3月8日(木) パリ 日本のおむすびチェーンが海外進出をしていて、新たにパリに店舗をオープンしたそうだ。わたしは、仏留学時代の中国人の友人Oを誘って、オペラの近くにある日本人街の一等地にある店舗を訪れた。10ユーロ(約1,350円)でおにぎりふたつと唐揚げと味噌汁のランチセット。フランスの物価としては適切な価格設定なので、日本の物価と比べてはならないのだが、やはり高いといえば高い。とはいえ、おにぎりは当たるのではないかという気がする。J は、ヨーロッパでのおむすびチェーン展開のプロジェクトを担当していて、おむすびのもつ可能性について語ってくれた。おむすびは、どんな具でも選べるゆえに、ハラルフード、ベジタリアンにも対応できる上、グルテンフリーでもある。日本料理への関心は寿司一辺倒時代を抜け出て、パリでもつぎのレベルへと移行しつつある。とはいえ、かれは必ずしも「日本料理」の一カテゴリとして売り