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「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 相変わらず、根拠のない(エビデンスのない)糖質制限食批判が、 インターネットやユーチューブ(YouTube)で散見されます。 今回は、糖質制限食に肯定的なエビデンスとなる信頼度の高い論文を 取り上げてみました。 まずは、エビデンスレベルのもっとも高い 「エビデンスレベル1+」と「エビデンスレベル1」 の論文で、糖質制限食の有効性を示すものを列挙してみました。 集めてみると、こんなにたくさんあるのですね。 一方、糖質制限食に否定的な、 「エビデンスレベル1+」と「エビデンスレベル1」の論文は皆無です。 この時点で、「糖質制限食是非論争」に エビデンスレベルで、明白な決着がついたと言えます。 ましてDaiGoさんの個人的見解などは、エビデンスレベルなしであり、問題外です。
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 相変わらず、コレステロールに関する質問が多いので考察してみます。 一般に、LDLコレステロール値が140mg/dl以上あると、 基準値(140mg未満)よりは高値なので、 ほとんどの医師からは画一的な指導で 140mg/dl未満に下げるよう注意されると思います。 食事療法で改善がなければ、スタチン系薬剤などを処方されることが多いです。 確かに、日本動脈硬化学会のガイドラインに従えばそうなるのだと思います。 しかし、現時点で、相変わらず、日本動脈硬化学会と日本脂質栄養学会が バトル中であり、前者はコレステロール値は低いほど良いとし、 後者は、コレステロール値が高いほうが長生きという 全く異なる見解をだしています。 世界的にも、日本と同様、コレステロール低下派の医師と コレ
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【18/09/13 いんき 大坂なおみ選手、夕食どころか完全な糖質制限のようですね 一切炭水化物は摂らないそうです この流れは止められませんね 日本のスポーツ界も早く目を覚まさないと世界から完全に周回遅れですね 大坂なおみ、今度は「ティーン・ヴォーグ」が特集 新女王の食生活は「炭水化物はとらない」 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180913-00036626-theanswer-spo】 こんばんは。 ヤフーニュース 9/13(木) に、 大坂なおみ、今度は「ティーン・ヴォーグ」が特集 新女王の食生活は「炭水化物はとらない」 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180913-0003
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【18/07/17 yanosono 主食は茶色、卵は週6個まで 健康な食事9つの常識 こんにちは 津川友介さんの記事をお送りします。 読んだ中でいくつか疑問点がありました。 お忙しいところ恐縮ですが、江部先生の見解もぜひお聞きしたいと思います。 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO32754240Z00C18A7000000/ 】 こんにちは。 yanosono さんから 日経ヘルスに掲載された 津川友介氏の見解について、コメント・質問を頂きました。 津川氏は、 「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」東洋経済新報社 (2018/4/13) の著者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校助教授です。 さて、いまでこそ、「糖質制限食」のパイ
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)助教授の 津川 友介氏の著書 「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」 を読みました。 以下の緑文字の文章は、出版社の内容紹介です。 内容紹介 ハーバード大学を経てUCLA助教授として活動する医師が、 あなたに教える不動のルール 健康になるための「体に良い食品」はこれだけ! あらゆる食品をエビデンスベースで5グループに分類 ●バターコーヒーは× ●グルテンフリーは× ●100%果汁でもジュースは× ●βカロテンは× ●白米は× 今あなたが信じている健康情報は本当に正しい情報でしょうか。 お医者さんや栄養士さんが言っていたから正しいと思っていないでしょうか。 専門の資格を持っていると正しいことを発信しているように見えます
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【17/11/19 SHUKAN 糖質制限している人の本当のLDLは? いつも勉強させていただきありがとうございます。 多くの場合、LDLの検査値はFriedewardの式 LDL=総コレステロール-(HDL+TG/5) から推定していると思います。 糖質を普通に摂っている人ではこの方法でいいと思いますが、 糖質制限を続けていると中性脂肪(TG)が低下するため、 LDLの値の精度に不安がわきました。 Friedewardの式はTG<400mg/dlが適用条件とされていますが、 TGが100mg/dl未満の場合にも問題となり、 LDLを大きめに推定してしまうという報告があります。 http://www.ams.ac.ir/AIM/NEWPUB/08/11/3/0014.pdf TGが1
