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塚本 晋也 (監督) 映画『斬、』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2018年11月24日(土)よりユーロスペースほか全国公開! 250年にわたる長い泰平の後、開国するか否かで揺れる江戸時代末期、農家の手伝いをしながら剣の腕を磨いてきた若い浪人にも参戦のときが近づいていく……。塚本晋也監督の4年ぶりの新作『斬、』は、初挑戦となる時代劇。農村を舞台に限られた登場人物たちで描く小さな物語だが、現代の日本の状況に重なるばかりか、人間の性までを描く壮大な叙事詩の趣に驚かされる。生業を求めて流れてくるよそ者は恐れられ、大切な人を守りたいという切実な想いは燃えさかる戦意となり、若い感性による柔軟な試みは、経験や常識の力に阻まれる。どうしたら戦争はなくなるのか?という古代からの問いを、池松壮亮、蒼井優らのアンサンブルで、シンプルに鮮烈に突きつける必見作だ。塚本晋也
上田 慎一郎(監督) 映画『カメラを止めるな!』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2018年6月23日(土)より新宿K's cinema、池袋シネマ・ロサにて公開! 昨年11月に先行上映されるや口コミが広がって連日ソールドアウトを記録し、その後世界の映画祭を熱狂の渦に巻き込み続けている話題作『カメラを止めるな!』が、いよいよ6月23日よりロードショー公開される。メガホンを取ったのは新鋭・上田慎一郎監督。ある演劇からインスピレーションを得て大事にあたためてきたユニークな構想を、ワークショップで出会った俳優との共同作業を通して、躍動する極上エンターテインメントへと磨き上げた。「何があってもカメラを止めるな!」というミッションを受けた映画の作り手たちが、37分ワンカットのゾンビサバイバルという無理難題と格闘を続け、ついにたどり着く渾身のエンディングには誰も
春本 雄二郎 (監督) 映画『かぞくへ』について【1/6】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2018年2月24日(土)よりユーロスペースにてロードショー! 2016年の東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門で上映され、絶賛を浴びた春本雄二郎監督の長編デビュー作『かぞくへ』が、ついにユーロスペースにて公開を迎えた。家族のぬくもりを知らずに生きてきた養護施設出身の青年がある事件に巻き込まれ、友情と恋愛の間で揺れながらひとり闘おうと立ち向かう。誠実で愛情深く、社会的には弱者である3人の若者たちがどんどん裏目の行動を取っていくさまが観る者の胸に突き刺さり、あとあとまで彼らに思いを馳せずにいられなくなる、生々しく骨太な人間ドラマだ。主演の松浦慎一郎の実体験を元にした脚本がもたらすドキュメンタリー的なリアリティと、俳優たちの渾身の演技、そして無名の監督に賭けたプロのスタッフの確
春日 弘 (俳優)& 嶋本 信明 (俳優) 映画『ハクソー・リッジ』について【1/3】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2017年6月24日(土)TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー メル・ギブソンの「アポカリプト」以来の10年ぶりの監督作「ハクソー・リッジ」が日本で公開される。オーストラリア在住の映画人の友人たちが関わっているのもありインタビューを行いました。春日さん、嶋本さんは共に今作でキーになるシーンに出ています(上記の日本兵の方々の集合画像で春日さんはメル・ギブソンに肩を組まれた画像で向かって左側の帽子を被っていない方、嶋本さんは国旗の画像で向かって右で国旗の下を手で掴んでいる方です。これから映画を観る方の楽しみ/驚きを奪うことになるので、そのシーンは伏せておきます)。(取材:わたなべりんたろう ) 春日 弘 嶋本 信明 春日 弘「ウルヴァリン:SAM
遠藤 ミチロウ (監督・ミュージシャン) 映画『SHIDAMYOJIN』について【1/7】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2017年5月27日(土)より、新宿K's cinemaにてレイトショー上映 ミュージシャンの遠藤ミチロウ氏の映画監督2作目『SHIDAMYOJIN』が5月27日より公開される。第1作『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』は、2011年の還暦ツアーと、震災に襲われた故郷・福島の復興支援、そして自らのルーツ探しの旅が交錯する不思議なロード・ムーヴィーとなっていたが、本作もまたユニークな作品。震災をきっかけに出会った盆踊りと民謡の魅力を探りながら、祭りの楽しさを各地に届けるミチロウ氏の姿を収めたロード“盆踊り”ドキュメンタリーだ。庶民の怒りや苦しみを音頭に乗せて歌えば人々の身体はウズウズと動き出し、誰もがみるみる感情全開のいい笑顔を浮か
