英University of Surreyと英Augmented Optics社、およびAugmented Optics社の100%子会社である英SuperCapacitor Materials社、英University of Bristolは2016年12月5日、従来の100倍の容量密度を備えた電気2重層キャパシターを実現可能な電解質材料を開発したと発表した(発表資料)。電気自動車(EV)の航続距離を600km以上にできたり、スマートフォンを数秒で充電できたりする見通しという。 このたびイギリスの大学やベンチャー企業が新型の電気二重層キャパシタを開発したことが報じられた。 一般的なリチウムイオン電池のエネルギー密度が100〜200Wh/kgであるのに対して、従来は電気二重層キャパシタは数Wh/kgと小さく、これまではとてもじゃないがEV用の蓄電デバイスとしては使えないという位置づけであっ