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 スーパー糖質制限食で、体重がすみやかに減少して、 標準体重になる人も数多くおられます。 一方、体重が30kg減少したけれど、90kgくらいでぴったり減り止まり、 スーパー糖質制限食をきっちり継続しているのに BMIは30以上のままという人も時々おられます。 この体重が減り止まるという現象に関して、 以前福助さんから、興味深い仮説をコメント頂きました。 以下の①②③です。 ①大きくなった脂肪細胞は、 スーパー糖質制限食ですみやかに標準の大きさまで小さくなる。 ②標準の大きさの脂肪細胞になれば、それ以上は小さくならない。 ③脂肪細胞の数は、減少しない。 ④成人でも、脂肪細胞が一定以上大きくなって限界に達すると分裂して 脂肪細胞の数が増える。分裂して増えた脂肪細胞がまた大きく
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 おはようございます。 『炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇』 という衝撃的な内容の論文が、 ランセット誌のオンライン版(2017/8/29)に掲載されました。 中嶋一雄先生から、詳しい情報をコメント頂きました。 carenetさん、中嶋先生、ありがとうございます。 一般の人には、衝撃的と言えますが、 我々糖質セイゲニストからすると、「日頃の主張がとうとう証明された」 というイメージでしょうか。 我が畏友、夏井睦先生の「炭水化物が人類を滅ぼす」が、 まさに正鵠を射ていた、ということですね。 1)炭水化物摂取量の多さは全死亡リスク上昇と関連。 2)総脂質および脂質の種類別の摂取は全死亡リスクの低下と関連。 3)総脂質および脂質の種類は、心血管疾患(CVD)、心筋梗塞、CVD死と関連してい
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 今日は、梅雨とは思えないような、爽やかな一日でした。 たなびく白い雲と青空、風に揺れる木々の新緑、池に戯れる鯉の群などを眺めながら、気持ちも晴れやかですね。 (^_^) ところで、昨日のレアチーズケーキですが、1個60gのものを丸ごと一個ですので・・・。 もっと大きいクリスマスケーキのようなものを連想させたみたいで…。すいません。 食前血糖値97mg、1時間後104mg、2時間後95mgでした。 さて今回は、迷える羊さんからコメント・質問いただきました。 『いつも良く読ませてもらっており、目から鱗なことばかりで非常に恐縮しております 色々とブログを読ませてもらってますが、ひとつ腑に落ちないことがあります 1)ケトン体をそのまま細胞が利用する 2)脂質、タンパク質を肝臓で
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 精神科医師Aさんから、SGLT2阻害薬とケトン体に関する論文の情報を頂きました。 ありがとうございます。 SGLT2阻害薬は、尿中に血中のブドウ糖を排泄させる薬です。 SGLT2阻害薬投与で健常人のデータでは、毎日50~60gのブドウ糖が尿から排泄されます。 2型糖尿人のデータでは、毎日71~93gのブドウ糖が尿から排泄されます。 当初、私は「糖毒解除など短期的使用には切れ味がよく有用な薬であるが、体重減少効果が半年でなくなるので、基礎代謝が低下していく可能性があり、長期投与は好ましくないのではないか」という懸念を表明してきましたが、この1年、評価が良い方に大きく変化しました。。 2015年11月に、ニューイングランド・ジャーナルにSGLT2阻害薬の研究結果が掲載されま
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 おはようございます。 間違いだらけの女性自身の記事が、ネットに掲載されました。 この錦織圭の元管理栄養士さん、知識不足です。 「糖質制限食」に対して、根拠のない批判を展開されてますので反論します。 細野恵美さんの本「一流アスリートの食事」も購入して読みました。 まず、びっくりしたのは、24ページに 「ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源なのだ。」 と明言してあることでした。 脳が、ケトン体という脂肪酸の分解物をいくらでも利用できることは、いまや素人でも知っている常識です。 こんなこともご存知ない栄養士がまだ日本に存在したことが、ある意味衝撃的です。 そして、こんな知識不足の栄養士が本を書いて間違った知識を広めることは、極めて有害です。 ハーパー生理学、ガイトン臨床生理学といった有名な医学