大川 五月 (監督) 映画『リトル京太の冒険』について【1/6】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook シアター・イメージフォーラムにて4月28日まで絶賛上映中!/名古屋シネマテーク、京都・立誠シネマにて5月27日(土)より上映 以降、全国順次公開予定 NYコロンビア大学などで映画制作を学び、数々の短編映画ですでに国際的に高い評価を受けている大川五月監督が、『京太の放課後』『京太のおつかい』という短編の完結編として作った初の長編映画『リトル京太の冒険』が、シアター・イメージフォーラムにて公開されている。自然に囲まれ、街並みにも懐かしさの残る田舎町で、いろいろな人との交流を通して成長していく小学生の京太の物語。鮮やかな黄緑色の頭巾をかぶる姿はあどけないが、心の中は心配でいっぱいで、彼の子供らしい素直なふるまいは大人たちを困惑させ、小さな事件を重ねながらお互いの事情を知っていく
福間 健二 (監督) 映画『秋の理由』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 2016年10月29日(土)より新宿K's cinemaにてロードショーほか全国順次公開 詩人としても活動する福間健二監督の新作『秋の理由』が10月29日より公開される。小さな出版社を営む編集者と声を失った作家、作家の妻、妖精のように現れた謎の若い女性。4人の男女の心の機微を、神秘的で豊潤な秋の景色の中に描き出す。伊藤洋三郎、佐野和宏、趣里、寺島しのぶという実力ある俳優たちを見事に生かして、映像詩と生活者の生々しいドラマを融合させた、福間監督ならではの力強い新境地をぜひ味わってほしい。福間監督に作品についてうかがった。 (取材:深谷直子) 福間 健二 1949 年生 新潟県出身の詩人、翻訳家、映画評論家、映画監督。東京都立大学(現首都大学東京)人文学部英文学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。
川口 潤 (監督) & 伊藤雄和 (ミュージシャン) 映画『オールディックフォギー/歯車にまどわされて』について【1/7】 公式サイト 公式twitter 2016年8月11日(木・祝)よりシネマート新宿、8月20日(土)・21日(日)鹿児島ガーデンズシネマ、 8月27日(土)より第七藝術劇場、名古屋シネマテーク、9月24日(土)ジョイランドシネマ沼津 以降、広島・横川シネマ他、全国順次公開! カントリーやブルーグラスを基盤としたラスティック・ストンプをエモーショナルな日本語の歌とともに鳴らし、精力的なライブで支持を集めるオールディックフォギーのドキュメンタリー映画『オールディックフォギー / 歯車にまどわされて』が8月11日より公開される。監督は『kocorono』(11)、『山口冨士夫 / 皆殺しのバラード』(14)の川口潤。大きな物語は何もないが、週末ごとのライブで日本中を旅し、生活
尾関 玄 (監督) 映画『ハルをさがして』について【1/6】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年8月6日(土)より、下北沢トリウッドにてロードショー 震災後の福島を舞台に、迷子になった犬さがしをする少年少女の冒険と成長を描いた青春ムーヴィー『ハルをさがして』。恋や進路や友情に揺れる中学生の心情と、そのまっすぐな目を通して見る福島の今がリアルに胸を打ち、福島県内での上映会や数々の映画祭ですでに多くの支持を集める本作が、8月6日より下北沢トリウッドにて公開される。メガホンを取ったのはこれまで商業映画の現場で経験を積み、本作が長編デビュー作となる尾関玄監督。中学校の同級生である内藤諭プロデューサーも同席するインタビューで息の合うところを見せながら、映画作りの経緯や撮影の狙い、上映を通じてあらたに気付いたことなどを語ってくださった。 (取材:深谷直子) 尾関 玄 19
奥田 庸介 (監督) 映画『クズとブスとゲス』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年7月30日より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開 奥田庸介監督の衝撃の新作『クズとブスとゲス』がこの夏いよいよ公開される。女をゆすって生計を立てる卑劣な男が主人公。ヤクザの女に手を出して窮地に陥った彼は、行きつけのバーで大麻を捌き、罠にかけた女を売り飛ばす。次々連鎖する暴力のスパイラルはやがて女の恋人も巻き込んでいく……。底辺に生きる人たちが必死でもがく姿を、これまでも痛快な活劇として描き、高く評価されてきた奥田監督だが、本作では自らが主演してゲスな男の生きざまを体現。殴り合いはすべてガチで行い、痛みも流血もリアルに焼き付けた。純粋で不器用で、見たことがない異形さだが、卓越のセンスで物語にグイグイと惹きつける、どこまでも手加減のない自主ならではの暴力エンターテ
