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ホーム / Interview / 【インタビュー】インディーにも、シューゲイズにも属したくない。揺らぎが目指す新しいシューゲイズのかたち 揺らぎ 滋賀県出身の4人組、揺らぎが8月8日にFLAKE RECORDSが運営する音楽レーベルFLAKE SOUNDSから初の全国流通盤『Still Dreaming, Still Deafening』をリリースする。シューゲイザー、ドリームポップ、ノイズミュージックに影響を受けたサウンド、クリスタルのように透き通るウイスパー・ヴォイス、そしてモグワイを思い起こすようなボトムの効いた轟音。現在は滋賀や京都を中心に活動している彼らだが、昨年はジャパニーズ・ブレックファストやレイジー・アイズなど海外のバンドとも共演を果たしており、これから注目すべきバンドであることは間違いない。 さて揺らぎを聴くと、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやスロウダイブ、あるいはイ
「フットワーク軽く、定期的に、リアルタイムで関西の音楽作品をレビューしよう。」というコンセプトで始まった「現在関西音楽帖~PICK UP NEW DISC REVIEW~」。第13回目となる今回は、EVISBEATS『ムスヒ』、フライデイフライデー『S.F.O.』、リクオ『永遠のロックンロール / 海さくら』、宵待『honne/1992』、Homecomings『Songbirds』の5作品をピックアップ! EVISBEATS『ムスヒ』 EVISBEATS ムスヒ AMIDA STUDIO, 2018年5月2日 BUY: HMV&BOOKS, TOWER RECORDS, Amazon CD LISTEN:Apple Music 奈良出身和歌山県在住のEVISBEATSが6年ぶりとなる3作目『ムスヒ』をリリースした。本作は、PUNCH & MIGHTYや前田和彦などと共に制作された。代表曲
「フットワーク軽く、定期的に、リアルタイムで関西の音楽作品をレビューしよう。」というコンセプトで始まった「現在関西音楽帖~PICK UP NEW DISC REVIEW~」。第12回目となる今回は、青木拓人『球状するダンス』、『CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜』(ペペッターズ「こころとあたま」)、清水煩悩『ひろしゅえりょうこ』、さとうもか『Lukewarm』、一行あけて『夢をみていた』の5作品をピックアップ!! 青木拓人『球状するダンス』 青木拓人 球状するダンス ヤマテノカゼ, 2018年3月7日 BUY: TOWER RECORDS, Amazon CD, 楽天ブックス ニュータウンに陽が沈む。春分の降雪以降、日に日に足りなくなってくる夜を充填してくれるような放蕩の歌。千里のジャック・ジョンソン、はたまた七尾旅人とでも言おうか、吹田在住の歌い手、青木
【コラム】開催直前!ゴールデンウィークは祝春一番2018に行こう! By: 峯 大貴 2018/04/24 カテゴリー: Column Tags: アフターアワーズ, スリー・キングス, 三宅伸治, 中川五郎, 友部正人, 梅原智昭, 歌屋BOOTEE with PiCas, 祝春一番, 福岡風太, 蠣崎未来, 鮎川誠 祝春一番2018のチラシ まだ「音楽フェス」という言葉すら日本になかった1971年。映画「ウッドストック」に刺激を受け、福岡風太らが大阪で始めた大規模野外コンサートの元祖、“祝春一番”が今年も5月3日(木)~5月5日(金)の3日間に渡って豊中市・服部緑地野外音楽堂にて開催されます。79年を最後に一旦幕を閉じるも95年から再開し、今年で通算33回目の開催です。 ロック・フォーク・ジャズ・諸芸と何でもアリ、御年70歳になりました主催者・風太さんは40年以上時流に目配せすらするこ
Special Favorite Music ロイヤルブルー(Royal Blue) Pヴァイン・レコード, 2017年 BUY: Amazon CD, タワーレコード, 楽天ブックス 本作の話をする前に少しばかりSpecial Favorite Musicに関しての思い出話をしたい。今から1年半くらい前の2015年12月、大阪は南堀江にあるFLAKE RECORDSでの事だ。その日は7インチレコードで発売されたシングル『Dribble / Future』のインストア・イベントであったのだが、イベントの中盤で「クリスマスも近いという事で今日は特別にカヴァー曲をやります。」と言って小沢健二の「流星ビバップ」をやったのだ。 2015年なので今のように完全復帰をする前であり、それを観た私は「なぜに小沢健二?」とも思っていたが、今から考えれば至極納得のいく選曲だと思う。なぜならばSpecial F
