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世界初、フォーサーズのイメージセンサーを搭載したコンパクトデジカメ、LUMIX DMC-LX100。コンデジで主流となっている1インチセンサーよりも大きなサイズ ということで、最も関心が高いポイントは当然画質。さて、実際にDMC-LX100で 撮影した写真を見てみましょう。 被写体に選んだのは、法隆寺東院伽藍の鐘楼。袴腰と呼ばれる裾広がりの足元の作り が特徴で、伸びやかな軒反りを形作る瓦屋根と対を為す組み合わせが素晴らしい 日本建築です。RAWデータのオリジナルでは軒下の影部分が黒つぶれしていましたが、 Lightroomを使って暗部の情報を引き上げてみると、細部にわたってしっかりと 情報が記録されています。さすが4×3センサー! 方形の屋根の周囲に巡らされた軒丸瓦。その一つ一つが正確に描き出されていて、 画質のヌケがとてもクリア。この緻密な絵作りは、さすがに高画質スマホでも 敵いません。
iPhoneを始めとするスマホカメラの高機能化に伴い、カメラメーカーがリリースする コンパクトデジカメ市場は、急速に縮小しています。そうした状況の中で気を吐いて いるのが1インチセンサー搭載のコンデジ。一眼レフにも迫るような高画質で、スマホ カメラとの差別化を図っていますが、パナソニックがリリースしている高級コンデジは さらにその上をいく、フォーサーズのコンデジ。 1インチのイメージセンサーのサイズは13.2×8.8mm。面積では116.16mm²。一方 フォーサーズのイメージセンサーのサイズは17.3×13mm。面積では224.9mm²。 面積比で約2倍もの大きさ。この明快なアドバンテージを武器に、本格コンデジ として発売しているのがLUMIX DMC-LX100。 天面部分にずらりと並んだ各種ダイヤル。レンズ鏡筒の根元部分に配置された コントロールリング。撮影に集中するためのファインダ
全方位隙なし。打ち込み系も、ボーカル系も、ロックもこなす、モダンミュージックの 美味しい音のツボを知り尽くしたオールラウンダー。1Rから引き継がれた極上の着け 心地と、とことんまで楽しめる音色を奏でるエンターテイナー、MDR-1Aにぴったりの おすすめアーティストとは? まずおすすめなのが、J POPの男性デュオ、3月からの活動再開を宣言した CHEMISTRY。スカッとした凛々しいボーカルと、スピード感溢れるイマドキの音楽 との組み合わせは、1Aの鳴らす音のコアにぴったりはまります。もちろん CHEMISTRYのバラードも絶品! MDR-1Aが聴かせてくれる楽器の中でも、特に艶っぽくて粋な音を聴かせてくれる のがギターの音色。そこでおすすめなのが、世界で最も偉大なギタリストのうちの一人、 Eric Clapton。クラプトンの奏でるギターの魂の音が、まるでボーカルのような 生々しさで耳に
MDR-1Aを、付属のヘッドホンケーブルから、別売のΦ4.4mmバランス標準プラグを 採用したMUC-S12SB1にリケーブル。この組み合わせの最大の利点はシングル接続。 左右が分離したバランス接続なのに、プレーヤー側もヘッドホン側もそれぞれプラグは 一つ。ケーブル一本だけで接続がOKなのです。バランス接続だからといって、複数の ケーブルを繋げる必要がないのです。 さて、NW-WM1A/MUC-S12SB1/MDR-1Aの組み合わせで、音楽を聴いてみます。 まず感じるのが音のキレ。楽器やボーカルの音像がスカッとクリアになり、音の輪郭の 一つ一つがまるで美しい4K映像のように目の前に展開されるのです。それぞれの音源が きちんと独立することで音の定位がピシッと定まり、自然と音場はナチュラルな広がり を見せます。つまり音全体の立体感と解像感が豊かにスケールアップされるのです。 もともと高音域から