万里紗 (女優) 映画『眼球の夢』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年7月30日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開 自分の片目が義眼だと思い込み、「生き別れた眼球」を求めてカメラを手に街を彷徨う写真家・麻耶。彼女の個展を脳神経外科医や眼球コレクターが訪れ、呼び覚まされる忌まわしい記憶が新たな惨劇を生み出していく……。ピンク映画というジャンルを超えて国内外で人気を集める佐藤寿保監督が、ほぼ10年ぶりに脚本家・夢野史郎とのゴールデン・コンビを復活させて作り上げた日米合作のビザール・シネマ『眼球の夢』が、7月30日より公開される。“視線”そして“トラウマ”という佐藤監督のテーマの集大成的作品で、大胆な官能シーンにも堂々と挑み、複雑な麻耶像を生き生きと演じ切ったのは、本作が映画初主演となる万里紗さん。役柄とは裏腹にとても明るく、聡明さを
キム・セビョク (女優) 映画『ひと夏のファンタジア』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年6月25日(土)よりユーロスペース(東京)にてレイトショー、 7月2日(土)よりシネ・ヌーヴォ(大阪)、シネマスコーレ(名古屋)、7月9日(土)より横浜シネマリン(神奈川)にてロードショー!以降、全国順次公開予定(群馬・シネマテークたかさき他) チャン・ゴンジェ監督が奈良県五條市で撮影した『ひと夏のファンタジア』が、6月25日より東京にて、7月2日より大阪と名古屋にて公開となり、チャン監督と主演女優のキム・セビョクさんがプロモーションのため来日。溌剌と各地を巡って映画の魅力を伝え、爽やかな風を巻き起こしていった。不思議な作風と俳優たちの自然な演技に驚き、偶然も味方につけたような撮影の裏話を聞くとさらに感心する奇跡の結晶のような本作。第2章で異国から来たヒ
ジャコ・ヴァン・ドルマル (監督) 映画『神様メール』について【1/2】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年5月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他全国公開 神様はブリュッセルのアパルトマンに住んでいて、パソコンで人間の運命をもてあそぶ意地悪オヤジだった。愛想をつかした娘のエアが人間たちのために奮闘、まずやったのは人々に余命を知らせるメールを送ること……!? ベルギーの奇才、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の最新作『神様メール』は、奇想天外な設定で不条理だらけのこの世の問題をズバリ突きながら、やがて幸福感でいっぱいにしてくれる爽快なファンタジーだ。神様役に人気コメディアンのブノア・ポールヴールド、愛らしいエア役に『サンドラの週末』(15)でデビューした天才子役のピリ・グロワーヌなどベルギーで活躍する俳優たちが集結し、カトリーヌ・ドヌーヴもフランス女優ならでは
真利子 哲也 (監督) 映画『ディストラクション・ベイビーズ』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年5月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開 学生映画ながらロードショー公開された『イエローキッド』、ももいろクローバーが出演する異色の中編『NINIFUNI』等で注目を集めてきた真利子哲也監督。その待望の商業映画デビュー作『ディストラクション・ベイビーズ』は、パワフルで純粋な“暴力映画”だ。柳楽優弥演じる喧嘩に明け暮れる主人公が、ある出会いにより凶暴性を加速させていく。彼らの思惑の説明は抜きに、野放図に繰り出される暴力が活写され、観客もいやおうなしにその熱の中に引きずり込まれて心をざわめかせる。人はなぜ暴力を欲してしまうのか? 自らが抱いた疑問に向き合うため、柳楽をはじめ、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎というイキのいい俳優陣とともに純度高く暴力を
