外部の人間も、そして恐らく殆どの内部の人間も、よもや、と思ったのが東芝の12月28日に行った、原発事業で新たに数千億円の減損損失発生の可能性がある、という記者会見。 確かに事前に報道は流れていましたが、1,000億円レベルだったハズ。金額が数千億円に膨れ上がっているのにも驚きましたが、一番驚いたのは、新たなる損失、という点。ある程度追加の減損発生の可能性は読んでいましたが、今回発表された減損は全く新しく出てきた損失です。ビックリ仰天。 さすがの東芝も数千億円レベルの損失計上では、倒産の危機的状況、と言わざるを得ません。資本増強が迫られますが、既に市場からソッポを向かれている東芝、公募増資のハードルは非常に高いため、資本増強は簡単ではありません。 グループ企業やその家族まで合わせると、十万人レベルで日本の雇用を支えている東芝。今後の行方に注目せざるを得ません。 東芝で数千億円レベルで新たな減