B&Oと言えば、徹底的にデザインに拘るデンマークのオーディオメーカー。まるで 高級家具の一部のようなハイエンドオーディオから、手のひらに乗るほどの小型ボディ のワイヤレススピーカーまで、様々な音楽のスタイルを提案するブランド。そして 今回発表されたのは最新カジュアルオーディオ。 今最もホットなカテゴリーである、Bluetoothヘッドフォンとして登場した新作が、 Beoplay H4。耳元にじゃらつくケーブルから解放された、自由なワイヤレススタイル はこれからの音楽の楽しみ方の主流になること間違いなし!その機能をベースにしつつ、 B&Oらしいおしゃれなデザインを提案。 そのスタイルを一言で言えば、”ミニマル&カジュアル”。ハウジングには染色の アルミニウムを、ヘッドバンドには手触りのいいラムスキンを採用し、触感にも 見た目にもこだわりの素材で構成。一目見て欲しくなる魅力的なカラー&マテリア
大口径のドライバーユニットやアルミニウムコートLCP振動板など、音を再現するため の骨格がしっかりしているMDR-1A。素の音だけでも十分に上質感を味わえるのですが、 製品に付属しているヘッドホンケーブル(アンバランス接続)を、別売のバランス接続 対応のものにリケーブルすると、その音場が広がり、音の粒立ちが段違い!グラウンド 分離構造で設計されているため、バランス接続で音はよりグレードアップするのです。 そのMDR-1Aはケーブル構成がユニーク。ヘッドホン本体から出ている端子口は、L側 からのみの片出しスタイル。バランス接続させても、L、Rのハウジングから二本の ケーブルをブラブラと垂らさなくてもいい片出しスタイルを実現!これはスマートで 画期的です! MDR-1Aで使える、バランス接続対応の純正別売ケーブルは、MUC-S20BL1と MUC-S12SB1。私が購入したのは、普段愛用してい
”プレミアムエントリー”と名付けられたEOSシリーズの新製品。現行機種の8000D からの進化のポイントは数え切れないほど。まずはその頭脳。映像エンジンがDIGIC 6 からDIGIC 7へと進化。常用ISO感度の最大設定値が12800から25600へと大幅アップ。 夜景派には頼もしい機能アップ。 AFの測距点も、従来のオールクロス19点からなんと45点へ、二倍以上にアップ。上位 機種の80Dと同等の性能まで引き上げられ、”プレミアムエントリー”の名に恥じない 本格的なスペック。連写速度も5コマ/秒から6コマ/秒へと、こちらも本格一眼レフ らしい機能の向上です。 ライブビュー撮影や、動画撮影時に大きな威力を発揮するデュアルピクセル CMOS AF。 まるでファインダー撮影の時のように瞬時にピントが合焦する気持ちよさ。特にライブ ビュー撮影時にもっさりとしたピント合わせでストレスを感じていた
新型ミラーレスCanon EOS M6。EOS M5で速攻AFを実現したデュアルピクセル CMOSを採用。約2420万画素のイメージセンサーのスペックも同様。ほとんど双子 のような構造面を持ちながら大きく異なるのがファインダーの有無。 M5では、EVFを軍艦部と一体化した一眼レフライクなスタイル。一方M6ではスパッ とEVFを取り去り、天面フラットでライトなミラーレススタイル。基本性能はほぼ 一緒なので、スタイルの軽さを取るか、カメラとしての操作性を取るのか、実に 悩ましい選択です。 EVFの一体化は行わなかったものの、外付けEVFには対応。他社から様々リリース されている外付けEVFは、どこか無骨で今ひとつなデザインが多かったのですが、 M6用の新しいEVFはなかなかグッドな見た目。機能が明快で使いやすそうに見える だけでなく、カメラと一体化した時の見た目がなかなかクール!カメラユーザー
高音域の抜け感は驚くほど鮮明でクリア。中音域では、ステージの中からボーカル が浮かび上がるような立体感。そして低音域では、スピーディで深みのあるベース ラインを気持ち良く響かせるMDR-1A。このヘッドホンがなぜこれほどまでに 高音質なのか?ポイントは可聴域の高さ。 人間の可聴範囲は20Hz~20,000Hzと言われています(10代の聴覚数値に基づく)。 従ってこれ以上の数値は必要なしとされ、CDの音声周波数帯域における高音域の 上限は20,000Hzとなっています。しかし現在、その可聴域を超えるハイレゾの 高音域の上限は、何とその倍、40,000Hz以上という桁外れの再生能力が必要と されてるのです!(日本オーデイオ協会による) ではこちら、MDR-1Aの再生能力は?実は何と、その更に倍以上となる100,000Hz (100kHz) !規格外のその数値。高音域の抜けと表現力が飛び抜けてい