アダム・トレル (プロデューサー) 映画『下衆の愛』について【1/6】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年4月2日(土)より テアトル新宿ほか全国順次公開 2015年の東京国際映画祭で上映されてから話題になっている『下衆の愛』のプロデューサーのアダム・トレルさんと監督の内田英治さんにインタビューをおこなった。 (取材:わたなべりんたろう) アダム・トレル 映画配給会社Third Window Films代表。日本およびアジア映画を、劇場公開作品の配給やDVD販売を通じて70作品以上をイギリスをはじめとした世界の人々に紹介している。配給作品は『告白』(中島哲也監督)、『悪の経典』(三池崇史監督)、『悪人』(李相日監督)、『愛のむきだし』(園子温監督)など。共同制作作品は『希望の国』(園子温監督)、プロデューサー作品は『福福荘の福ちゃん』(藤田容介監督)がある。レ
岩井 俊二 (監督) 映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』について【1/8】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年3月26日(土)より全国公開中 アメリカで『ヴァンパイア』、昨年の『花とアリス殺人事件』では初のアニメーション映画と精力的に作品を発表している岩井俊二監督が、実写の日本映画としては久しぶりになる新作が『リップヴァンウィンクルの花嫁』である。3時間を感じさせない充実した内容の作品に仕上がっていてインタビューをさせていただいた。 (取材:わたなべりんたろう) 岩井 俊二 1963年生まれ。1998年よりドラマやミュージックビデオ、CF等多方面の映像世界で活動を続け、その独特な映像は 岩井美学 と称され注目を浴びる。映画監督・小説家・作曲家など活動は多彩。監督作品は『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(93)『Love Letter』(95)『
矢崎仁司 (監督) 映画『無伴奏』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年3月26日(土)、新宿シネマカリテ他全国ロードショー 直木賞作家・小池真理子の半自叙伝的小説を、『ストロベリーショートケイクス』『スイートリトルライズ』など近年原作もので高評を得ている矢崎仁司監督が映画化した『無伴奏』が、間もなく公開を迎える。日本中に闘争の嵐が吹き荒れた1969年、仙台で暮らす女子高生を中心に、多感な恋愛に揺れ動く若者たちを描いた青春ストーリーは、俳優、スタッフのひとりひとりを尊重する矢崎監督流の映画作りで生き生きとした映像化に成功。入念に再現されたあの時代の風景の中、背伸びした少女が出会いと別れを通して成長していく瑞々しさは、どんな世代の心にも切なさを呼び覚ますだろう。矢崎監督に作品に込めた想いを伺った。 (取材:深谷直子) 矢崎仁司 山梨県出身。日本大
遠藤 ミチロウ (監督・ミュージシャン) 映画『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』について【1/9】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2016年1月23日(土)より、新宿K's cinemaにて公開、以降、全国劇場および上映機会にて順次公開 伝説のパンクバンド、ザ・スターリンの解散後は、ひとりで日本中をめぐるツアーを行い、2011年に東日本大震災が起こるとプロジェクトFUKUSHIMA!の立役者として福島の復興支援に奔走。独自の道行くミュージシャンの遠藤ミチロウ氏が、そんな2011年の激動の日々を自らカメラで追っていた。5年の月日を越え、初めての監督作品としてこの度公開されるのが、本作『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』である。還暦ツアーに端を発した映画作りのさなかに故郷・福島が震災に見舞われ、ツアーでまわる各地と福島、現在と過去を行き
山田あかね (監督) 映画『犬に名前をつける日』について【1/6】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook シネスイッチ銀座ほか全国順次公開中 人間にとっていちばん近しい動物といえば犬と猫。だが日本の法律上、飼い主がいない場合は行政に引き取られて殺処分されることが決まっており、その数は年間12万8000頭以上にのぼる(平成25年度)。『犬に名前をつける日』は、そんな犬や猫たちのおかれた過酷な現実と、その命を救うために奮闘する人々の活動をめぐるドキュメンタリードラマだ。山田あかね監督の4年間にわたる取材の記録は、その心の揺れとともに小林聡美に託され、取材者を演じる小林自身の深いまなざしを通して、保護活動の現場を見せていく。人間の身勝手さに憤りを感じながらも、1頭でも多くの命を救うために行動する保護団体の人々の姿が、シンプルな問いを投げかけてくる。自分にできることは何だろう?と。
