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blog.goo.ne.jp/yamakawa21
既存の産業ジャーナリズムの在り方に対して、インターネットに限らず、世間で強い批判を浴びているのが「記者クラブ制度」だろう。ただ、そうした批判の中には事実誤認に基づくものや、誇張されたものが少なからず含まれている気がする。 メディアリテラシー(情報を主体的に読み解く能力)の発達に伴い、国民がメディアを批判的な目で見る習慣がついたことは歓迎すべきことだが、こと雑誌などに流布する「記者クラブ神話」に関しては、ほとんど無批判に受け入れられているのが現状のようだ。記者クラブの何が問題で、どこを変えるべきなのか、もう一度冷静に考え直してみたい。 ◇誇張された「馴れ合い」 そもそも記者クラブ神話は、メディア企業を辞めた記者OBたちの昔話として始まった。最初は「俺達の頃は一日中、記者クラブでマージャン卓を囲んでたもんだ」といった他愛もない自慢話がほとんどだった。 取材もしないでゴロゴロしているように見せか
それって、ジャーナリズム? (biaslook) 2006-05-17 00:41:06 「ネットは新聞を殺すのかblog」と「R30」のリンクが逆になってます。修正願います。 私は記者がそんなテクニックを使っていたことを初めて知りました。多くの人が初耳だと思います。 それはジャーナリズム論として、どうなのでしょうか? また、諸外国の状況をご存知なら教えてください。 リンク修正しました。 (山川草一郎) 2006-05-17 13:47:57 ありがとうございました。さて― まず「ジャーナリズム論としてどうなのか?」とのご質問ですが、ジャーナリズム論としては「邪道」でしょう。もっと正攻法でいくべきだと思います。ただ、まあ、建前論だけじゃうまくいかない相手も世の中にはいるだろうから、奇策が必要な事情も理解できます。 「毎日新聞社会部」という退屈な本を読んでいるところですが、戦後すぐの新聞記者
「なんだかすっきりしない」と、毎日新聞の磯野彰彦さんが書いている。ライブドアの堀江貴文社長が逮捕された。容疑は証券取引法違反。テレビ各社は空撮で東京拘置所への被疑者護送をライブ中継した。最近は「マスコミ最後の良心」とさえ思える磯野さんも、ここのところの報道に違和感をお持ちのようだ。 まず、検察OBがテレビに出て、事件の構図をいろいろと解説してくれるのだが、なんだかヘンだ。昔はそんなことはしなかったように思う。 ホリエモンは嫌いだ、ホリエモンはけしからん、と非難する人たちと、ホリエモンはすごい、ホリエモンはたいしたものだと称賛する人たちがいて、それはそれで価値観の違いというか、ものの見方の違いがあって、なんとなく陣営が分かれていたと思う。 それが、検察が出てきて、エイヤッとホリエモン退治をして、ホリエモン擁護派はほとんど何も言えなくなる。いや、不正はいけないし、もちろん法律違反は悪いが、どう
インターネット関連大手の「ライブドア」(堀江貴文社長)に対して、東京地検特捜部が強制捜査に乗り出した。ライブドアPJニュースは、捜索開始直後に堀江社長に取材した際の様子を次のように伝えている。 ライブドアの堀江貴文社長は同日深夜、PJニュースの取材に対し「捜査は午後4時ごろのNHKのニュースを聞いて知った。午後6時40分ごろ捜査令状を見せられ、メーンのパソコン一台と関連書類を押収された」と語った。捜査内容についての詳細は不明という。 テレビや新聞の解説を見聞きしても、直接の嫌疑が何なのか素人にはよく分からない。「Fireside Chats」さんは、令状に書かれた被疑事実は入り口に過ぎないとみて、ライブドアと広域暴力団の間の「黒い噂」を示唆している。 特捜部の狙いは何なのだろう。 容疑は、ライブドアマーケティング(旧:バリュークリック)に関わる偽計取引と風説の流布だというが、強制捜査の力の
広島での女児殺害事件で、逮捕されたペルー人容疑者の弁護人が記者に囲まれ、インタビューに応じている風景を何度かテレビで観た。少し前なら弁護士はマスコミの取材を受けなかっただろう。守秘義務があるため、法廷の外でペラペラ喋ることをよしとしない空気が、日本の法曹界にはあったからだ。 一方、マスコミはマスコミで、警察発表を鵜呑みにして「容疑者は容疑を認めている」などと報じて平気だった。まあ、警察に拘束されている被疑者に直接取材するのは不可能だし、被疑者に接見できる立場の弁護人が取材を受けなかったのだから、警察の情報に頼るのも無理からぬ話ではあった。 しかし、警察の発表がいつも真実とは限らないことは、松本サリン事件などで今や誰もが知る事実となった。警察が間違った場合、警察発表を信じて無実の市民を犯人に見立てて報じたマスコミも同罪、警察の共犯である。 警察の取り調べでいったん自白した容疑者が、公判で一転
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