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大谷翔平
blog.goo.ne.jp/kitsunekonkon
つぎの文章は、竹田青嗣・著『現代思想の冒険』の第2章「現代思想の冒険」の1「ふたつの源流─ソシュール言語学から構造主義、記号論へ」からの引用で、ソシュール言語学の概要である。 なぜ、そうしたかというと、客観的な事物の秩序(実在の秩序)がまず存在し、それを言葉が呼び当てている、と素朴に信じている人が多いということである(そう思うのがあたりまえだろうけど)。しかし、実際は、人間の言語行為が、網の目のように絶えずこの秩序を作り上げ、かつ絶えずそれを編み変えていく、ということを説明するためである。 引用する際、ルビは[ ]に入れ、強調点はボールドに変えてある。 すでに見て来たように、現在の日本のポスト・モダン状況は、フランスの現代思想の流れからその基本的な養分を汲んでいる。そしてこのフランスの現代思想の展開にとって、もっとも重要な意味を持つ思想家をぶたり挙げるとすれば、おそらくスイスの言語学者ソシ
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