朝倉加葉子 (監督) 映画『女の子よ死体と踊れ』について【1/6】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2015年10月31日(土)よりシネマート新宿、 11月14日(土)よりシネマート心斎橋、名古屋シネマスコーレ、12月5日(土)より仙台・桜井薬局セントラルホール、12月12日(土)より広島・横川シネマ、12月19日(土)より福岡・中洲大洋映画劇場ほか全国順次公開! 脱力系のキャラとコアな音楽性で幅広いファンを掴む6人組のアイドルグループ、ゆるめるモ!と、ホラー映画界の若き旗手である朝倉加葉子監督がタッグを組んで作った『女の子よ死体と踊れ』。普通のアイドル映画になるはずがないと予想はしていた。だが、こんなにも純粋で、重く、凛々しい「女の子」然とした青春映画になっているとは。死体をめぐるホラー・ファンタジーの中に、つまらない日常がこのまま続いていくことに怯えて自分を痛めつ
チャン・ゴンジェ (監督) 映画『ひと夏のファンタジア』について【1/5】 公式サイト 公式twitter トレイラー 第37回PFF 招待作品部門「映画内映画」サプライズ上映作品/今冬公開予定 釜山国際映画祭をはじめとする数々の映画祭での受賞歴を持ち、「第二のホン・サンス」との呼び声も高い韓国の新鋭、チャン・ゴンジェ監督。その長編第3作となる『ひと夏のファンタジア』は、河瀬直美監督プロデュースのもと、古い町並みが残る奈良県五條市で撮られた映画をめぐるファンタジー。同じ風景を同じ俳優が歩く2部構成で、寂れゆく町で美しい思い出を胸に秘め営みを続ける人たちと、旅先で淡い恋に落ちる若い男女の物語が、ときに交錯しながら静かに綴られていく。今年6月に公開された韓国では、自主製作作品ながら公開1カ月で3万人を超える動員を記録し、この夏の五條市は映画に旅情を誘われた若い女性の観光ラッシュに沸いたという。
三浦 誠己 (俳優) 映画『木屋町DARUMA』について【1/5】 公式サイト 公式twitter 公式Facebook 2015年10月3日(土)より渋谷シネパレスほか全国順次ロードショー <関西>大阪:第七藝術劇場 京都:京都みなみ会館 兵庫(神戸):元町映画館 高瀬川が流れる京都の歓楽街・木屋町を舞台に、ある事件で四肢を失ったヤクザが借金の取り立てをして生き抜く姿を描いた映画『木屋町DARUMA』。内容の過激さ故に出版社から刊行を断られ続けた裏社会ライター・丸野裕行の同名小説に、『捨てがたき人々』の榊英雄監督が惚れ込み、遠藤憲一、寺島進、武田梨奈といった豪華キャストを集めて撮ってしまった注目の異色作だ。裏社会での壮絶な人間模様を織りなす彼らの演技はいずれも新鮮で強烈だが、特に様々な映画で確実な存在感を放ってきた三浦誠己が、主人公の世話係の坂本役で見せた熱演は、映画ファン待望のものだろ
中村 達也 (俳優・ドラマー) 映画『野火』について【1/8】 公式サイト 公式Facebook 2015年7月25日(土)より、ユーロスペースほか全国公開 2000年に公開された塚本晋也監督の『BULLET BALLET/バレット・バレエ』で、ブランキー・ジェット・シティの自由奔放なドラマーの顔から、ひんやりしたオーラを放つアウトロー・ヒーローへと変貌してファンを驚かせた中村達也。その後も縦横無尽な音楽活動を行う傍ら、スクリーンに新鮮な息を吹き込むストリート仕込みの存在感で俳優としても活躍し、このところ演技面でも成長を感じさせる中村が、『野火』で久々に塚本監督作品に出演した。中村の中に潜む刹那的な色気を見初めた塚本監督が今回彼に任せたのは、やはり死をも恐れぬ大胆不敵な「伍長」役。戦場に散った兵士たちの無数の無念を一身に背負うような凄みのある演技が光っていた。そんな中村達也さんにインタビュ
アリ・フォルマン (映画監督) × 山村 浩二 (アニメーション作家) 映画『コングレス未来学会議』について【1/4】 公式サイト 公式Facebook 東京アニメアワードフェスティバル2015招待作品 2015年6月、新宿シネマカリテ他全国順次公開 『戦場でワルツを』(08)のアリ・フォルマン監督が、東京アニメアワードフェスティバル(以下TAAF)2015の短編コンペティション部門の審査員として来日を果たした。それに合わせて6月に日本公開を控えるフォルマン監督の2作目『コングレス未来学会議』(13)のTAAFでの追加上映が急きょ決定、スペシャルマスタークラスとしてアニメーション作家山村浩二氏との対談も行われて、朝早い時間帯にもかかわらず盛況となった。 本作は、ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムの『泰平ヨンの未来学会議』を大胆に翻案して映像化したもの。ロビン・ライトが本人役で登場し、4