“よりフットワーク軽く、より定期的、よりリアルタイムに音源作品をレビューしようという、延長線かつスピンオフとなる企画”「現在関西音楽帖」は第5回目の更新。今回はFouFou『Fou is this?』、In The Blue Shirt『Sensation of Blueness』、絶景クジラ『自撮り』、The Josephs『DUNE』、Easycome『風の便りをおしえて』を取り上げる。「現在関西音楽帖【第1回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第2回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第3回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第4回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」と合わせて読んで頂きたい。 FouFou『Fou is this?』 FouFou Fou i
ホーム / Interview / 【インタビュー】空間現代 | 彼らはなぜ拠点を東京から京都に移し、ライヴハウス「外」を作ったのか? 空間現代が作った京都のイベントスペース「外」ロゴ 空間現代が京都に活動の拠点を移す。更に「外」というライヴハウスらしからぬ名前を持ったライヴハウスを作る。突然流れたそんなニュースに驚き、未だ混乱している方も少なくないと思う。彼らは東京で結成され今年で10年目を迎える。ヨーロッパツアーの敢行や演劇を始めとした他ジャンルとの共演などその活動は年々拡がりをみせている。ジャンルも国も超え順風満帆に活動を続けているように見える彼らが今、なぜ京都に? そして京都の“外”からやってきた彼らはこの街で何を企むのか。実際に三人に話を聞くことで少しずつ解き明かしていきたいと思う。(インタビュー:堀田 慎平) 「地点のアトリエであるアンダースローにみんな自転車で来て入口にバーっ
【インタビュー】国内唯一のダクソフォン奏者・内橋和久に聞く〈犬島サウンドプロジェクト Inuto Imago〉 By: 坂本 哲哉 2016/08/04 カテゴリー: Interview Tags: SENYAWA, 内橋和久 【インタビュー】国内唯一のダクソフォン奏者・内橋和久に聞く〈犬島サウンドプロジェクト Inuto Imago〉 瀬戸内国際芸術祭2016・犬島パフォーミングアーツプログラムとして、アルタードステイツや超即興などでギターをかきならす一方で、国内唯一のダクソフォン奏者として活躍する即興音楽の探求者、内橋和久が『犬島サウンドプロジェクト Inuto Imago』を始動させる。このプロジェクトは、ジャワ島のジョグジャカルタを拠点とし、現地の呪術や霊性の宿る民族音楽を基本としながらも、そこにアヴァンギャルドな手法を織り込むことで、サイケデリック・ミュージックや実験音楽の範疇を
【コラム】もしも、tofubeatsが乃木坂46をプロデュースしたら。 読者の方へ…… これは全て私の頭の中で起こった出来事であり、実際の事実とは異なりますこと、ご報告させて頂きます。 私はここ2ヶ月ほど風邪が治らず、休みの日は家で寝るばかりの生活。本や映画もろくに見ることなく寝てばかりの生活。そんな中で私の見つけた楽しみが、ありえないだろうけど、実現したら楽しそうだなというコラボを考えるというもの。 今回は、乃木坂46をtofubeatsがプロデュースしたらどうなるかを考えてみました。きっかけは単純なもので、欅坂46結成のニュースを見たときに、神戸だと北野坂だなという漠然としたモノから、もしも神戸のトラックメイカーtofubeatsが乃木坂46をプロデュースしたら「北野坂」という曲ができるんじゃないかと思い、彼がEP一枚をプロデュースしたらどんなトラックリストになるのかと考えていく内に、