MDR-1Aを耳にかけてプレイボタンを押す。音を聴いてすぐに分かるのが、その 音質の”楽しさ”。再生周波数帯域とか、振動板に採用した新素材とか、そういう 難しいことはさておきとにかく音楽を聴いていて楽しいのです!そのサウンドを 一言で表すとすれば、”ファイン"! その音の楽しさはどこから来るのか?それはMDR-1Aの魅力である、ビートの スピード感と表現力。一般的に低音域のボリュームを過度に膨らませると、どこか ブーミーでボワボワとした、応答性の悪い音になってしまいます。しかし、 MDR-1Aが鳴らす低音はあくまでもクリア&スピーディ。心地よい音圧を楽しみ ながらビートに身を委ねている時間、これが最高に楽しいのです。 では1Aは、低音域に振った重低音タイプのヘッドホンなのか?というと、そうでは ありません。音全域に亘って描写力が高く、音風景の見通しに曇りがなくどこまでも スッキリ。ボーカル
ヘッドホンの設計に必要な重要な要素。一つはもちろん音質です。そしてもう一つの 大切なポイントが装着感。10代から70代まで、男性女性を問わず、多種多様な人の 頭と耳に対して、快適な使用性とフィット感を実現させるための構造設計は、 きめ細かいアナログな技術の組み合わせによるもの。 MDR-1Aを購入した多くの方が高い評価をしているのが”軽さ”。本体重量の軽さは もちろんですが、特に感じるのが”装着感の軽さ”です。耳にかけると、ふわっと 耳全体を自然に包み込むような、柔らかいイヤーパッド。その形をよく見ると、 真横から見て、センターから約15°ほど斜めに傾いています。その僅かに傾いた トラック楕円が、耳の外形にピタリとはまるよう設計されているのです。 そして、耳の周囲に吸い付くような心地よい密閉感を実現しているのは、イヤー パッドの形状自体に秘密が。内部のクッション材に使われている低反撥ウレタ
高感度の真打ち、何とペンタックスから登場。これまでの高感度一眼といえば、 SONY α7 II。月明かりのない真夜中でも、まるで真昼のような明るさで撮影できる という、驚きの超高感度性能でしたが、そのSONY α7 II最高ISO感度は409,600。 しかし、今回発表のPENTAX KPでは、圧倒的とも言えるISO819,200を実現。 APS-Cサイズ史上、最も高感度なセンサーを手に入れたPENTAX KP。夜間や 夕刻の撮影ではその類稀なる高感度設計のイメージセンサーを生かし、積極的に ISO感度を上げて、手持ちで撮影が可能なシチュエーションが広がりました。 氷点下10度以下での環境でも安定して動作するだけでなく、防塵・防滴構造を 実現し、アウトドアでの厳しい条件でもその性能を確保する、様々な設計の配慮が なされてます。コンパクトなボディにもかかわらず、ペンタックスらしい タフネスさ
5万円台から10万円を超える、目も眩むような価格のハイエンド・ヘッドホン。その トップクラス一歩手前、2万円台という手に届く価格帯で登場し、ミドルハイクラス の中でも群を抜くコスパの良さで高い評価を受けた、広帯域再生ハイレゾ対応 ヘッドホン、MDR-1R(現在はディスコン)。その後継機として新たに登場したのが、 MDR-1シリーズの中核となるヘッドホン、MDR-1A。 発売開始は2014年11月なので、すでに登場から2年以上が経過したヘッドホンですが、 未だその人気は衰えていません。ノイズキャンセリング、ワイヤレス、DAC搭載など、 自社や他社から様々なタイプのヘッドホンが登場する中、現在も好調なセールスを 続けているその秘密とは? 評価を受けているポイントは、もちろんその音質。2万円台とは思えない本格的な 音を表現し、エレクトロニクス・ミュージックを中心に、様々なジャンルの音楽で オール