山下 泰司 (Blu-ray/DVD制作ディレクター) 映画『ノスタルジア』ブルーレイ版について【1/5】 本人twitter レーベル公式twitter ロシアが産んだ世界的巨匠アンドレイ・タルコフスキーのブルーレイがついに3月6日、発売された。今回、新たなニューマスターを使用することで、これまでにないクオリティの『ノスタルジア』BD化を実現したシネフィル・イマジカ・レーベルの制作担当の山下泰司氏に話を聞いた。(インタビュー取材:飯塚克味 取材企画:わたなべりんたろう) ――『ノスタルジア』ブルーレイ化の経緯からお願い致します。 以前からタルコフスキー作品はやりたいと思っていました。自分自身も大好きだし、ファンも多いですしね。『惑星ソラリス』のように既に他社からリリースされたものもありましたが、『ノスタルジア』に関しては、僕もかつて働いていたパイオニアLDC(その後のジェネオン・エンタテ
塚本 晋也 (映画監督) 映画『野火』について 公式サイト 公式Facebook 第15回東京フィルメックス オープニング作品 2015年7月25日(土)より、ユーロスペースほか全国公開 第15回東京フィルメックスのオープニング作品として、塚本晋也監督の新作『野火』が上映された。フィリピン・レイテ島での戦争体験を元にした大岡昇平の同名小説の映画化であるが、塚本監督は時代背景の説明も抜きに観る者を極彩色のジャングルに放り込み、姿の見えない強大な敵の攻撃と、もっと切実な「飢え」に怯えるごく普通の男の目で戦争の異常さを見せていく。容赦のない暴力表現にもそれを体験させられた人たちへの哀悼を込め、二度と起こすまいと訴える痛烈な反戦映画だ。塚本監督に10代で読んだ原作への思いや、困難を乗り越えての映画作りについて伺った。終戦70周年を迎える2015年夏の公開が決まった本作をぜひ多くの方に観ていただき、
映画『リアリティのダンス』 アレハンドロ・ホドロフスキー監督記者会見レポート 『ホドロフスキーのDUNE』2014年6月14日(土)より、 『リアリティのダンス』2014年7月12日(土)より、 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、 渋谷アップリンクほか、全国順次公開 実に23年ぶりの新作となる『リアリティのダンス』、そして未完のSF大作『DUNE』の製作過程をめぐるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』(監督:フランク・パヴィッチ)の公開を控えるアレハンドロ・ホドロフスキー監督がこのたび来日した。昨年のカンヌ国際映画祭・監督週間でのワールド・プレミア上映時には、壇上に現れた伝説の監督の姿に、そして作品の弩級の面白さに、会場には熱狂が渦巻いたものだが、それから1年、85歳のホドロフスキー監督は日本にも旋風を巻き起こしていった。今回の来日中にはファンとの交流の機会もたくさ
山戸 結希 (監督) 映画『5つ数えれば君の夢』について シネマライズにて公開中、他全国順次ロードショー 大学在学中に撮った自主映画『あの娘が海辺で踊ってる』が大ヒットとなり、注目を集める山戸結希監督。その待望の長編デビュー作『5つ数えれば君の夢』は、人気ボーカル&ダンスグループ東京女子流とタッグを組んだディープな青春群像劇。文化祭を間近に控えた女子高で恋や夢に葛藤する少女たちの鋭い感受性が、観念的な台詞と流麗な音楽、東京女子流の切実な演技によってスクリーンにあぶり出される。本作でまたも唯一無二の才能を見せ付けた山戸監督に作品について伺った。(取材:深谷直子) 山戸 結希 (やまと ゆうき) 2012年、上智大学在学中に撮影した処女作『あの娘が海辺で踊ってる』が、東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞したのち、ポレポレ東中野での自主上映が異例の爆発的ヒットとなり注目を集める。短編『Her Re
深田 晃司 (監督) 二階堂 ふみ (女優) 杉野 希妃 (女優・プロデューサー) 映画「ほとりの朔子」について 2014年1月18日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開 深田晃司監督の「ほとりの朔子」は東京国際映画祭の試写が初見だった。観ている間中、とても楽しんだし深田さんが次にこういう作品を撮るとは思わず嬉しい驚きでもあった。映画に脱原発の集まりが出てくるが首相官邸前の脱原発抗議に初めて行ったのは深田さんとだった(2011年初夏に観に行った映画の後の集まりで一緒になり帰る方向も同じで、その日おこなわれた首相官邸前の脱原発抗議に共に行こうと思っていたので一緒に行った)。宣伝も作り手自らがやっていて、その心意気も含めて公開時には是非インタビューしたいと思った。インタビューは深田さんに加えて主演の二階堂ふみさんとプロデューサー&出演の杉野希妃さんも交えて外国人記者クラブの
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