印刷用紙の名称には、「コート90kg」や「マットコート135kg」といったものがありますが、確かにこの名称、一体何を表しているのかよく分かりませんよね。 この用紙の名称は、実は基本的に以下のルールで構成されています。 つまり、「コート90kg」の場合は、光沢がある質感をもった「コート」という紙質で、厚みが「90kg」の用紙ということになります。 kgは“紙を1,000枚重ねた時の重さ”で表す厚みの単位で、数値が大きいほど紙は厚くなり金額も高くなります。 なぜ「厚み」なのに「1,000枚重ねた時の重さ」で表すのかというと、もともと製紙メーカーと印刷会社が、印刷用紙を“重さ”単位で量って取引きをしていたからです。 数百万枚にも及ぶ紙を枚数で数えてると効率が悪いため、「重さ」単位での取引となり、それがそのまま「厚み」の単位としても用いられるようになったんですね。 詳しくは以下の記事も参考にして頂