ホーム / Interview / 【インタビュー】今、ここから何かが聴こえる~京都で生み出される音楽の現場~ | α-STATION エフエム京都 【インタビュー】今、ここから何かが聴こえる~京都で生み出される音楽の現場~ | α-STATION エフエム京都 By: 乾 和代 2015/10/30 カテゴリー: Interview Tags: くるり, エフエム京都 アルファステーションのスタジオ 古くは村八分、ボ・ガンボスなどから、くるり、キセル、ここ数年でもTurntable Films、Homecomings、本日休演など……あるいは〈ボロフェスタ〉〈京都音楽博覧会〉〈いつまでも世界は…〉など多くの音楽イベントを生み、育てた町、京都。なぜこの町は常に音楽の発信地であってきたのか。そして、今再び新たな息吹が吹き込まれているのはなぜなのか。今回から不定期でそんな京都の音楽シーンの、今
香川県高松市のレコードショップ兼ライヴハウスTOONICE 四国の音楽シーンを大調査! 第一弾はAAT、cowbells、forget me not、ITHAQUA、NNO、Off-end、Spiral Esparzaといったバンドでドラマーとして活動しながら、香川県高松市でImpulse records、TooNiceというレーベル、そしてレコードショップ兼ライヴハウスTOONICEを運営されている井川晃里さんにお話を伺ってきました! ご自身の活動から四国の音楽シーンまで幅広く語って頂いています。 香川県高松市TOONICE入口 この場所が音楽を深めることができるひとつのきっかけになればいいなって ──井川さんは愛媛出身とのことですが、そこから香川・高松でお店を出すに至るまでのヒストリーを教えて頂けますか? 井川 : 出身は愛媛県の四国中央市というすごく田舎なところです。もともと愛媛でラ
「レコードストアデイ」の認知度が年々高くなり、都会のレコードショップでは、インストアイベントや限定版レコードの販売など、魅力的なコンテンツで、多くの音楽ファンで賑わうことがしばしばあるそうだ。渋谷ではHMVのレコードショップが8月にオープン。その華やかな一面を見る一方で、地方都市では閑古鳥が泣き続け、惜しまれながらもシャッターを降ろす個人レコード店が後を絶たない。 奈良の中心街で営業中の「django(通称ジャンゴ)」も明日をも知れぬ不安の中、離れ小島のようにぽつんと客人を待っている。 ジャンゴのある「餅飯殿センター街」は古い歴史を持ち、アーケードを抜けると、人気スポット「ならまち」に繋がっており、週末には若い観光客や外国人も多く行き交う、近鉄奈良駅から徒歩10分ほどの好立地。とは言うものの、終日、夜8時を過ぎると一気にシャッターがしまり、人通りもぱったりと無くなるその光景は世紀末さながら
【コラム】フリッパーズ・ギターとヴェイパーウェイヴ – For Tracy Hyde管梓との対話から By: 森 豊和 2014/08/01 カテゴリー: Column Tags: For Tracy Hyde, フリッパーズ・ギター For Tracy Hyde Born To Be Breathtaken 自主制作, 2014年 BUY: ライヴ会場限定 映画『ソラニン』のロケ地にもなったライヴハウス新宿MARZ。その日のイベントに所用で訪れた私は2人の男と待ち合わせた。今後の取材についての打ち合わせだ。一人はジャパンタイムズやガーディアン紙で執筆しているライターのイアン・マーティン。話し合うべき本題以外にも、いちいち出演バンドを批評したがる彼。後から現れてイアンに流暢な英語で切り返したのはもう一人の男、ネオ・アコースティック・バンドFor Tracy Hydeのギター、メイン・ソング
日野浩志郎(birdFriend, goat, bonanzas) あなたがとにかく“尖った音楽”を求めているのであれば、日野浩志郎という人物は必ず知っておくべきだ。goat、bonanzasという2つのバンドのリーダーでありYPY名義によるソロ活動、そしてカセットレーベルbirdFriendの主宰者といくつもの顔を自在に操り、関西いや日本の音楽シーンにおいてカンフル剤のような存在となっている。つい先日も8月31日に心斎橋一帯を舞台にした大規模なイベント〈BEST FRIENDS〉の開催を発表したばかりだ。しかし活動が多岐に渡るがゆえにまだまだ謎多き人物でもある。そもそも彼の生み出す音階に縛られることない楽曲たち自体が謎多きものでもある。今回のインタビューはそんな彼の謎を解き明かす大きな手掛かりになったのではないかと思う。(取材・文 / 堀田 慎平) 高校の近くのコンビニで〈ウッドストック
本稿は、2020年のKANSAI ROCK SUMMIT(通称ロクサミ)が新型コロナウイルスの影響で …
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