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ジュブナイル小説と呼ばれていたものが、いつの間にかヤングアダルトとなり、ライトノベルといわれるようになりました。中身は変わらず、器だけが変わったようなものですが、その変遷を如実に理解させる作品があります。 笹本祐一の『妖精作戦』。デビュー作なだけに荒削りな話だけれど、個人的には『エリアル』より好き。高校生が主役で、同級生の超能力美少女を護って地球防衛している秘密組織と戦う話です。 一番左、昭和59年初版時のイラストは挿絵画家の若菜等。いかにも表紙絵、挿絵でございといった風格の作品です。買ったときは、すでにその古さに手を出すのがためらわれたけど、今となってはかえって味があるかも。昔のジュブナイルと呼ばれた小説は、みんなこういう装幀でした。 真ん中、昭和62年12版時のイラストは、アニメーターの平野俊弘。言っちゃ悪いが、いかにも人気アニメーターの余技のバイトでございと、マジックペンでさらさらと
事の起こりは、創造の時にあった 父と母は共に同じ親の子 父は親の左手にいまし 母は親の右手にいまし 父と母の最初の子 その最初の子は、あってはならぬ子だった あってはならぬ子ゆえ、はや子ではなく ただ後に兄と呼ばれるようになった 母が死に 父の悲しみから新たな子が生まれ出でるそのずっと前のこと 遊演体が新たなホビーの形を模索して運営した期間限定のライブ・パフォーマンス・ゲーム。 今でこそインターネット上のオンラインを「ネットゲーム」といってますし、それがすべてみたいに思われていますが、当時はネットゲーム88こそがオンリーワンでした。パソコン通信どころかファクシミリもまだ高嶺の花で、ほとんどのやりとりが郵便と電話でおこなわれた時代です。インターネット? それなに? 根の国の死女王の復活を画策する鱗在衆という一団があり、これを阻止しようとする壮闘衆との戦いが我々の知らないところで繰り広げられて
「私は常に多数派である」 公安委員長、離修竜之介の言葉。 南洋の孤島に「世界一危険」といわれる学園があった。生徒数10万人。1つの島が学生たちの自治によって運営された1つの都市、国家となった私立蓬莱学園である。 始業式には反体制の武装集団が乱入し、それに武装生活指導委員(SS)たちが戦車や重火器で応戦する。白昼の校庭では密室殺人が発生し、旧校舎裏の密林には恐竜が出現して原始少女と戦っている。ヨット部はフリゲート艦で海賊と戦い、海洋冒険部は潜水艦で学園の海域を哨戒し、旧図書館は深淵と繋がっていて図書整頓隊は幾度も全滅している……。 そんな危険な学園に入学・転入してくる者たちの間には、1つの噂が流れていた。 この島には地球最後の秘宝が隠されていて、左肩に傷痕を持つ8人の少女たちが、どうやら謎を解く手がかりになるらしいのだと……。 プレイヤーたちの体験談は「PBMプレイヤー列伝」とか『蓬莱学園の
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