「ユーハイム」の原点は1909年。 ドイツのライン河畔にあるカウブ・アム・ライン出身の菓子職人カール・ユーハイムが、当時ドイツの租借地(そしゃくち)だった中国の青島(チンタオ)で、ジータス&プランベック氏の店を弱冠23歳という若さで譲り受けて独立したのが始まりです。 以来、夫妻はさまざまな苦労や困難を乗り越えてユーハイムの礎を築きました。 カールは1886年、南ドイツのカウプ・アム・ライン生まれ。厳しい修行に耐え、一人前の菓子職人になった1908年に当時ドイツの租借地・中国の青島(チンタオ)でジータス&プランベック氏の経営する菓子・喫茶の店に就職し、1909年には弱冠23歳の時にその店を譲り受け、独立しました。カールの作るバウムクーヘンは「本場ドイツの味」と評判を呼び、あっという間の5年間が過ぎて、久しぶりにドイツに帰ったカールはひとりの女性を紹介されたのです。その女性こそエリーゼでした。