サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
blog.kurokobo.com
やりたかったこと AWX の 18.0 から、インストールには AWX Operator の利用、すなわち Kubernetes や OpenShift 上へのデプロイが推奨されるようになりました。それ以前のバージョンでは Docker Compose ベースのデプロイも選択肢として用意されていましたが、現在では(開発やテスト目的を除いて)非推奨になっています。 とはいえ、気軽に使いたいだけ、シングルノードの可用性で充分、などの軽めのユースケースに対しては、すでに Kubernetes を使っている環境でない限り、AWX のためだけに Kubernetes 環境を作る(そして運用していく)のも少々大袈裟で大変です。かといって、公式のインストール手順 で気軽に試せる手段として紹介されている minikube は、プロダクション用途が想定されていない開発や学習用のツールのため、AWX をもう一
はじめに プライベート CA が ACME プロトコルを喋れれば、ACME クライアントを使った証明書の発行や更新を気軽に試せて便利です。 もちろん正規の証明書は得られませんが、その代わり、インタネットにポートを露出することなく HTTP-01 チャレンジや TLS-ALPN-01 チャレンジが行えます。公開認証局のリソース負荷やレート制限、CT ログなども気にする必要はなくなりますし、上位の DNS で応答をコントロールすれば、実在しない TLD の証明書も発行できます。 このエントリでは、気軽に実現できる方法のうち、実際に試した次の三パタンを紹介します。 Smallstep の step-ca を使うCaddy の組み込みの acme_server を使うLet’s Encrypt の Boulder または Pebble を使う ACME クライアントを試す目的では、ふたつめの Ca
はじめに 前回のエントリ で、AfterShokz のフラグシップモデルである Aeropex の音質を紹介しました。その中では、骨伝導であることそれ自体や防水・防塵のメリットは非常に大きい一方で、特に マイクの音質については厳しさがある 旨の記載をしていました。 根本的には Bluetooth のプロファイル(HFP)の仕様の限界があるので、有線のマイクと同等の高音質にはどうやってもできない(サンプリングレートが 16 kHz なので波形は 8 kHz で頭打ちする)のは仕方がないのですが、それにしても常用は厳しいと言わざるを得ない音質でした。 マイクの性能を重視するのであれば、Aeropex ではなく通話に特化した OpenComm の発売を待った方が良さそうです。 AfterShokz Aeropex の快適さと、音質の正直なところ | kurokobo.com 今回、この中でも言及
はじめに AfterShokz の Aeropex を買いました。世に出ているコンシューマ向け骨伝導イヤホンというとだいたい AfterShokz か BoCo あたりになるかと思いますが、Aeropex はそのうち AfterShokz の現時点でのフラグシップモデルです。 骨伝導であること、耳を塞がないこと、装着感の軽さなどから、音を聴くためのコストを圧倒的に下げられて総じて非常に快適 で、防水・防塵性能も満足のいくものでしたが、音質は絶対評価すると正直だいぶ厳しい 感触でした。 もちろん、根本的には 骨伝導方式は絶対的な音質を重視して買うものではない ですし、本質的な価値は骨伝導であることそのもの にこそあるので、そもそも音質 “のみ” でこの製品を語るべきではありません。また当然ながら、骨伝導だと肉や骨の影響も個人で異なりますし、そうでなくても音質の感じ方や捉え方にはそもそも個人差
EdgeX Foundry 関連エントリ 冬休みの自由研究: EdgeX Foundry (1) 概要 冬休みの自由研究: EdgeX Foundry (2) 導入とデータの確認 冬休みの自由研究: EdgeX Foundry (3) エクスポートサービスによるエクスポート 冬休みの自由研究: EdgeX Foundry (4) MQTT デバイスサービスの追加 冬休みの自由研究: EdgeX Foundry (5) ルールエンジンによる自動制御 冬休みの自由研究: EdgeX Foundry (6) アプリケーションサービスによるエクスポート 冬休みの自由研究: EdgeX Foundry (7) Kubernetes 上で Fuji リリースを動かす EdgeX Foundry ハンズオンラボガイド公開 EdgeX Foundry: Geneva から Hanoi へ きっかけ 本業が
新しいおもちゃ is Now Available Intel の NUC を買いました。第 6 世代のうちの、NUC6i5SYH です。 製品の Web ページ を見るとそろそろ第 7 世代のものが買えるようになりそうな雰囲気がありますが、待つのが嫌なので買ってしまいました。 使い道は考えていませんが、そういうときはとりあえず ESXi を入れます。新しいものが好きなので、現時点で最新の ESXi 6.5 にしました。 注意 Intel NUC は VMware Compatibility Guide に乗っていないハードウェアです。何があって文句は言えません。 買ったメモリとストレージも、Intel がテストした構成の一覧には記載のないデバイスです。 System Memory for Intel® NUC Kits NUC6i3SY/NUC6i5SY Tested Peripheral
Photon OS を使いたい 先のエントリ で以下のように書きました。 とりあえず vSphere 6.5 の環境をざっと触ってみたいので、ひとまず vCSA を立てていろいろ様子をみて、あとは素直に小さな仮想化基盤としておもちゃにします。 vCSA をお行儀よく(きちんと vCenter Server に FQDN を持たせる形で)立てたい場合は、DNS サーバがないとそもそもインストールができません。 今回はせっかくなのでお行儀のよい構成にしたいのですが、DNS サーバが欲しいからといって適当に CentOS に bind を入れるというのは自分にとって何も新しいことがなくてつまらないので、どうせなら触ったことがないものを触りましょう。 というわけで、引き続き VMware つながりで、今回は Photon OS を使ってみます。Photon OS は、VMware が公開している、
