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GPT-4o
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「昔は夫婦別姓だった」というのが日本史の通説となっている。NHKの番組でそれを話した日本史学者、今谷明だけの説かと思っていたが、日本人の姓に関する本を調べてみると、なんとそれが定説のように書かれていた。まさに驚天動地、一体全体、どうしてこのような誤った説が定着しているのか。そうして、その根拠は判で押したように北条政子と日野富子があげられている。前回、私が述べたように、なぜ「細川ガラシャ」の名称が権威ある日本史の本で使われているのか。「明智ガラシャ」が正しいはずである。 また、大石内蔵助の妻は「大石りく」と呼ばれている。「りく」の故郷、兵庫県豊岡市の観光案内には、「大石りく」と出ている。なぜ、日本史学者は、それは間違いで「石束りく」と訂正させないのか。(「りく」は内蔵助と離縁後、幼い子供を連れて実家の但馬豊岡藩家老・石束家に戻っている)。なぜ、このような相反する事例が存在するのか。その原因を
鏡(かがみ) の語源について、多くの「語源辞典」は「影・見」からの転説が有力である。「姿見(すがたみ)」からの類推からと思われるが、この説は単なる思い付きの域を出ず、言語学的な論証がなされていない。「影(かげ)」が「かが」と母音交替する例は皆無である。例えば、「酒(さけ)」は「酒樽(さかだる)」とか「酒蔵(さかぐら)」というふうに「え」と「あ」が入れ替わる。これはトルコ諸語に特有の母音調和ほどではないが、母音同化と言えるものである。日本語にはこの現象が多い。「金山(かなやま)」「金網(かなあみ)」「金物(かなもの)」「金槌(かなつ゛ち)」などは「金 (かね)」が「かな」に母音交替したものである。 しかるに、「金目(かねめ)の物」とか「金持ち」と言うように、交替しない例もある。これは、もともと日本語の「かね」は金 (ゴールド) や鉄などの金属類の意味であったが、後世、貨幣経済時代に入って「
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