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円安とは
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つい最近まで私は、「日本における米軍基地の75%が沖縄にある」と信じていました。事実、目に触れる教科書や問題集にもそう書いてあるので、これまで塾の生徒たちにもそう教えてきました。学校の先生も、おそらくそんなところでしょう。 ところが、ツイッターで次のような記事を目にしたのですね。 産経ニュース(2012/03/04) 75%発言 沖縄の脱被害者意識を阻む人たち つい最近のことだが、テレビのワイドショーを見ていて、思わず、耳を疑ってしまった。「沖縄の米軍基地は在日米軍基地の75%を占めているのです。75%ですよ」したり顔で「75%」を連呼する自称・ジャーナリスト氏に、司会者も「そうなのです。75%も沖縄に駐留しているのですよ」。 在日米軍基地の総面積は平成22年3月末現在で、10万2822ヘクタール。そのうち沖縄の米軍基地面積は2万3293ヘクタールで、全体の22・7%だ。 75%というのは
私は、これまでに大前研一氏の本を一冊も読んだことがありません。 しかし、あの風貌からすれば、ずいぶんとエライ人なのだろうとは思っていました。「オレには、経済のすべてが分かっている」と言わんばかりの落ち着き払った態度から察するに、大変な大物なのだろう、とも。 しかし、今回たまたま目にした氏のデフレ論にびっくり仰天。なんとほぼ100%近く間違った理論なのです。 彼を崇拝するビジネスマンは多いと聞いています。だから、大前氏がはなはだしく間違ったことを言った場合、その悪影響は計り知れないものがあります。彼らは、神様がウソをつくはずがないと信じ込んでいるのですし、また、デフレ脱却は、今の日本の最大かつ焦眉の課題なのですから。 そんなわけで、今回は、大前氏のデフレ論を取り上げて、彼がいかに馬鹿げたことを言っているのか、できうるかぎり明らかにします。この文章を目にした方で、知り合いに大前信者がいらっしゃ
小浜逸郎氏「タチの悪い言論とは何か――内田樹批判」についてのコメントと応答 *Commented by soichi2011 さん 以下は拙著『軟弱者の戦争論』で述べたことの要約ですが、今回の記事に関連しそうなので述べます。 対象にしたのは内田樹氏の処女出版『ためらいの倫理学』冒頭に収められた二つの短文「古だぬきは戦争について語らない」と「アメリカという病」です。ここで氏は、コソボ紛争時にナトーによるユーゴ空爆を支持したスーザン・ソンタグを批判しています。 内田氏の大前提は、「泥棒にも三分の理。ましてや戦争だ。ミロシェビッチにだってNATOにだってコソボ解放軍にだってギリシャにだって、それぞれ言い分はあるだろう」から、戦争当事国のうち、どちらかが正義でどちらかが悪だなどと言うことはできない、というものです。そこからして、戦争に対してはシニカルな態度ではなく、決然とした立場をとることを知識人
小浜逸郎氏・タチの悪い言論とは何か――内田樹批判 私はジャーナリズム言論あるいは知識人言論のあるべき姿を、基本的には次のように考えています。 書き手が時代の現状をできるだけ把握したうえで、その状況に対してある主張・意見を示し、なぜ自分はそういう主張・意見をもつのか、その根拠を、論理的に説明する。それは突き詰めて言えば自分の思想的な立場(政治的な立場ではありません)を鮮明にすることにつながる。要するに、「私はこの問題に関してはこう思う」とはっきり言うことである、と。 しかし、そうは言っても世は複雑で難解。必ずしも立場を言葉で鮮明にできるとは限らないし、それが無条件にいいとも言い切れないこともあります。厚みを失った単純な裁断は、時として言論文化を腐らせる元にもなるからです。ですから、そういう場合には、「このことに関して自分はいまのところはっきり決断できない」とか、「この点については疑問なしとし
つい最近のことです。ひょんなことから、BABYMETALなるグループの存在を知りました。このグループは、日本の芸能における特有の文化としてのアイドルの可愛らしさと、欧米で生まれ日本に根付いたヘヴィメタルの過剰でアグレッシヴなサウンドとのいわば異種配合によって生まれた斬新な和製ユニットです。 彼らの所属事務所はアミューズです。同事務所は、渡辺プロダクションでキャンディーズや梓みちよのマネジャーだった大里洋吉が同社から独立して、一九七七年に設立しました。当時フォーライフレコードの社長だった吉田拓郎から紹介された新人シンガーソングライター・原田真二を売り出すため、と言われています。その二年後には、サザンオールスターズを売り出しています。もともと本物のポップ音楽へのこだわりのある音楽事務所であると言ってよいでしょう。また、当ユニットの仕掛け人は、「重音部RECORDS」顧問を務めるアミューズのKO
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