”中判ミラーレス”という、これまでに聞いたことがない新しいカテゴリーが、 フジフィルムからついに登場。フルサイズセンサー、36×24mmの1.7倍! という巨大なイメージセンサーを操るのは、軍艦部分にペンタプリズムがなく、 全体構造がコンパクトなミラーレスシステム。その大きなギャップには驚きを 隠せません。新たに誕生した驚異のカメラ、GFX 50Sです。 ミラーレスだからこそ実現できた可動式の別売ビューファインダー、EVF-TL1。 EVFが垂直にチルトするので、外光の影響を気にすることなく、様々な角度で ファインダーを見ながらアングルを決めることが可能。ミラーレスの特性を 生かした新たな撮影スタイルの提案です。 高精細な仕上がりを約束する”中判サイズ”に拘る、本格派カメラマンに提案する このシリーズ、同じく中判センサーを搭載した一眼レフ654Dは、ペンタックス からリリースされていますが
前回まで、リケーブルによる音質の向上についてレビューしてきましたが、今回は 違った角度から。イヤホンの音の出口にあたる重要なパーツ、イヤーピースについて です。カナル型(耳栓タイプ)イヤホンの場合、個人個人によって異なる形状、 大きさの耳穴に対して、イヤーピースがどれだけフィットするかどうかで、装着時の 快適性だけでなく、音質そのものが大きく左右されるのです。 数年前から、オーディオ専門店だけでなく、量販店でも見かけるようになった、 コンプライイヤホンチップ。従来のイヤーピースと違って、まるでイヤーウィスパー (いびき防止用の耳栓)のような柔らかいウレタンフォームでできていて、本体を指で 潰してから耳に入れるタイプ。挿入後に膨れて、耳の中から柔らかくフィットするので、 つけていても耳が痛くならない上に、遮音性が高いため、イヤホンの音の再現性が 格段に高くなるのです。 こうした流れを受け、昨
前回はヘッドホンMDR-1Aをリケーブルし、その効果をレビューしました。高品質な ケーブルに変えるだけで、音質の向上を確かに実感することができました。さて、 その法則はイヤホンでもあり得るのか?私が普段愛用しているイヤホンはハイブリッド タイプのXBA-A2。これに対応するソニー純正のケーブル、MUC-M12SM1 (現在はディスコン品)を入手して試してみました! 手にしてまず最初に感じるのがケーブルの質感。XBA-A2標準ケーブルは、赤と黒に カラーリングされたやや細めのセレーションケーブルですが、MUC-M12SM1の ケーブルはしっかり極太。線の素材は前後二つに素材が分かれていて、プラグ側は 左右のケーブルが一つに編みこまれたファブリック素材。イヤホン側はシンプルな ブラックケーブル。異なる二つの素材を組み合わせた高品位な大人のデザイン。 上質な雰囲気がじんわりと伝わってきます。 特
新統一規格φ4.4mmに対応したイヤホンケーブル、MUC-S12SB1。ヘッドホンに 同梱されている標準のステレオミニプラグタイプとは明らかに異なる、凝った編み 込みワイヤーが透明チューブから透けて見える極太のケーブル。この見た目からして、 いかにもいい音を届けてくれそう。 拘りポイント満載のこのケーブルは、ソニーとKIMBER KABLE社との共同開発。 キンバー・ケーブルといえば、”Braid(編み)構造”。複雑な組紐のように編み 込まれた8芯のケーブルは、単なる見てくれではなく、外部ノイズのレベルを 徹底的に排除するために考えられた方法。ケーブルそのものの物性だけでなく、 編み方で音の質を上げるという、匠の世界の製品です。 MUC-S12SB1が対応しているヘッドホンはMDR-1AとMDR-100Aのみ。 リケーブルによる音の違いを、MDR-1Aで確かめてみました。元々解像度の高さで
優れた性能を持ったヘッドホン/イヤホンは、リケーブルしてこそその真の実力を 発揮する、と言われています。しかしここで疑問!ドライバーユニットやハウジング の設計が進化するのならまだしも、ケーブルが変わるだけで本当に音が変わるの だろうか? NW-WM1シリーズのユニークな特徴の一つである、天面に備えたφ3.5mmと φ4.4mmの2つのヘッドホンジャック。特にφ4.4mmは新統一規格を採用し、 一つのジャックでバランス接続が可能。リケーブルを試すならばこちらの方を 選ぶしかない! ヘッドホンMDR-1Aに対応した新規格φ4.4mmバランスケーブルが、 MUC-S12SB1。同梱された標準ケーブルからどれくらい音が良くなるのか? 早速付け替えて聴いてみました!すると目からウロコ!明らかに向上したその音、 一言で言えば”グレード感”が違うのです。 音の世界が変わる、そんな印象。MDR-1Aに、