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 朝日カルチャー名古屋教室講座においても質問がありましたが、ネット上でちらほらと能登論文が登場しているようです。 私達、糖質制限食推進派としても、能登論文の信頼度が低いことを繰り返し発信する必要がありますね。 能登論文の結論は 「総摂取エネルギー比率、糖質が30~40%のグループ(=中糖質群)は、60~70%のそれ(=高糖質群)と比べて、死亡率が1.31倍だった。」 「糖質制限ダイエットを5年以上続けると死亡率が高まる可能性がある」 です。 以下、能登論文の信頼度が低いことを説明します。 能登氏は、492の論文(コホート研究)から、最終的に9論文に絞って、メタ解析をしておられます。(*) そしてこの9論文、私が既に読んでいるものがあり、わかっている範囲で、玉石混交です。
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 ベストセラー『おやじダイエット部の奇跡』 (マガジンハウス) の著者で、ノンフィクション作家の桐山秀樹さんが2016年2月6日土曜日、滞在先の東京都内のホテルにて急逝されました。 急性心筋梗塞でした。 ご著書によると、桐山さんは、2010年に気分不良で近医を受診、HbA1c:9.4%、高血圧、肥満、脂質異常症を指摘され、医師に「何でこんなになるまで放っておいたのですか!?」と怒られたそうです。 その少し前に、眼科の取材のときに眼底検査をして貰い、糖尿病網膜症があったとのことですので、すでに数年間以上高血糖の期間(高血糖の記憶)があったと思われます。 その後は糖質制限食で減量成功され、血糖値もHbA1cもコントロール良好を保たれとてもお元気でしたので、今回のことは残念でな
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 今日は「高血糖の記憶」のお話です。 すなわち、糖尿人において数年間以上血糖コントロールが不良であれば、血管の内皮に悪影響が出て、動脈硬化が生じます。 例えば、心臓の血管(冠動脈)が動脈硬化により狭くなって、つまりやすい状態になり、心筋梗塞や狭心症の危険があります。 これを「高血糖の記憶」といい、「消えない借金」のように生体内の動脈硬化が、ずっと残存して続きます。 つまり、数年間の高血糖期間のあと、継続して良好な血糖コントロールが得られても、血管合併症リスクは、その動脈硬化の部分では、消えないということです。 過去のコントロール不良の頃の消えない動脈硬化の借金が、「高血糖の記憶」です。 例えば、数年間HbA1c:8~9%台だったのが、スーパー糖質制限食開始で、速やかに血糖
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【16/01/19 深作 秀春 眼科外科医の糖質制限食 江部先生の本「なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか」を読んで目からうろこが落ちる思いです。私は眼科外科医ですが、糖尿病の患者が非常に多くて糖質制限やケトン体の概念を導入しようと思っています。 医学部時代の同級生の話ですが糖尿病の専門医でした。ところが彼自身が糖尿病になり、自身が専門である従来の糖尿病の治療を行ってきました。 しかし、糖尿病のコントロールが悪く、さらに糖尿病性網膜症が進行してしまいました。彼は数年前に、江部先生の講演を聞き、糖質制限療法を始めました。全身のコントロールは改善し、インスリンも中止できました。 しかし、網膜症は既に重症の増殖性糖尿病性網膜症となり、網膜剥離も合併し視力をほぼ失ったのです。この重症の糖
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 糖アルコールは、妊婦にも安全性の確立された甘味料です。 その中で唯一エリスリトールだけは、血糖値を上げず、カロリーゼロです。 甘味料の代表が砂糖ですが、砂糖の主成分はショ糖(スクロース)です。 ショ糖が虫歯に良くないのは、周知の事実です。 歯垢の中の虫歯菌(ミュータンス菌など)がショ糖を糧に繁殖し、その時できる酸が歯のエナメル質や象牙質を溶かしてしまうからです。砂糖だけでなく、ほとんどの糖質が酸生成菌の餌になります。 歯科医の豊田先生にご教示いただいたのですが、プラーク(歯垢)は重量で、約80%が細菌です。 虫歯菌の代表選手ミュータンス菌が、砂糖からつくる不溶性グルカンからできるネバネバプラークと、それ以外の酸産生菌群が、さまざまな糖質を利用してできる、水溶性のサラサラ
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 江部先生、「糖質制限は危ない」って本当ですか? (洋泉社)江部 康二 (著) \1404- 2015/4/11刊行。アマゾンで予約受付中。 こんばんは。 今回は、グルコーススパイク(ブドウ糖スパイク)のお話です。 近年の糖尿病の話題として、 『空腹時血糖値と食後高血糖値の差(ブドウ糖スパイク)が大きいほど、リアルタイムに大血管の内皮が傷害されて動脈硬化になりやすく、将来心筋梗塞や脳梗塞などの合併症の危険性が高まる』 ということが明らかとなりました。 糖尿病の人は、当然、ブドウ糖スパイクが大きいわけです。 また食後血糖値が180mg/dlを超えると動脈硬化のリスクとなります。 例えば、空腹時血糖値が100mg/dl~110mg/dl未満などと正常でも、糖質一人前を摂取後の血糖値のピー