Android 端末(Xperia A)が修理から戻ってきたからアプリケーションをせこせこと入れなおしていたら、Kindle for Android の本文のフォントが “ゴシック” しか選べなくなっていたことに気が付いた。 もともと本は紙で読むひとだったので、これまではずっと紙の本に合わせて明朝体で読んでいたのだけれど。 ためしにゴシック体のまま読んでみたら違和感がすごくて気持ち悪い。直したい。 いろいろ調べてもいろいろ試してもよくわからないので、やむなくサポートセンタに問い合わせ。 チャット窓口ですぐに解決策が出てくるかと思いきや、詳細調査になって、結局返事が来るまで数日かかったけれど、最終的には直った。 直し方 カスタマサービスのひとに教えてもらった方法は二つ。 一つめは、『吾輩は猫である(Kindle 版)』をダウンロードしてみよ、というもの。 Kindle for Android
電子書籍系エントリの続き。 自分で裁断するのはたいへんそうだったから “時間と手間はカネで買え” を合言葉に裁断代行業者さんに本を送ったら、たいへんよい品質で満足できた、というお話。 まとめると、 今回は カットブックプロ さんに頼んだ 99 冊裁断してもらったら、送料等含めて 1 冊あたり 118 円だった きれいに裁断されていた。でも 20 冊に 1 冊くらいはページ同士がくっついてる子がまぎれてた ある程度のまとまった冊数を裁断したいなら業者さんは大いに活用するべき という感じでした。 業者さんを選ぶ 今回は カットブックプロ さんにした。”裁断代行” でぐぐったらいちばん上だったし、GW 中でも対応しているっぽいことが理由。値段でいえば 裁断ブックマート さんのほうが安そうだったんだけど、GW 中は休みっていうから、多少高くても対応が早いほうがいいなあということで。 注文する 料金
はじめに アニメ『進撃の巨人』のオープニングのパロディが動画サイトでいろいろと出回っている。 で、そういう動画を観ると、途中の『進む意思を嗤う豚よ』以降のところ、作者さんごとに思い思いの書体で再現されておられる。じゃあせっかくなんだし、なるべくオリジナルに忠実にしたらどうなるんだろう、ということで調べた。 まとめると、 使われている書体はダイナフォントの『DF 華康明朝体 W5』と『DF 極太明朝体』の二種類 前半は装飾なし、後半はシャドウやら光彩やらの装飾がある という感じ。 厳密には DF か DFP か DFG かが判断できないので、以下は DF または DFP と仮定 して説明する(詳細は追記部分参照)。 サイズや文字間隔、配置などは記録するのがめんどくさいのでトレスでどうぞ。 前半(進む意思を嗤う豚) 前半は漢字も仮名も全部、DF 華康明朝体 の W5。特に装飾はしないで、背景の
はじめに 本職が IT 屋さんだからといって何でもかんでもデジタルが好きなわけではなくて、もともとぼくは “本を物理的にこわすのは抵抗がある” という立場のひとだった。まわりのひとからシートフィードスキャナを買ったという報告を聴いても、ああ買ったのそうなの、本こわしちゃうのね、というくらいにしか思えなかったくらい。だから積極的に自炊関連の情報を漁ることもなかった。 でも部屋を片付けていて、 いざというときにとにかく “読めれば” いいだけ 自分にとってはただの “情報源” だ 思い出程度に見た目が残っていればいい という書類やら本やらがけっこうあることに気がつく。例えば、 古い研修資料 資格試験の勉強の本 古い手書きのノート いつか復習するかもしれない勉学の本 古い雑誌 などなど。 要するに、”物理的な所有にこだわりがないもの” ってけっこうあるんだなあということで、なるほどこういうものを
前置 vSphere 環境をさわるとき、ふつうは vSphere Client でがちゃがちゃ操作する。そのうち慣れてくるとだんだん PowerCLI 環境に手を出すようになって、CLI 環境でいっぱいの VM をまとめて操作できてやばいこれちょう便利うひょーってなる。なるんだけど、それにも慣れると、もともと提供されてるコマンドレットって地味にかゆいところに手が届かないことにぼんやりと気付き始める。で、細かい操作をしようとすると、結局は定義済みのコマンドレットを卒業して、.NET インタフェイスをさわったり View オブジェクトをこねくりまわしたりしないといけないということを悟る。 ここまで来ると Web でぐぐって出てくる情報もだんだん減ってきて、vSphere Client ではすぐできるのに PowerCLI ではどう書けばいいのやらさっぱりだなあ、というところがぽろぽろ生まれてく
そつろんをLaTeXで書くことになったんだけど、研究室にテンプレートが無かったのでせんぱいのを改造したりインターネットで調べたりしつつ作った。細かいところはいろいろセオリィに反しているのかもしれない(よくしらない)けど、簡単につかえるようにはしたつもり。 うちの研究室用なので他の団体様で使えるかはわかりませんが、使えそうならどうぞ。 http://url.kurokobo.com/latex 卒業論文用に作ったけど、ちょろっと書き換えれば修士論文にもたぶん使えると思う。文字コードは研究室で使う関係でEUC-JPです。 中の[main.tex]をいじくり回せばどうにかなる。そのままコンパイルすると説明書みたいなのが出力される(同梱の[main.pdf]がそれ)。簡単なLaTeXコマンドの解説も書いたので、たぶんだいたいどうにかなる。わからないところはぐぐればどうにかなる。 @ymrl も卒業
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.kurokobo.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く