Phone7でイヤホンジャックが廃止されて以来、ワイヤレスで音楽を聴くスタイルが 加速しつつある、今時のDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)とイヤホン/ ヘッドホン。Bluetoothによる接続方法も様々な方式があります。 NW-WM1シリーズはNFC(Near Field Communication)に対応。NFC 対応のイヤホン/ヘッドホンならば、サッとかざすだけで機器同士が瞬時に接続。 これまでのように、Bluetoothボタンを押して、設定を開き、接続機器を選んで ペアリング、といった煩わしい手順を一瞬でスキップ。本体背面のNFCマークと、 ヘッドホンのNFCマークを合わせるだけでスタンバイ完了、というスマートさ! ソニーストアでMDR-1000Xとペアリングしてみましたが、あまりの瞬間ワザ にビックリ!一度体験したらこの便利さ、戻れません。 無線の便利さとトレードオフなのが
本体天面の左右がウィングのように左右に広がる、力強いT型のシルエット。両側面に 作られたスプーンカットが、重量感のある本体をホールドする時に、親指と人差し指が ピタッとはまる心地いいフォルムでもあります。従来のDAP(デジタル・オーディオ・ プレーヤー)には無かったNW-WM1シリーズの独創的なTのアイコンは、必然から 生まれました。 本体内部の回路設計を見ると、本体下半分がデジタルエリア。音楽データをストック するメモリと、デジタル信号を音情報に変換するCPUを備えた情報処理のエリアです。 そして上半分が、音情報を”音”に変えるアンプエリア。情報を処理して音が生まれる 下から上への流れはそのまま、音の出口であるイヤホンプラグへと繋がり、天面左右に 配置されたΦ3.5mmとΦ4.4mmに分岐していきます。 つまり、いい音を創り出すための設計思想を、そのまま形にしたのが、NW-WM1Aの T
高密度なデジタル音源、ハイレゾの音。それは、デジタル臭が無く生音に迫る リアリティー、と言われています。実際耳にしてみると確かに音はいい!しかし、 気になるのはそのデータ容量。ハイレゾは、CD音源のなんと最大6倍ものデータ量を 必要とするので、本体内蔵メモリが128GBのNW-WM1Aの場合、全コレクションを ハイレゾに、という訳にもいきません。 実際のデータ量はどれくらい?という訳で、同じ曲でその大きさを比較してみました。 曲はMichael Jacksonの”Human Nature”。まずはMP3。ビットレート 320kbpsで圧縮したものが、一曲9.9MB。次にCDをFLAC44.1kHz/16bitで リッピングしたものが、31.8MB。続いて、音楽配信サイト、moraで購入した ハイレゾ音源FLAC96.0kHz/24bitのデータは、なんと248MB!つまり、 CD FLAC
これまで紹介してきた、NW-WM1シリーズが目指す高音質化技術の数々。しかし、 本当の肝はこの部分なのかもしれません。それは、ケーブル一本でバランス接続可能 なイヤホンプラグの新規格。JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)による 次世代スタンダードを目指した新しいイヤホンジャックの新規採用です。 これまで多くの機器に使用されている一般的なイヤホンプラグの径は3.5mm。この 場合、一本のケーブルから別れたイヤホン/ヘッドホンの音の出口は2つ。所謂 アンバランス接続になります。しかし、新規格の径4.4mmにサイズアップされた イヤホンプラグは、バランス接続が標準仕様。 従来のΦ3.5mmは、プラグが3極。3つある端子のうちLとRが1端子づつ分けて いました。しかし新規格のΦ4.4mmは5極。うち4端子でL/L/R/Rと左右2端子 づつ分け合っているので接点強度も接点面積も2倍。万が一