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 おはようございます。梅雨らしい雨空が続いている京都です。 さて今回は、藻類などと糖質などについてVani さんからコメント・質問をいただきました。 「09/06/13 Vani おうかがいいたします 江部先生こんにちは!はじめまして。 いつも大変勉強になるブログをありがとうございます。 私は糖尿病ではないのですが、体型維持のため糖質制限をしております。 元々野菜と果物が大好きで、自然とベジタリアンになり体型は痩せ型です。 しかし、年齢とと共に体重が落ちずらくなり…糖質制限を勉強中ですが、とても奥が深いです。 ショックだったのは野菜の糖質が意外に多く含まれていること。 今まで穀類は全く食べなくても平気だったのですが、果物はもちろん、好物のかぼちゃやサツマイモ、玉ねぎや根菜類、トマトやえ
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 牛乳とヨーグルトに含まれている糖質の差はどの程度あるのでしょう。 そして、両者を摂取したあとの、血糖値の上昇に差はあるのでしょうか。 今回は、これらについて、考察してみます。 まず、牛乳100ml中に5gの糖質が含まれていますが、この糖質のほぼ全てが乳糖です。 一方、ヨーグルトに含まれている糖質は、乳糖だけではありません。 ヨーグルトは発酵乳に分類されます。 プレーンヨーグルトも100ml中に5gの糖質です。 「発酵乳は乳糖が牛乳よりも20~30%減少し、少量のガラクトース(0.2~1.3%)とブドウ糖(通常は痕跡)になり、これが乳酸に変化する。乳酸が生成しすぎると乳酸菌の生育が止まるので乳糖は完全に消費されない。普通乳酸は0.85~1.2%生成する。」 以上のことから
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【15/01/24 岡部 江部 先生 貴重なブログ拝見させていただき、 勉強になっています。 ひとつ、お聞きしたいことがありましてコメントさせていただきました。 糖質制限を行うにあたって、アスリートの糖質制限は体に負担はかからないでしょうか? 運動をする際にエネルギー源である炭水化物を摂取しなくても可能ですか? ちなみに私は 定時制高校勤務で 毎日通勤は往復10キロランニング、 部活は平日バスケ部(生徒とともにプレー)に約2時間参加。 土日は社会人バスケ(約2時間)や3日に1回はジム(約2時間・行き帰りはランニング)でトレーニングしてます。 いきなりの質問で申し訳ございませんが、 ご返答のほど、宜しくお願い致します。】 こんにちは。 アスリートと糖質制限食について、岡部さんからコメン
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 糖質制限、長く続けるべきでない理由とは http://kenko100.jp/articles/160713003987/#gsc.tab=0 という記事が、健康百科というサイトにのりました。 精神科医師Aさんにコメント頂きました。 以下、健康百科から一部抜粋です。 【ご飯やパン、麺類などの主食やイモ類などの炭水化物を減らす「糖質制限ダイエット(糖質制限食)」は、シンプルでわかりやすく、誰でもすぐに始められる人気のダイエット法だ。 ただ、腎臓の機能が落ちている場合など体の状態によっては糖質制限がさらに体調の悪化を招く場合も。 さらに、その減量効果が期待できるのは短い期間だけで、1年以上は続かないばかりか、長期的には死亡率を高めるとの研究結果も報告されているという。 5月
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【14/10/01 精神科医師A JPHC study ◇コレステロールおよび卵の摂取と糖尿病との関連について http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3460.html ①男女ともにコレステロールの高摂取では糖尿病発症リスクは上がらない ②閉経後女性において、コレステロールの摂取により糖尿病発症リスクが低下 ③男女ともに卵の高摂取で糖尿病発症リスクは上がらない ・・・・・・・・・・・・・・・ ところで、2013/3/18の糖尿病学会提言では、 「脂質栄養の過剰摂取が日本人における肥満そして糖尿病の増加に大きく関与しているのではないかと考えられており…」 「欧米の研究においては対象となるBMIは30~35以上のことが多く、肥満度の異なる日本人の糖尿病の病態
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【14/08/21 まろたん 新潮45・今月号の記事に・・・。 江部康二 先生 ご存知かも知れませんが、新潮45・今月号の記事。 管理栄養士・幕内秀夫なる人が、 「糖質制限食のリスク」について、 寄稿されています。 江部先生・夏井先生などの、個人名は名指しされていませんが、 提唱者が「医師だけに信憑性をもたれてしまう」 と問題提起されています。 「危ないのは、女性のまじめな人です」 と特筆されています。 トコトン極めてしまう傾向があるので、 危険度が高いと。 ま、この指摘、一理はありますが。 私はおっさんですから、この件に限らず、 「ほどほど、ぼちぼち」路線です。 何事についても、ハマルことはありません。 そんな私は、先生の提唱されている糖質制限食の、 主旨・エッセンスだけは、参考に
