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アメリカ大統領選
ir.c.chuo-u.ac.jp
発行日 2015年03月27日 文献等 掲載誌名・書名: 文学部紀要 社会学・社会情報学, 第258巻/第25号, pp.73-95 公開者・出版社: 中央大学文学部 書誌コード類: ISSN: 0529-6803 種類 紀要 言語 日本語 権利情報 この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には掲載誌発行部局へお問い合わせください。
発行日 2014年09月16日 概要 1933年のナチス政権確立以降,ドイツ,オーストリアでは次々に議会制民主主義や言論の自由などが蹂躙されていった。大方の市民の対応は「脱深刻化」,すなわち大したことではないとする敗北的な態度だった。その下地を形成したのが第一次世界大戦以降,数度にわたり高揚と幻滅を体験した人びとの「魂の真空」であるが,さらにムージルも含めた作家や詩人たちが既成の概念や感性,ひいては旧来のモラルを疑問視する作品を発表して,ナチスの不条理な主張を説き伏せる言葉と理念の力を殺いだことでもあると思われる。ムージルは反ユダヤ主義を全否定していたが,政治については「態度表明しない」姿勢を貫いた。これは「精神」にのみ従い,党利党略などを離れて,単独者として判断するためであった。 キーワード ローベルト・ムージル ナチス 亡命文学 イロニー アドルノ 文献等 掲載誌名・書名: 人文研紀要
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