世間を騒がすプデュ不正疑惑の中心で厳しい視線を浴びているエムネット。 そんな彼らが騒動の最中でもお構い無しに放送していたアイドルサバイバル番組が「カムバック戦争・Queendom」でした。 アーティストたちが互いを配慮するため、カムバック時期が重ならないように調節してきた音楽界の暗黙の了解を大胆に破って、名実ともに“ワントップ”になるために、一歩も譲らない真っ向勝負を繰り広げる。 こんな刺激的な謳い文句と共に発表された番組は、つい先日ママムの優勝で幕を閉じ、全10回の放送を終えました。 最初に放送決定のニュースを聞いたときには、やたら挑発的な番組内容(とタイトル)に嫌な予感しかしなかったんですが、終わってみるとこれが意外にも良い番組でした。 というのも、確かに宣伝通り最終回で6組のガールグループが新曲のステージを通して激突して見せたのですが、そこに至るまでに丁寧に積み上げられた過程が、出演