サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
cinema.filmcrew.jp
2010年8 月27日 (金曜日) 【映画評】カラフル (2010) 生まれ変わって新しい身体を手に入れた〈ぼく〉の魂が、友情を育む中で成長していく姿、彼の家族の再生を描いた青春ファンタジー。 【満足度:★★★★】 (鑑賞日:2010/08/23) 繊細で緻密な演出で、魂の再生が描かれる秀作。 死んだ〈ぼく〉の魂は天上界への入り口で、自らをプラプラと名乗る少年の姿をした天使(?)に呼び止められる。 プラプラ(声:まいける)が言うには、すでに記憶はないが〈ぼく〉は大きな過ちを犯して死んだ罪な魂。そのためこのままでは輪廻のサイクルから外されてしまう。しかし〈ぼく〉は抽選に当選し、下界に戻って再挑戦するチャンスが与えられたとのこと。 気は進まなかったが〈ぼく〉に選択の余地はなく、強制的に下界に下ろされ、薬を飲んで自殺を図り死亡した中学三年生の少年・小林真の身体に入る。こうして小林真(声:冨澤風斗
2010年2 月 8日 (月曜日) 【コラム】『マイマイ新子と千年の魔法』明日の約束~こげんおるみんなで笑おうやぁ 昨日は新宿歌舞伎町でマイマイ新子のイベント「『マイマイ新子と千年の魔法』公開宣伝会議」が行われたんですよね。 ええねぇ、うちも参加したかったわぁ。 ちょうどその頃、近くを通りかかったけど、仕事が残ってたんで泣く泣く通り過ぎたのであった。 でも、去る2月5日金曜日のラピュタ阿佐ヶ谷で行われた鈴木タツヨシ役・江上晶真くんと片渕須直監督の舞台挨拶には行ったんだもんね。と、完全に機を逸してしまったが(汗)、手短にご報告。 もともと映画自体は何度も観てるけど舞台挨拶は一度も遭遇したことがなく、いつか行けたらいいなぐらいにしか思っていなかったの。んだけど、ちょうどこの日の仕事が早く終わり、舞台挨拶がある日にしては珍しくチケットもまだいくらかは残っているようだったのでダメ元で駆けつけた。
2010年1 月31日 (日曜日) 【コラム】『マイマイ新子と千年の魔法』吉祥寺洞窟探検~噂の海に溺れることなかれ いよいよ今日から大阪・シネ・ヌーヴォでも『マイマイ新子と千年の魔法』の上映が始まった。初日の今日は満員御礼で幸先の良いスタートだった模様。 海外の映画祭での上映も相次ぐようで、小さな“波紋”はますます広がって、ファンの一人としては嬉しい限り。(参考:アニメ!アニメ!:「マイマイ新子」フランスへ 3つの映画祭で作品上映) ただそうした一方で、巷の噂が混乱の呼び水となっている。 そんなわけで吉祥寺に行ってきた。 このアニメ映画『マイマイ新子と千年の魔法』がラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショーで連日満席の好評らしいという情報しか知らないような人からしたら、「なんで吉祥寺?」と思われるだろう。 実はここ数日、各所ブログやTwitterあたりで「吉祥寺バウスシアターで3月に『マイマイ新子と千
2010年1 月 5日 (火曜日) 【コラム】『マイマイ新子と千年の魔法』の“千年の魔法”とはなんだったのか? 衝撃的だった『マイマイ新子と千年の魔法』との出会いから早一ヶ月。 新年を迎えても“マイマイ新子”熱は収まる気配がありません。 困ったことに、『マイマイ新子と千年の魔法』を観て以降の映画があまり楽しめないのです。 これまで当サイトでは作品に対して比較的寛容な評価をしていることが多かった、つもり。だけどここ最近、かなり手厳しい批評が続いています。 もちろん、どれもこれもを『マイマイ新子と千年の魔法』と比較して観ているわけではないのですが、どうもその映画の世界観に入り込めない自分があって、些細なアラに目がいってしまう。 思えば『マイマイ新子と千年の魔法』は作品世界への引き込み方が抜群に巧かった。 新子の吹く草笛をきっかけにニョキニョキと姿を現す千年前の世界。 もうそこから心をわしづかみ
2009年12 月 5日 (土曜日) 【コラム】『マイマイ新子と千年の魔法』はなぜ泣けるのか、についての考察、みたいなもの 絶賛してやまない『マイマイ新子と千年の魔法』(公式サイト)がたいして話題になることもなく早々と公開を終えそうなのであります。 今年最後の傑作と断言していい自分としても、この状況はちょっと哀しい。 ということで、微力ながらもう一押ししてみたい。 とりあえず現状として、mixiにあげられた片渕須直監督の言葉をそのまま引用しておく。 twitterで泣きを入れました。 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1354698102&owner_id=2357993&org_id=1353025091 だって本当に泣きそうだったんだもの。 あんなにもたくさんの、 「騙されたと思って、この映画だけは見に行ってやって欲しい」 という書き込みを前に、 「19
注目記事 - Pickup Topics 2017年1 月19日 (木曜日) 【お知らせ】ぼちぼち再開します あけましておめでとうございます。 5年近く放置してきた当ブログですが、そろそろ再開しようかと思っています。 放置していた一番の理由がここのブログ... [記事全文] 新着レビュー - New Review 2012年8 月28日 (火曜日) 【映画評】桐島、部活やめるってよ (2012) 些細なきっかけで日常が崩壊していく高校生たちのやるせない姿を赤裸々に描いた青春映画の傑作。 【満足度:★★★★★】 (鑑賞日:2012/08/26) 俺たちは、この世界で生きていかなければならないのだから。 11月のある金曜日、高校の英雄的存在だったバレー部キャプテンの桐島が突然部活をやめる。 生徒たちのいつもと変わらぬ日常は、その噂をきっかけに歯車が狂い始め、それぞれの関係もざわめきたつのだ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『未完の映画評: 自戒としての映画批評 by FilmCrew.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く