイスの範囲はアドバイザ
トレジャリー(treasury)は、日本では「資金管理」または「財務管理」と訳されることがありますが、このような訳ではこの職務の全容を表しているとは必ずしも言えません。 今回は、トレジャリーという業務について、言い換えればトレジャラー(treasurer)というのはどんな業務の責任者なのかについて説明します。 説明にあたっては、英国コーポレート・トレジャラー協会(Association of Corporate Treasurers, ACT)の資料をベースにします。 比較的浅いトレジャリーの歴史 トレジャリーは過去30年の間に⾶躍的な発展を遂げた業務分野です。 トレジャリー部門が個別独立した業務として認知され始めた頃の主な使命といえば、 「会社が期限までに債務を返済できるように万全を期すこと」、すなわちキャッシュ・流動性マネジメントに限られていました。 ところがビジネスの国際化に合わせて
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