ハイレゾ音源の曲を手に入れようと思ったら、やはり音楽配信サイトから。moraや e-onkyo、OTOTOYなどが有名どころですが、メジャーな曲は大抵どこでも扱って います。気にしなければならないのは音源そのものよりもフォーマット。具体的に 言えば、FLACなのかDSDなのか。 ハイレゾ音源のフォーマットは事実上、FLACかDSDに二分されています。最も多く 採用されているのがFLAC。可逆圧縮されたもので、元の音源よりもデータ量が軽く なるのが特徴。そして、より音質が濃密でアナログに近いと言われているのがDSD。 同じハイレゾなのになぜ感じ方が異なるのか?DSDはデジタルシグマ変調方式だから なのですが、詳しい解説はこちらに譲ります。今回、NW-WM1シリーズでは、 ハイレゾの真髄で本丸、DSDをそのまま再生することが可能に! NW-WM1Aにプリセットされている、DSDハイレゾの楽曲、
① S-Master HX × 高出力の効果 前衛機NW-ZX2比で何と約4倍!という、60mW+60mW(16Ω)もの ヘッドホン実用最大出力を誇る、NW-WM1Aが描く音のスケール感とは? 私がこれまで使用していたのはNW-ZX100。出力は15mW+15mWなので、 NW-WM1Aはまさに4倍のスケールアップ。その音を比較してみると、当然の ことながらその違いは歴然! 一言で言えば、よりクリアに、より広く、より暖かくなったのです。つまり、 音に”心が宿った”という表現がぴったりくるのでしょうか、お気に入りの アーティストとの一体感がより深まり、聴いているだけでとても心地いい! いわゆる”ゾーン”に入った音にようやく出会えた、とも言えます。 ではNW-ZX100の音が劣っていたか?というと、それはまた違うのかも しれません。音源の性格をきちんと把握し、正確に音を表現し、時には エネルギ
XBA-40の最大の特徴である、クワッド・バランスド・アーマチュア・ドライバー ユニット。新規に開発した小型のBA(バランスド・アーマチュア)ユニット4基を、 ぎゅっとまとめてハウジングの中に搭載。その断面形状は上下左右の十時形。その 独自の配列そのものが、外形に現れています。 その特徴的な配列は、ハウジングを見ればよく分かります。イヤホン背面を真後ろ から見ると、金色のブロックが4つ、アイコンとしてプリントされています。この 配列こそが、まさに4基の配列位置。ちなみにBAを3基搭載のXBA-30は縦3つの 金色ブロック。BAを2基搭載のXBA-20は縦2つの金色ブロック。このアイコンが、 シリーズのイメージとグレードを端的に表しています。 XBA-40の外形の基本形状は、まるっと球形。鏡面メッキの小さな球が耳元に コロンと出ているので、装着感としてはちょっとしたアクセサリー感覚です。 そ
密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-40。ソニー独自開発のBA (バランスド・ アーマチュア)ドライバーを、なんと驚異の4個積み。高精度かつ高密度な設計基準を 求められるBAユニットを、贅沢にも4基搭載したイヤホン。これはBAユニットを 自社で開発しているソニーにしかできない製品なのかもしれません。 通常BAユニットは、ダイナミック型と比べて音を鳴らす周波数の帯域が狭いため、 フルレンジで帯域の広い音を表現しようと思ったら、各帯域にチューニングされた ユニットを複数個積んでフルレンジに対応しなければなりません。それほどまでに 手間をかけてまでBAの音に拘るのは、何と言ってもBAが奏でる音のポテンシャル の高さでしょう。 帯域が狭い、つまり裏を返せば繊細ということ。BAが最も得意とする音域、 高音域〜中音域の音表現の能力は、実際飛び抜けています。特にボーカルの声の 生々しさと言ったらあり
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