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大谷翔平
katcat.hatenablog.com
ネットを散策していたらこのような記事を見かけまして。 僕は長らくラノベを読んできたと思っているのですが、2009年頃にこのような出来事があったのか全く覚えていないのです。「あれ、最近はロリキャラ推しの作品を見かけなくなったなぁ」と思ったことも無いのです。 本文でもコメント欄でも具体的な事例が一つも出てきていないので、信ぴょう性がかなり薄いと思ってしまうのです。 だからといってこの話が嘘だと判断できるわけではありません。第一に確かにエロゲでは「貧乳のつもりでしたが法改正がどうなるか分からないので盛ることになりました」という話もありました。(ただしこのエロゲは2009年頃ではなくて1999年に発売されているアリスソフト『ダークロウズ』です)。 またラノベを読んできたとはいえ、僕はラブコメとか恋愛系の作品を好まない人間なので、僕がそのような作品自体を知らなかった可能性はあります。 とは言え数十人
これまでのテキスト 『私的体験からのライトノベル定義論』 『私的体験からのラノベ定義論補足』 最初のテキストで、漫画・ゲーム・アニメ・特撮・映画等々、それらのオタク文化やサブカル文化をベースにした内容の作品。 そしてそのような内容の小説を書くために、独特の句読点の使い方を行ったり、擬音語を多用したり、口語表現を積極的に取り入れたり、…を多用したりさまざまな工夫を凝らした文体を活用した小説がライトノベルと定義しました。 独特の内容と文体、それを一言で「アニメのリアリティで書かれた小説」と定義することにしたのです。 これではあまりにも範囲が広すぎて定義として機能しないのでは?と思われるかもしれません。実際そのような意見もいただきました。 しかしです。このような範囲が広すぎる定義ですらふまえていない「最近のラノベ」語りをよく見るのです。 正直に言って雑で見当外れな「最近のラノベ」語りを一つ一つ取
大橋崇行『ライトノベルから見た少女/少年小説史』を読みました。 まずは、戦前の少女/少年小説の流れの影響を受けて戦後に少女/少年マンガが盛んになり、それによって文字媒体での少女少年向けエンタメ小説が一時は退潮。しかし文字媒体での少女少年向けエンタメ小説が再び盛んになる過程については面白く読めました。 実際には→ http://blog.livedoor.jp/sherlockology/archives/51965760.html のような指摘はあるものの、それこそこのような分野により深く踏み込んだ著書は数が少ないと思われます。 なので間違いがあるらと言ってこの著書を否定するのではなくて間違いを指摘し検証を進めていけばより面白いことになりそうだと感じました。 しかしながら著者のライトノベル感があまりにも違和感があり首を傾げてしまいたくなるものなのです。 実はこの本が出版される前に、著者とツ
僕がライトノベルに出会ったのは、ライトノベルという単語を知る前でした。すでにパソコン通信の会議室の中でライトノベルという単語は誕生していたようですが、身近にパソコンもなく沖縄に住んでいる僕にはそのような単語は知るよしもなかったのです。 そのような僕が、小学6年後半から中学1年前半の一年間に ◎ライトノベルの元祖的存在である新井素子の『グリーンレクイエム』『…絶句』 ◎ライトノベルという単語が生まれる前の『銀河英雄伝説』 ◎ライトノベルという単語が生まれた直後の『フォーチュンクエスト』 に出会ったのです。 そのころ僕が読んでいた小説は『ずっこけ三人組シリーズ』『不思議の国のアリス』『クマのプーさん』といった児童文学や、子供向け歴史小説、せいぜい江戸川乱歩の『少年探偵団シリーズ』がかろうじてサブカル臭がする程度の、健全な読書好きだったのです。 その健全な読書好きが、今まで児童文学しか読んだこと
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