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 以前、精神科医師Aさんから、コメントいただいた文献をざっと読んでみました。 「オフロードサイクリストにおける運動代謝と身体能力へのケトン食の影響」 という題のポーランドの研究です。(*) 以下、この研究の要約と結果を、かなりアバウトに意訳してみました。 面倒なところは一部省いていますが、大意は合っていると思います。 <要約> 本研究の主な目的は、オフロードサイクリストの好気的パフォーマンスと運動代謝においての、長期的ケトン食の効果を決定することであった 被験者はトレーニング経験が5年間以上のオフロードサイクリングのアスリート。 8人の男性被験者、年齢は28.3±3.9歳 クロスオーバーで、ケトン食と混合食を一ヶ月ずつ。 それぞれ同じトレーニング負荷。 ケトン食:P:C:
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【14/04/13 HSG がんになりたいなら炭水化物 米国で1、2を争う癌専門病院 ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの センター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演 Why We All Don't Get Cancer http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか? A fats 脂質 B carbohydrates 糖質 C proteins たんぱく質 「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」 参考までに。】 こんにちは。 HSGさんから、
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 朝日新聞の医療サイト apital http://apital.asahi.com/article/story/2013122200003.html に、 妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法 と題して、宋美玄 (ソン・ミヒョン)医師が、投稿されて糖質制限食の批判もしておられます。 精神科医師Aさんから情報をいただきました。 ありがとうございます。 「妊娠糖尿病と糖質制限食」とても大切なテーマなので、 宋美玄 (ソン・ミヒョン)医師の誤解を解いておきます。 宋先生、本ブログをもし見ていただいて、ケトン体に対する誤解が解けましたら是非正しい情報を、発信していただけば幸いです。 宋先生は気鋭の産婦人科医であり、ベストセラー『女医が教える本当に気持ちいいセックス』の著者でもあり、
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 mawさんから、 日経トレンディネットの2014年3月13日 「炭水化物って、本当に悪者なの?」 という医学博士 大西睦子先生執筆の記事について、コメントいただきました。 まずは、大西睦子先生に一言、江部康二の著作やブログをみてほんの少し勉強していただけば、このような誤解だらけの記事はお書きにならないでしょうに、残念です。( ̄_ ̄|||) 以下一つ一つ、正しい知識を説明していきます。 それがそのまま、大西睦子先生の誤解への反論となります。 1) スーパー糖質制限食実践者において、エネルギー源としてタンパク質を利用することは、ほとんどありません。 スーパー糖質制限食では「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」が主たるエネルギー源となります。 2) 糖質を普通に食べている人の
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 おはようございます。 コレステロールについての質問はよくありあますので、少し詳しく考察してみます。 人体はタンパク質、脂質、無機質、水分等の主要成分により構成されています。 男と女で比べると、一般に女性は少し脂肪の割合が多いです。 人体全体の体組成はおよそですが以下のようです。 水分:55~65% タンパク質:14~18% 脂肪:15~30% ミネラル:5~6% 糖質は:1%以下・・・つまり糖質は人体の構成成分としては極微量。 その中で、脳は脂質に富み、ヒト脳の乾燥重量の65%が脂質です。 脳脂質の半分がリン脂質、コレステロールが1/4、糖脂質が1/4です。 コレステロールは、生体のあらゆる細胞膜の構築に必須の物質であり、肝臓で合成し腸肝循環によって制御・調節されています。 このよう
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 昨日に続いて、第24回日本疫学会学術総会での報告です。 「糖質制限食の安全性にエビデンス」 というタイトルで、ウェブ版のメディカル・トリビューンに掲載されました。 NIPPON DATA 80の29年間の追跡結果データを検討したもので、発表者の中村保幸先生は、私の京大医学部の同級生です。 9200人を29年間追跡して、 第1分位:糖質を一番摂取している群:糖質摂取比率は総摂取エネルギーの72.7% 第2分位~第9分位 第10分位:糖質制限を一番している群:糖質摂取比率は総摂取エネルギーの51.5% 糖質を一番摂取している群から順番に一番摂取してない群まで10群に分けて検討です。 その結果、 第10分位(糖質摂取比率51.5%)のグループは、第1分位(糖質摂取比率72.7
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